晃子さんのマイページ

神作品

女性晃子さん

レビュー数17

ポイント数85

今年度54位

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王道主従モノ、みなさんお好きですよね?

おそらく大多数の方は表紙の人が受けだと想像されるかと思うんですが、はい、それで合ってます。
幼馴染でDK同士「受けの同級生でもある執事x少女マンガが好きで王子様にあこがれる主人(表紙のコ)」です。

この受け、めちゃくちゃ心が綺麗で優しいんです。
しかもナヨっとしてなくてちゃんと男の子。
三白眼(というかほぼ四白眼)の可愛い系メインキャラってなかなか珍しいですよね。
目の中もちゃんとキラッキラなんですよ・・・相変わらず目の描き込みがすごいですセンセ。
しかもこのビジュアルでちゃんと最後までします。

攻めが健気!せつない!でももちろんハピエン。
心の声がおもろいw
当て馬はスピンオフ「白雪姫~」のメインキャラなので、ご興味あればそちらもぜひ。

私がこの作品で一番気に入った点はなんといっても、攻めの「義継」という武士のような名前(そこー?!w)。
スピンオフ先では「政宗・政臣」だし、吉尾センセ、絶対武士っぽい名前好きですよね?(えぇ私もです。てか違ってたらゴメンナサイw)
吉尾さん作品の中では断トツで「叶わぬ恋の結び方」とその続編「繋いだ恋の叶え方」が好きなんですが、本作と「奥まで触れてもいいですか」も好きです。
おすすめ。

受けの妹もかわいい。
てゆーか攻めの友人、有栖川智(さとし)くんがタレ目でカッコイイ・・・
そしてそして、攻めのパパがイケオジ・・・(じゅる
はっ!いかん(拭う

家ではモサい(受けの)パパが外で髪をあげてちゃんとしてるとこが見たかった!

年下・寡黙・童貞・赤面・純情ウブ攻めが好きな方、必見です!

おそらく大多数の方は初見で表紙の人が受けだと想像されるかと思うんですが、どっこい、攻めです。

寡黙で不愛想なのに、ピュアッピュアで真面目で、一途な純情青年(攻め)が赤面しまくりながら、遊び慣れた感のある先輩(受け)に翻弄されつつも、だんだんとカッコいい攻めらしく・・・という感じの本作。
お互いがお互いに出会うことで、自分の中で不足していたパーツがカッチリとハマり、自分自身と向き合い、双方一歩前に踏み出すとともに、人間的にも成長していく・・・
こういうのが読みたかったんです!
2人のキャラにもすごく好感が持てるし、イケオジも出てきます(じゅる
はっ!いかん(拭う

しかしあの愛の言葉は本当に不意打ちだった・・・ウルっときたし、男性が泣くBL自体はあまりにも非現実的でもともと好きじゃないんですが、本作は全然そんな風に思いませんでした。

吉尾さん作品の中では断トツで「叶わぬ恋の結び方」とその続編「繋いだ恋の叶え方」が好きなんですが、同じくらい本作も好きです。
もう何回読んだか分からないぐらい。
超おすすめ。

あとTKBがめちゃくちゃ綺麗(そこかぃ!w

良質なリーマンBLをお探しの方、会場はこっちですよ~!

前作(「溺れるアンチロマンス」=デビュー作)を読んだ時は
「これはまた・・・すごい人が出てきたな・・・」
とかなり衝撃を受けたのですが、本作は某所に「前作と似てる」という内容のレビューもあったし、キャラの見た目が双方とも前作とそっくりだったので、ずっと購入をためらっていたんです。
まぁでも今回の40%引きで抗えず、アッサリ陥落したんですけどね。
買っちゃうよね~、まんまと出版社の戦略にハマるわたくし。

「アプリで偶然、同僚とバッタリ」系BLです。
片手が埋まりそうなくらい同じ設定の作品名思いつくなぁ。
たしかに親の顔より見た設定ではあるんですが、やっぱいいですね~。
2024年 BL AWARD ラブコメ部門7位、ちる点2300越えの実力をまざまざと見せつけられてしまいました。
絵柄も裸体も美しい!
受けの見た目もちゃんと男だし、いろんな表情の描き分けが素晴らしいし、特に攻めの恋を自覚する表情がたまらんです。
「お前(=受け)の嘘はいちいち理由が愛おしい」ほんそれ。

ただ一点だけ、プライベートのことを「プラベ」って何度も略してたのは、生まれて初めて聞いた略し方なのでなんだか馴染まなかったです。
個人的には「溺れる~」の方が好きですが、なかなかお目にかかれない(やや)横向き体○が堪能できたので、おまけの☆5。

