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女性坂下さん

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キュン!ギャグ!そして…エロ!の黄金比

すごいすごいすごい…すっっっっっごくよかったです。興奮冷めやらぬ状態のまま、読了後に飛んできました。キュン!ギャグ!そして…どっエロ!この黄金比を知りたい方の教科書として、語り継がれてほしい一冊。

人の望む夢を見せる「夢屋」で働く、大学生で夢魔の望くん。そんな夢屋に、ある日夢を忘れてしまうことに悩む黒曜くんという青年が現れる。「学校の屋上」設定の「恋愛の夢」を見たいという黒曜くんの夢の中を覗くと、彼の夢の中のお相手はなぜか望くん!? ワイプ芸・大ビンタで夢とキスを切り抜け、黒曜くんが夢の内容を全く覚えていなかったことに安堵するも、大学の先輩後輩として再会してしまい…?

何から推していいのか…本当に全てがいいんです…。ロマンチックながら現代的な設定の「夢魔」。悪魔の血を引く望くんですが、その血への少し引け目を感じていて、差別も含め色々思うところがあるんです。それが冒頭の過去("屋上"がポイントなのもまたロマンチック…)に繋がっていて、物語の巧みさにあっという間に惹き込まれます。ドンドン先生ならではの、シュールでキュートなギャグも魅力的♡

どのシーンも本当に好きなのですが、やっぱり黒曜くんの告白がもう…ブワッと涙が出ました…そうだよね〜〜初恋だもんね〜〜ドラマチックでぎゅうっと胸が痛くなって、幼い時の2人の孤独とか、初恋のキラキラした感じとか全部の感情が弾けるような演出で、瑞々しく愛らしい絵柄も相まって本当にキュンとしました。

エチシーンも触れないと…いや、もう見て、としか言えないかも知れません。個人的に今年一エロいです。普段慎ましやか?な望くんの乱れっぷりが…見ないで!っていいなが腰をガン振りしちゃうのって…え〜〜〜んすごいよ〜〜(号泣)指の間からガン見してる黒曜くんの興奮ぶりも最高に良、いやもう最高に最高。あんなにピュアな恋物語にこんなどえっちシーンが入ってるなんて。。。禍福の極み。久しぶりに自分の胸に明確な""""萌え"""""という感情が宿ったのを感じました。

永遠に魅力を語れるのですが、やっぱり主人公2人の大応援団になれる作品は最高だなと。途中から頑張れ〜〜〜頑張れ〜〜〜〜幸せになってくれ〜〜〜!のうちわを振り続けていました。ちょっぴり不器用で、とっても優しくて可愛くてエッチな望くんと、そんな望くんのことが大大大大大大好きで、まっすぐでかっこいいワンちゃんのような黒曜くん。大学生で、年相応に悩みながら、お互いにちゃんと向き合い幸せを掴んだ二人に大ッ喝采でした。全人類に読んで頂きたい一冊です。バクもとってもキュートなので♡

"ピュア"で"エッチ"な同級生♡

すっっごくよかったです!ハードな作風が印象的な湯裸先生。普段の超精巧な作画はそのままに、ハイテンションでエッチ、とても可愛らしい一作でした♡

問題児の加賀美くんと、その素行に手を焼いている風紀委員の奥田くん。ある日、加賀美くんが悪〜い先輩たちのフェラをしているところに遭遇し、流れでエッチな展開に♡とんでもなくウブな反応をする奥田くんを加賀美くんが面白がり、徐々に心を通わせていく二人。しかし、加賀美くんには"トモヤ先輩"という逆らえない存在がいて…。

距離が縮まるにつれ、ピュアで寂しがり屋な一面が見える加賀美くんと、ドギマギするオタク童貞丸出しの奥田くんに最高〜〜〜〜!!!!になりました。何より優しいんですよ奥田くんが…。ことあるごとにエッチな加賀美くんに鼻血を出し、倒れる姿がたまりません。奥田くんはご家族も最高。あったかオタク一家です。
あとこれは湯裸先生作品ならではの魅力ですが、トモヤ先輩が怖い。そんじょそこらの当て馬とは風格が違います。存在のスパイスが凄すぎる。そして、二人が結ばれた後に加賀美くんにとある変化があるのですが、これがも〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!かわいい〜〜〜〜!!!!まさにギャップ萌え。奥田くんにメロメロで超超超可愛かったです。懐いた元ヤンは世界で一番かわいいんだ…。

ハラハラもエッチも味わえながら、ピュアなDKの恋愛も楽しめる大満足な一冊でした〜!湯裸先生のハードな作品もまた読みたくなったので永久機関になっちゃいますね…。

雷々来世 コミック

野白ぐり 

その約束だけを

号泣しました。
作品を全体通して少しずつ溜まった感情が、ブワッと最後に押し寄せてくる感じ。
野白先生の作品って本当に優しくて、切なくて可愛らしくて…この比率が完璧なんです。

前世の記憶を持った高校生の七星は、前世の主(殿下)である雷央と今世で再会する。再会に喜ぶ雷央に対し、再会を望んでいなかった様子の七星だがそれにはある理由があって……。

