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女性きゅあきゅあさん

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髪の毛とか爪とか

↑怖いアイテムですよね。
切り離された身体の一部分ですもんね。

夏なのでホラーちっくなこちらの作品、手に取りました。
怖ーい話、大好きです。


攻めは美貌の花屋さん。
元僧侶というポテンシャル持ち。
受けは無自覚な霊取り憑かれ体質のリーマン。
幼い頃からこの世のものではないモノを見てしまい、虚言癖を疑われてしまった過去があります。


そんな二人が、出逢い、対峙する得体のしれない存在。
徐々にこの怪異の正体がわかる経緯もテンポよくて、飽きずに一気に読んじゃいました。
二人の惹かれ合うポイントも分かりやすくて、文句なし。


いや、本当に毎日暑いですからね。
この作品読んで、ゾワッとしてみるのも良いかも、ですよ。

1巻も良かったが、2巻は更に良い

この作品大好きで。
定期的に読み返しては「ほこほこ」させていただいていました。
そしてありがたいことに、続編、ですと!?
期待して早速読んだら、期待以上なんですけどー!!(嬉しい悲鳴)

もう、二人の嫌味のないラブラブっぷりが最高なんです。
この「嫌味ない」って結構重要でして。
1巻から2巻を通してずっと、胸やけ一切なし、の甘やかさなんですよね。

藤田の同僚のしのさん同様「はわわ~」とか「ぐわぁ〜」と心の中で声を上げながら、楽しく二人のやりとりを読めます。
これ、本当にいつまでも眺めていられる。
しのさんが羨ましいです。
私もそのポジションで見守りたいですもん。

藤田の彼氏力の高さと林くんの笑顔の可愛さ、この巻で終わらせるのは、もったいないですよ。
続編、お願いします。
読者「総しのさん化」して、見守りますから。

転生モノ

本当にイロイロな転生モノが出ていますし、読みましたが、今のところ、この作品が一番読みやすかったです。
攻めも受けも真面目で地に足がついている感じ。
とても好感がもてます。

前世の記憶を夢、という形で見てしまう受けの、恋の始まりの葛藤…の前編「やり直すなら素敵な恋を」。
そして後編は恋人同士になってからの、受けの揺れる恋心「やり直してもホントの恋を」。
どちらもスッキリとキレイな着地点でした。

前世の二人の物語が、びっくりするぐらいベタで王道なんですよねー。
そこがかえって良かったんですよ。
所詮、前世の話なので、あまり複雑にされると現世が色褪せてしまう。
現世の恋を際立たせる効果としては、抜群でした。

表紙や挿絵がスタイリッシュで、そのイメージで読み進めていくと、二人の恋もとてもオシャレなものに感じられる。
うーんイラストの効果って凄いと改めて実感しました。

攻めさんがスパダリだけど、傲慢じゃない…とても好きなキャラでした。

(いい意味で)もうこれはこれでイイ、という境地に至る

前巻レビューで「もう少し(航平と太一の恋愛を)スピードアップしていただかないと、草葉の陰から見守ることになる!」とやや、焦りの心境を吐露させていただいた者です。
年齢的にね。

今巻も、そのスピードアップをお願いしたい気持ちに変わりはないのですが、なんだろう、ちょっと達観というか。

太一が、「なんだかんだちゃんと恋愛脳になってきている!…かなりのスローペースだけど…」という部分にじんわりと喜びを感じてしまったので。
だってだって最初の頃の恋愛の「れ」すら意識してそうもなかった太一が。
航平の周囲の女性の影にムッとしたり、自ら抱きついたり、キスの余韻に浸った(そんなでもないけど)り、とまぁ〜成長したなあと感じたのでね。

もう…これはこれで…うん、良いやと。
満足しました。
読み終えて(ちょいちょい不穏ながらも)幸せな気持ちにさせていただきました。

ただただやっぱり、先生、できるならもう少しスピードアップを…。
先生のこの先まだまだ長いぞーと示唆するコメントに震えてしまったので。
何卒よろしくお願いします。

秘書佐々木さんが一番光っている作品です

攻めは傲慢で俺様な、火崎先生の作品でよくお見かけするタイプでして。
その俺様っぷりを許せるかどうかで評価は分かれると思います。
私は、ギリ許せました(笑)。

後半のトラブルは「ありがち」な上に、なんともご都合主義な展開なので、ワクワクどきどきしないのですが、受けの八王子が終始可愛くって◯。
助け出されあとに玖珂に抱きつき泣くシーンは、「よしよし」してあげたくなっちゃう。

玖珂はなんだかんだで最初から八王子に惹かれているのがわかるし、しごでき男が受け(だけ)を甘やかす話は大好物なので、こちらの評価で。

あと、脇キャラの佐々木さん…好きだ…

物足りない

可愛らしいお話で、スッキリきれいにまとまっていて、楽しく読めました。
神崎(攻め)も心(受け)も二人とも嫌味のない努力家なので、好感持てましたし。
でも、なんか…んー…物足りなかったんですよね。