似てるのは2人の見た目と、攻めの「ちゃんと恋愛したことがない」設定ぐらいでした。
なので私みたいになかなか手が出なかった方は特に、今40%オフなのでこの機会にぜひ。

見た目で敬遠してる人にこそ読んでほしい

去年 合冊版になるのをずっと待ってて、やっと通して読めた時の感動は忘れません。
これはまたとんでもない作家さんがデビューしたな・・・と。
発売日なのに、某サイトの評価&レビュー欄が20件越え&★5のみだったのも覚えてます。
しかもBL AWARD 2024 次に来る部門1位。納得すぐる。

「見た目のせいで周りから勝手に恐れられてる、不器用で優しい椿くん×可愛いイケメン幽霊、兜くん」

まだ1巻なので、BL展開としてはお互いに恋心が芽生えたかな?という程度。
キャラ濃い登場人物が意外と増えてくのね?とは思いましたが、2巻ではきちんとそれぞれの役割があって、充分に納得できる展開が待っているので、私みたいに思った方、ぜひご安心を。
キャラ作り・設定・ストーリー、どれも秀逸でした。
なので私的には文句なしの神作。

しっかし、攻めの色気がすごいですね。
彼の半裸体は本当に美しく、まるで写真を眺めているようです。
個人的に「あんまりマッチョなのはちょっと・・・」とか、「ギザ歯は好きじゃないし・・・」とか思ってましたが、1巻読んでるうちにそんなことどぉーーーーでも良くなりました、ってなんか私これいつも言ってるな?
真の良作ってぇのは、ホントにあっさりと自分の好みの幅を広げてくれるんですなぁ(しみじみ
なので、私のように見た目だけで敬遠してる方にもぜひ読んでいただきたいです。

猫化ー!

2巻も良かったー!!
1巻がかなり不穏な終わり方をしていたのでだいぶ不安はありましたが、2巻はある程度読者として納得できる展開でした。

BL的観点においては、1巻ではやっとお互い恋心が芽生えたかな?という感じだったのが、2巻では2人ともだいぶ気持ちに変化が現れ、相手に触りたいと思うほどお互いをかなり意識していて、焼きもちや嫉妬にまで発展します。

しかも4人の友情物語としても楽しめてしまったし、女生徒たちもみんなイイ子で可愛い。
友情っていいなぁ(しみじみ

<気になる点>
①イビツくんが謎すぎる。信用していいの?それとも結局悪者なの?
②ラストは心霊系BLあるあるみたいに病院で息を吹き返すパターンなのか?
それとも、もっと新しいアイディアで我々を驚かしてくれるのか?

興味深く今後も見守っていきたいです。

不満点をあえて唯一挙げるとしたら、どの人物も名前が個性的すぎて(しかも「名は体を表す」みたいにモロ狙ってる感じで)感情移入しにくいところかなぁ。
イヤそれでも他の要素がほんっとーーーーに補って余りあるほど素晴らしいので、我が神判定においては誤差程度でしかなく、感情移入して読んじゃうんですけれどもね。
「カブ」って呼ぶのもすっごい可愛いですし。

<特筆すべき良かった点>
①キャラ3人の猫化 短編
②2巻に限らず、作者さんのギャグセンスが個人的にツボ
③イビツくんの半裸体が拝める(拝む

しかし続きがめちゃくちゃ気になる終わり方ー!!!

全話良い!文句なしの神作。初ろむこさん作品としてもオススメ

ろむこさんの最新作(去年11月発売)なのにレビューゼロってどゆこと・・・解せぬウッ!

計7CPの短編集ですが、全話のキャラたちがどこかでつながってます。

①表題作「ややマッチョで海外育ちのアクセサリー作家x神社の権禰宜(ごんねぎ)」
神社のおみくじに関する作法や考え方などが学べるという、一粒で二度美味しいお得BL。
コタツでイチャついて受けが真っ赤になってるのがすごく良かった!
ただ一点、めちゃくちゃ惜しくて萎えたのが、樹里という名前はおそらくあの懐かしの日本人男性歌手から付けたのかもしれませんが、該当する英語名Julieは通常コッテコテの女性名です。
(男性形はJulius)
欧米生まれ&育ちだと その間あらゆる場面で女性に間違われて相当不自由すると思います。
(アジア帰りならまだセーフ)
あとテンプレ帰国子女はあんなにいっぱいルー語をしゃべりませんw
ああいうのはもっと超短期滞在の、しかもそれをわざとアピりたい人のテンプレです。
(あっこれじゃ二点だ)

②幼馴染DK同士の淡い恋物語。
こんなに短いのにこんなに良かったなんて・・・最後ウルっときました・・・。

③「運送配達員xのほほんとしたキレイ系の画家」
一人の画家の人生を、攻めだけでなく、実に意外な人物たちが救います。
丸窓のある画家の部屋がほんっとーーーにステキなんですよ。
あと配達員なだけあって、腕の筋肉とスジが良い!

