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神作品

女性まぎぃさん

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ふたりの居場所

それぞれの生活を歩みながら、オフは一緒に過ごす二人。
久慈の実家を離れ、sレぞれ自分のマンションで暮らしていますが、吾妻はよく久慈宅を訪れて勉強をしたりあれこれしたり。
特に吾妻が予備校の仕事をしながら翻訳の勉強を始めたことで多忙を極めています。

そんな彼らの日常と、二人でいるときの会話、何気ない言葉の中に見え隠れする強がりと本音。それらがとてつもなく小気味よくおしゃれで、この漫画が永遠に続かないかなあと思ってしまいます。

最後のやりとりには涙が出ました。。

続巻も待ち遠しいけど、既刊も何度でも読み返して楽しめる、そんなシリーズ。

アクトアウト(下) 非BL コミック

冬房承 

バックグラウンドが語られる2巻

そう、完結となっていて、これは上下巻での発売なのです。
しかーし!お話は終わっていない。作者さんが後書きで心残りだと書かれていたように、読み終わって一応一段落した体ではあるものの、ここからの続きが読みた過ぎてじれじれします。

対照的な二人の過去が語られ、それぞれに壮絶な人生を歩んでいたのだと分かる。読者に分かるけれど、自分でも見つめることを避けてきたその過去を、お互いだけに語るシーンが切ない。胸にぐっときました。

相変わらずきれいなスケートシーンと、次第に心を通わせる二人の人間ドラマにじーんとします。

祥伝社さんはどうしてこれをここで終わりにしてしまったのか?
onBLUE枠で続編ができないものでしょうか?
あるいは他の出版社さんでぜひ続きを掲載して頂けないでしょうか。
切に続編を望みます。

ふとこの作品を手に取る機会に恵まれて本当にラッキーでした。
作者さんの他の作品を探したのですが、BLが1冊しか見つからなかった。。

今後も注視していきたいと思います。

アクトアウト(上) 非BL コミック

冬房承 

おすすめ!

hontoで祥伝社のセールをしていてふと表紙が気になり購入してみました。
結果大正解でした!これは読まないと損と言い切れる!

フィギュアスケート選手と、その(主に芸術面)アドバイザーとなった元ダンスール。二人の人間としての交流を描く作品。
BLではないけれど、BLである必要もない。そして一人の青年の成長物語でもある。

本番で失敗ばかりのいばら。でも練習の鬼。
そんないばらの元に、元トップダンスールのヴァシリーがやってくる。いきさつは後で騙られるけれど、コーチでもコレオグラファーでもない彼が、どういばらのフィギュアに関わるのか。

なによりフィギュアのポーズがきれいで迫力がある。そして、自分のことをあまり出さないいばら。ヴァシリーと共に、読者も彼が一体どんな人間なのか、何を考えているのかが分からない。
ただ彼の世界トップのスケーティングと、月のような凜とした、けれど冷たい体温のたたずまいに魅せられてしまう。

一方のヴァシリーは、太陽のような雄々しい存在。けれどケガで引退してしまう。彼のバレエがいばらに変化をもたらすのか?

そう、スケートがうまいからといってジャンプが跳べる訳ではないし、よい得点がとれるわけでもない。そういうフィギュア漫画かと思ったら全然違った。

もう今はこの漫画のことしか考えられない。
2巻に続く。

絵が綺麗ですね。そして筋肉と人体がかっこいい。その説得力あっての、ヤクザと医師の恋。よかったです。

トラウマを抱えて田舎街に赴任してきた樋口。心臓外科を目指していたのに内科なんて。。
そこで出会った天授。ヤクザだが傷ついた樋口を優しく強く包んでくれる。

ヤクザながらどこか優しく寂しがりな天授と、真面目に突っ走ってきた樋口。お互いに本当の自分を曝け出せる相手に出逢い、恋に落ちてゆく。
そんな甘いストーリーでした。

一迅社さんながら濃厚なHシーンの連続でした。竹書房さんでも描かれていたような?
これ18⚪︎で出してほしいなあ。。

二人の恋物語最高

ちょっとおまけ気味ながら神評価を入れてしまいました。
二人の恋が良すぎて。。

鉄面皮無表情仕事できるマンの滝籐。そんな彼から告白され迷いに迷うおじさん(ごめんなさい)上司の志島さん。オールバックでメガネで、人当たり良さそうな雰囲気なのに乙女入っててかわいい!