はあ…いいお話だった。読後の満足感・幸福感がすごい。同時に、思い出してずっと目の端に涙が溜まっている状態です。物語の構成がすごく素敵で、今世と前世がきれいに混ざっていき、2人の前世に何があったのかが分かっていきます。
なんといっても最後に明かされる雷央だけが覚えていた記憶。その破壊力がすごかった…。腑に落ちたというか、それまでの全てのことが、それまでも切なくて温かかったものが、さらに眩しく感じる…。どう考えてもお互いが大好きなのに、手を伸ばせなかった、それでも傍にいたかった、そんな気持ちが胸にグッッッッっと迫りました。野白ぐり先生の、透明感と光溢れる作画ももちろん素晴らしく、主人公2人が言葉で言い表せないくらい、美しいです。特に雷央の笑顔〜〜〜!胸が締め付けられる可愛さです。

高校生の2人が幸せでいっぱいで過ごせますように。。また涙出てきた。。
果たせなかった愛や、主従、溺愛・過保護従者、美人で華奢で凛とした受けが好きな方には絶対オススメしたい一作ですし、普段は前世ものを読まない方にも、切なさ・その後の温かさに涙したい方にも、、というより全人類にオススメしたい一作です!

絶叫するほど可愛いーーーーーー!

末広先生の新刊!!!!!!DKBL!!!!!これはすごい!涙が出るほど可愛い!!!!!!!キスシーンが盛りだくさん!!!!!!(美) "胸がキュンとする感覚"を味わいたい方は、今すぐ!ぜひ。

元カノの一言がトラウマになり、恋愛に奥手になっているピュアな高校3年生熊井くん。友人たちから背中を押され、クラスメイトの碧(みどり)さんに連絡をすると付き合うことに。しかし、次の日に待ち合わせ場所に現れたのは、学校一のモテイケメン碧(あおい)くんで…!?

同級生2人の恋愛が描かれる本作。距離が縮まり、お互いのことを好きになっていく過程がとても丁寧で自然です。末広先生の可愛らしい絵柄も相まって、"同級生で違うグループだった2人の恋"感が強く素敵でした。受験やお祭りなど、学生らしいイベントが盛りだくさんなところも最高です♡特に卒業式のシーンはお互いへの大好きが溢れててよかったーー!

碧くん、ベスト可愛いDK攻めに君臨するのでは…?超美人系のお顔に加え、柔らかい語調や、熊井くんに見せる優しい表情の数々が素敵すぎました。「だから今 かなり嬉しいかも」のコマ、美しすぎて息止まるかと!!!こんなに柔らかいDK攻めってちょっと珍しいかもしれません。さらに、物語の後半にそんな碧くんの"""""余裕のない表情""""が出てくるのですが…。これが健康に良すぎる…。がっつり沼にハマりました。。

2人のわんちゃん・マメ太とおもち、わちゃわちゃ家族も可愛らしい〜。
甘くて爽やかで、あったかくて…読むと幸せな気持ちに包まれる末広先生作品の魅力が詰まった一作でした♡(ぜひ続編をお願いします!)

こんなに両片思いで

心があっっっったかくなりました。すっごい。すっごいです。やまやで先生。本当に。

一見すると正反対な同僚の上野と神田。会社外では仲良しな二人なのですが、それぞれに口に出していない気持ちがあって…。

設定はとてもシンプルなのですが、心理描写と言葉が丁寧・真摯で、関係性ができている二人がさらに一歩を踏み出す過程が違和感なく描かれていて心から感動しました。特に「一生かけて〜」という神田のセリフがすごかったです。大砲で撃たれたみたいな衝撃でした。

友達から変わることって、得難い関係性ができていればいるほど難しいなってしみじみ…。だからこそ、付き合ってからの二人が微笑ましくてたまらなかったです。

やまやで先生、デビュー作なのでしょうか!!山手線沿線らしき情景や、上野の部屋など、画面の隅々まで、本当におしゃれで美しかったです。キャラクターは生き生きとしていて可愛らしく、お洋服も素敵でした〜…リアリティがあって清潔感があってじっくり見ちゃいました…!次回作も楽しみです!

ああ〜〜〜〜kanipan先生〜〜!!

よかった…本当によかった………読んだ方なら分かると思うのですが、漫画としても中身の彼らにとっても本当に"""よかった〜〜!"""なんです…。不穏で魅力的なタイトルと、表紙、、連載時からまとまるまで我慢していました。読書中に何度も残りページ数を確認し、怖い…どうしよう…かわいい…怖い…かわいい…ってなりました。

目に光がないイケメン(ヒモ)の亮と、可愛らしい清掃員の楓。どうやら逃避行中らしいこの二人。最初は誘拐?脅迫?と思いましたがお互いへの愛が溢れているので、その真相を知りたくページを読む手が止まりません。

話数を追うごとに明かされていく二人の過去と、今現在お互いの存在を確かめるように、抱き合う二人が交互に描かれて胸がグリグリ切なくなりました…。
そして何よりすごいのがそのラストに向かっていくシーン展開。

kanipan先生の作品ってなんて言うのでしょうか…一人起きてしまったの朝のような、夏の日の対岸の光のような…ちょっと寂しいけれど一等光る灯りみたいなんです。フワって静かに目の前が明るくなる感じ。二人の選択に、あ、そうかそういう選択あるか…!って気付かされました。よかったよ〜!!!