④③作中のお伽噺に出てくる「くっそイケメンの王子x黒髪の少年」
これまたろむこさんにはかなり珍しい、目つきの鋭いマッチョイケメン攻めは必見です!
あらすじに少年と記載はあるけど、年齢でゆーたら多分中学生ぐらいかな。
お伽噺自体も萌えが詰まっとります。
シーグラスのカラー絵、見たかったな・・・。
ヤギがかわえぇ・・・。

⑤「あごひげ・メガネのバツイチ出版社担当x可愛い元気なイラストレーター志望」

⑥大学同級時代からルームシェアしてる社会人同士
「陽キャイケメンx目つきの悪い陰キャ黒髪イケメン」

⑦「自分を変えたくて、最近ジョギングを始めたチャラ男x意思がめっちゃ強い、スポーツ用品店のイケメンメガネ店員」
身長差があまりなくて男らしい男同士のBLを欲してるみなさん、会場はこちら(⑥&⑦)ですよー!

やはりろむこさんは漫画の作り方そのものがものすごく上手いと思うんですよ。
描くアングルや場面の魅せ方とかもだけど、比喩やモノローグが秀逸ですごい。
心にグッとくるのでやめられない作家さんです。
キャラもみんな可愛い!カッコいい!

えrは①と⑥にほんの少~しあるだけ。
でもほぼ文句なしで全話素晴らしかったので☆5。
某所でもレビュワーさんが書かれてましたが、初ろむこさん作品としてもオススメです!

店長の色気に全部持ってかれた(好みの具現化大魔神でした)

「恋人だけが思い出せない」がめちゃくちゃ良かったので、表紙が非常に美しい本作も読破。
全部で3CP(3話+2話+1話)収録された短編集です。

一言言わせてください。
「店長がテライケメンーーー!!!」
髪型が好みドストライクです!!巻き毛!!オールバック!!
カッケェ・・・色気がパネェ!!
(↑一言の範疇軽く超えてた)
タバコシーンまであるなんて!
コーヒーを飲む時に胸元の義経(またの名を胸筋)がチラ見えもします!
前腕の筋肉のスジもしっかり描かれてます!
(↑一言設定どこ行った?)
2CP目は表題作のスピンオフで、この店長が攻めで、カラーの3ページ目と6ページ目にも描かれてます。

店長に限らず、全体的に首が太すぎたり、ところどころパースが・・・ので作画が安定しない箇所もありますが、店長のおかげでワタクシほくほくでございます。
受けも髪を下したら感じがガラリと変わってすごく良い!
「いけません…こんな…」
こんな昼ドラみたいなセリフがしっくりくるBLがいまだかつであっただろうか、いやない。
(←古文の先生 こんなに人生に生かせる知識をありがとう 私は元気です)

ただ・・・床上でヤってそのまま朝まで寝過ごすなんて風邪ひくぞ?体バッキバキなんぞ?ってツッコミどころ満載なんです。
自分こういうありえない描写があると一気に萎えるタイプなんですが、本作は店長の色気に免じて(←じゃけぇ何様なんよw)例外。

3CP目だけは独立したお話で、受けは引きこもりというよりは、実家の商店でちゃんと働いているようです(ホッ)。
出不精ってやつですね。
これだけちょっと以前の絵柄でした。

以上、2CP目がもんんんんんのすごく良かったのでおまけの☆5。

・・・・・・あれ?もしかして私 表題作(1CP目)に関して全く触れてなかったりする?
いやいや1CP目もかなり良かったよ?!
とにかく絵柄が好きな方、本作読んでみてください、オススメ!