登場人物の中で、もう少し活躍させるともっと楽しくなりそうなキャラが何人か出てくるのですが、その方々がひっそりと埋もれて終わってしまったからかもしれません。

心の推し(神崎)への気持ちが、ファン心理から恋愛感情へと変化する過程、神崎の「好ましい」気持ちが「愛」になる過程、それぞれが、イマイチ伝わってこなかったのも、物足りなさポイントですね。

話としては王道ストーリーで安心感があります。
心の推し活言動にほっこりとなるので、推し活に疲れた時に読んだら、初心に返ることができるかも。

言ったよね?ジーノが最高だって

1巻のレビューでもジーノがめっちゃ好みだ!とウザいぐらい主張していましたが、やっぱりジーノが最高に格好良くて可愛いと再確認しました。
ジーノ、すっごい好き。
受けとして、私の「好き」要素が全て入っているーー!
先生、本当にありがとうございます。

1巻のラストが不穏だったこともあり、2巻の発売を首を長くして待っていました。
冒頭、ダンテを想うジーノの表情にグッと胸が詰まり、もうこの場面だけでも待っていた甲斐があったと思いました。

2巻はダンテの正体や想いにスポットライトが当たる描写でしたね。
痛くて切なくて苦しくて…からの痛快な救出劇。
これぞエンターテインメント。

粗さもあるけどテンポの良さは1巻から引き続きで。
次巻への期待とワクワクも同様で。
ダンテとジーノの関係も、ずっと甘々で。
部下たちは有能で可愛くて。
キャラもストーリーも文句なし。
いやもう、さすがです。

やさしい世界

田舎で育った二人が「幼馴染で恋人」という関係のまま、都会で生きていく。
たんたんと。

それだけの描写なのに、こんなに胸が温かくなるんですね。

好奇心旺盛で表情がくるくる変わるコタと、冷静で仏頂面な瞬平。
お互い一緒にいるのが当然で、大切な存在なんだって言葉にしなくてもわかりあっているのが、本当に素敵。

二人の大学生活は、友人ができたりして少しずつ変化していくのに、その「二人は一緒にいるのがあたりまえ」のスタンスは変わらない。
だからえっちシーンも自然体で、特別感のない感じ(←褒め)なんです。
読み終わったとき「あーなんか、こういう人たち、そのへんに居そう」と思ったんです。
そのぐらいの自然体っぷり(笑)。

『幼馴染で恋人同士』が大好きな方は、ぜひ。

町長が強キャラ

スッキリとした後味、という感じの読後感。
地方再生、活性化の問題が主軸の行政モノを扱った作品ですが、軽すぎず、重すぎず…の程良い塩梅のストーリーで読みやすかったです。

地方ローカル局の新人アナウンサー旺介と、山間の小さな町の役場職員水波(みなみ)が仕事を通じて出会い、惹かれ合っていくのですが。

んーー、でもこの主人公CP二人にあまり魅力を感じなかったんですよね。
町長がイイ男過ぎて。
とにかく、町長がイイ男過ぎて。
メインの二人が吹っ飛ぶぐらい、カッコ良かった~。
町の抱える問題に全力で取り組み、職員には気配りも出来る所謂「しごでき」男。
幼馴染の水波を見守り、支える包容力も兼ね備えているという、まさにパーフェクト攻め(←違)。

ということで、町長が全てを攫ってしまったがゆえに、この評価ですが、1冊を通して自然の美しさや田舎暮らしの妙などが散りばめられていてその側面からもとても楽しかった。
苦労もあるけど、憧れてしまいますね、スローライフって。

今巻も面白い!

もうこちらの5巻にはBL的要素がほぼありませんが、本当にストーリーとして面白い。
楽しく読ませていただきました。
唸らせてもらいました。

普通の高校生とかリーマンもののお話で、BL要素がこれだけ希薄だと「??」となりますが、こちらのお話はそういう部分を超越している気がします。

もちろんアルトとエルヴァの恋愛シーンには、ほっこりしたりニマニマしたりしますよ。
でも、ストーリー展開が重厚過ぎて、そっちにのめり込んでしまって。
構成も下地もよく練られていて、毎回「ほぅ…」となってしまう。
これはどういうこと?あれはここに繋がっているんだ!とか。
今まで読んだことのないスケール感で、大好きな作品です。

今巻の暴力的表現も、私としてはストーリー上やむを得ないものであったと納得して読みました。
取って付けたよう、ではなく、薄々感じていたけれど明らかでなかった部分が晒された、と受け取りました。

そうした表現や、LOVEが薄ーいところに、不快感を覚えたり、焦れたりされる方々も一定数いらっしゃるでしょうね。
でもごめんなさい、私は楽しかった。
ずっと楽しいと思っています。
こんなダークファンタジーBL、今まで読んだことない!といつもワクワクしながら、この先も待っています。