一方の滝籐があまりに無表情で何を考えているか分からないんですが、志島に振られて確かに傷ついているんだろうなとか、突然微笑んだ瞬間とかがギャップ萌ですね。

なんといっても思ってもみない告白をされた志島さんの独白がちょっとおかしくて、でも可愛らしくてとてもよかったです。
あ〜、恋が始まる時ってこんな感じだよな〜、って納得の人間ドラマでした。

花と銀 1 コミック

高橋秀武 

続いてた。。

いや、1巻って書いてあるだろ〜、と自分に突っ込んでしまいましたが、完結してませんでした。
続きが早く読みたい。。

どちらも元警官。一人は何でも屋の探偵に(攻め、年下)、もう一人はヤクザに(受け、年上)。
高橋さんはこの組み合わせがお好きですね。色っぽい年上受け、大好物であります。

ヤクザの花井は、向かいのビルを見張るために、知り合いだった探偵左右田の事務所にちょくちょく入り浸るようになる。
一方の左右田は警官の頃から花井のことが好き。花井に気に入られようとアプローチするも本気にされない。

しかし、左右田の事務所に出入りするために都合の良い関係になろうと体で誘ってみても、ちゃんと好き同士にならないとHしない、と突っぱねる左右田。そんな彼をみているうちに、まるで迷子の猫のようになんとなく左右田に懐いていく花井なのでした。

花井さんが女性体型?なのかなんか色気がすごいんですよ。
このワンコ探偵に絆される日は来るのか。。
すごくいいところで1巻が終わっていて、続きが気になる〜

めざめた後の2人の人生が始まる

漫画として最高だなあとしみじみ。。
台詞がピリッと小気味よくて面白いのに加え、メインカップル以外のキャラたちもしっかり描かれていて、Hはしっかりアレですし、さらにリバとか最高なんですけど。

ここへきてようやくタイトルの意味がはっきりしました。
なんとそうでしたか!新世界、ドボルザークじゃなかった!

自分のお店を開店させてんてこまいながら順調に足場を築いているしのぶ。
相変わらずイケおじがすぎるマコちゃんですが、Hのときはかわいいなんてギャップ最高です。

ですが、今巻は転ずる回。マコちゃんの転勤、結婚、トラウマ。。
この2人がどう乗り越えていくのか、あるいはどう成長してくのかとても楽しみです。

あとがきまでしっかりと描き込まれていて隅々まで読みました。
これが漫画だなぁ、というようなシリーズ。

アルファ化

優しく控えめな優等生だった攻めが、アルファ化して支配欲に満たされることに苦悩する。そんな下巻でした。

しかし、そんな心体の変化を理解していこうとする攻めがかっこよく見えてきます。
一方、イケメンだし確実に男子だけど、かいらしく見えてくる受け。
この少しずつの描写の変化がうまいなあと思わされます。

人類がオメガバース化していく歴史の最初を描いた、ラブストーリーでもありSFっぽい映画のようでもある、そんな作品でした。
人間ドラマ、恋愛、H、どれを求めている方にもはまりそうな読み応えある作品でした。

これは。。

いや、エロすぎませんか。。
HってここまでHに描けるのですね、という発見がありました。

以下ネタバレあり。
でも設定をあらかじめ知っていても十分楽しめると思います。



本編を読み進んでいくとだんだんとはっきりしてきますが、オメガバースです。
人類最初のオメガバース、と銘打たれているだけあり、ヒートや様々な心と体の症状に戸惑いながらも、動物の生態にヒントを得て理解していくという高校生カップルのお話です。
攻めの方が、心優しいαで医者の息子というところがポイント。

ヒートにあてられて激しいHをする2人。好きだからという理由ではないけれど、2人の人柄が次第に読者にもお互いにも時間をかけて伝わってくるストーリーで、上下巻読み応えがありました。

いい!

まだ最後まで読み切ってないのですが、エントリーはこの1点しかないようなので先走って評価を入れます。

本編が最高にドロドロしていただけに、このキュンとする裏設定が最高に萌です。
本編はドラマで、こちらはその役を演じている俳優の舞台裏という設定。

いや、坊ちゃん役のアイドルが素でかわエロなのに加え、ただの何の華もなさそうなおじさん俳優がなぜここまでカッコよく色気があるように見えるのか、と、作者さんの凄さに舌を巻くばかりでした。

個人的にはマストバイだと思う番外。