全イケオジ好きさんに、レイフのパパCPを一目見てほしい。

(全11巻まとめてのレビューです)

10代の頃全巻持ってました。
「別冊少女コミック」で1981~1985年に連載されていて、1986~1987年にTVアニメ化もした少女漫画です。

BLどころか恋愛自体全く関係ない話もたーーーくさん含まれてるので、BLは "ストーリーの主軸ではない" んですが(なので本来ならば非BLタグが付くべきところではあります)、複数のゲイCPが普通に登場するのでリアタイ当時すごく新鮮で、ドキドキしながら読んだのを覚えています。
BL該当話はぜひ読んでいただきたいです。
直接描写はせいぜい軽いキスぐらい、吉住渉さんの「チェリッシュ」みたいな感じです。

昔の米ドラマ「フルハウス」とか「ファミリータイズ」「アーノルド坊やは人気者」、あと漫画だと成田美名子さんの「サイファ」「エイリアン通り」とかが好きだった方にはものすごくハマると思います。

<内容について>
アメリカの平凡な家庭で生まれ育った、男に間違われるほどの男勝りな女の子 フィーが主役で、本筋はフィー家族のホームコメディをベースにしたヒューマンドラマですが、話によっては主役が変わります。
ゲイCPたちの掛け算前後は不明ですがこんな感じ:

・フィーの兄 ケイx彼氏 レイフ
・レイフのパパ(超絶イケおじ)xパートナー(パパよりちょい若めの成人男性)
・レイフに振られたケイx画家志望のノンケ芸大生

ほぼ全員、とんでもないイケメンです。
ケイがレイフに振られる理由は、フィーに片思いするからなんです(つまりここが少女漫画である所以)
「俺はゲイなのになんで女の子に恋なんか・・・?!」ってやつ。
令和に合わせた言い方をすると彼は「バイ寄りのゲイ」。

絵柄は2巻以降だんだんと綺麗になっていきます。
渡辺さん作品の中では、本作の後半と「聖14グラフィティ」の頃の絵柄が一番好きだな〜。
ちなみに本ページ記載のAmazonだけでなく、各種電子書籍配信サイトで読めます。
昭和の作品なので一冊484円、各巻190ページ前後。

ちなみにちなみに、一条ゆかりさんもこういう、男に間違われる女性&男性の恋愛を短編で2本も描いていて(片方の女のコはおそらくバイ寄りのレズビアン)、「有閑俱楽部」の14巻と15巻に収録されています。

血のつながってない義兄弟CPがめちゃくちゃ刺さった!

「こんな男は愛される」のスピンオフです。
「誠陵東高校シリーズ」として計3作品シリーズ表記している配信サイトもあります。

全員DK、計2CPのお話。

★前半CP:
「M気質×S気質の生徒会副会長」。
「SxM」はよく見かけるけど、「M×S」ってかなり珍しくないですか?
SMっつってもかなりソフトなので苦手な方はご安心を。

★後半CP:
義兄弟(親の再婚なので血は全くつながってない)で「大柄で不愛想・不器用な弟x小柄な兄」。
こっちのCPの方が大好きです!
2人とも可愛いんですよ・・・特に兄!
小さいけど細マッチョですごく男気がある!
そして体位がーーー!!!えrい!!!(←落ち着け)

さらに、脇役で登場する残りの1CPはスピンオフ元である「こんな男は愛される」と「ヒミツの夜遊び」でたっぷりと描かれています。
本庄りえさんは個人的に「世界は尻尾でできている」「酒と上司と甘いキス」「速水くんと4人のオオカミ」がめちゃくちゃ好きです。
「裏腹眼鏡サマの懊悩」もメガネ好きにはたまらんです(*゚∀゚)ムッハー! (←落ち着け)

本作ももっと多くの人に知られてほしいなぁ。

スーツ男子好きさん集まれ!体から始まる塾講師同士の恋

好き!えがった!
こんなに良作なのに、意外とレビュー少ないですね?

高城さんの一番人気作「マウントポジション!」は私的に絵も話もハマらなかったのですが、本作はハマった!
絵はやっぱりあの頃だけ(2017~2019年の終わりぐらいまで)作画が安定しない時期だったのでは・・・?
本作では非常に美麗&えrいし、もう言う事ありません。

某サイトレビュワーさんも口を揃えておっしゃってましたが、とにかく胡桃沢くんがかっこいい!
話は・・・あらすじ欄をご覧のとおり、まぁ~偶然ゲイが3人同じ塾で、しかも全員ゲイバレ済みってのも確率的にほぼありえないのでファンタジーですなw
でも本作に至ってはそこが良かった。

1話だけでも短編として成立するぐらい引き込まれましたし、2話以降の白井先生のアフォ具合もちょうどいいw
なにより、お互いの中で徐々に恋心が育つ過程が手に取るようにわかったし、本作がきっかけで他の作品も読んでみようかなという気になった、私にとって記念すべき作品なんです。
スーツ男子好きな方には特におすすめです。