交番の前のシーン泣きすぎてしばらく読めなかったです。お互いの為に罪を犯した二人。償いは相手に会えない期間なんだろうなと思いました。これからはずっと穏やかに二人で過ごしていければいいなと願ってやみません。深く暗いけど、悲しいわけではない、希望があって胸に残る物語が読みたい。そんな人にとってもおすすめの一作です。

個人的には…

すごく楽しめました。

確かに、ロウよしのいちゃいちゃは足りなかったりロウなんで!?って思うこともありましたが、長く付き合っていく上で、こういうこともあるかなと思ったり。

ロウは付き合い方が分かるようになって、佳乃は気持ちの出し方がわかる。それがお互いのおかげ…本命だからこそ、っていうのが嬉しかったです。元々全然違う2人なので、こういうすれ違いはリアルです。

話し合ったら激しいすれ違いがないのも素敵。個人的にはみんた先生らしい、静かで優しい話し合いが好きです。できればいつかロウの嫉妬も見たいな…とか思っちゃいました。

ニコちゃんも健気で可愛いし、絶対幸せになってほしいです。佳乃に赤くなっちゃうの可愛い…だれでも佳乃を前にするとそうなるよね。スイくんがんばれ〜!

ONE HOUR LOVER コミック

ざぞん 

臆病で一途な王子様

ざぞん先生の新刊!ワクワクしながら発売日に早速拝読しました。

清掃の仕事をしながら、デリヘルで稼ぐ藤野と、清掃現場で顔を合わせるエリート会社員の天海。王子様のようにキラキラした天海を毛嫌いしていた藤野ですが、ある日指名された先で待っていたのは天海で…?というようなストーリー。

一途な攻めが好きな人には超刺さるのではないでしょうか。
私は刺さりすぎて胸が痛いです。
天海の感情を知ってから思い返すと、
そうか〜〜〜〜藤野のこと大好きなんだよな〜〜〜〜!!!(大の字)
この王子系ハンサムがあの時もあの時もこんなクソでか激ぴゅあ感情持ってたのか〜〜〜〜(大の字)(大の字)
になります。これ本当に癖に刺さる方が多いのではないでしょうか。
そして、その感情の向く先である藤野がこれまた可愛い。見た目の可憐さとは裏腹に、強気!男気!大胆!超健気!という具合なので、天海と一緒に藤野に恋に落ちた気分に。二人とも健気で、ピュアで応援したくなるカップルです!!!!

そしてストーリーはもちろん、それを表現する作画が本当にお美しい…!
既刊も全て拝読していますが、お顔の良さ、身体のバランス、お洋服のセンス、などなど画面隅々まで全てがうっとりするほど繊細でとてもきれいです。
一瞥だけでも引き込まれる画力の高さなので、ご覧になったことがない方はぜひ。

切なくもおしゃれで可愛い恋のお話に大大大大大満足な一冊でした♡

ハッピー・オブ・ジ・エンド

幸せなシーンにも、どこか脆く儚い印象が付き纏っていた本作。縋るように寄り添う浩然と千紘の姿を、ずっと応援しながら見守ったシリーズでした。

人の死を乗り越えたり、もう二度と会えない形で愛を描く作品をたくさん読んできました。それが愛だと言われればそうかも知れない。けれど、そうではなくて、これでよかったんだと諦める必要はなくて、素直にハッピーエンドだと言える。凄惨な人生をやりすごしてきた二人が”普通の"幸せにたどり着けたことに涙が出ました。

生きる希望は、下手な笑い方や芽吹いたパンジーかもしれないし、使い捨てカメラの最後の一枚かも知れない。閉塞的な人生の中で、お互いにこの人がいる世界に生きていたいと思える、幸せに手を伸ばせることがどれほどに尊いことか計り知れません。

1巻から読了した今、多幸感が溢れています。おげれつたなか先生、本当に素敵な物語をありがとうございました。

あ〜〜〜〜〜可愛い〜〜〜〜!!

ずっっっっっっっっとこんなBLを待っていたんです。
笑って萌えて笑って萌えて萌えて萌えて最高に幸せになれる。

別れたけれど未練たらたらな元恋人同士。未練といっても超明るい!
どろっとした空気は0。叫びたいほどお互いが好きなんですよ。ただし、大好きすぎる。大好きすぎて空回っちゃう。こんなに陽なすれ違い初めて読んだかも。攻めの超片想い!とか受けの片想い!とかじゃない。どデカい両片思いなんです。

なんでこんなにハッピーな気持ちになるんでしょう。何度読み直しても本当に良い。
本を閉じても、ニコニコが抑えられない。チラッと読んでまたニコニコ。 
”萌える”ってこういうことだったなあって思いました…♡