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悪い男に目をつけられたら人生終了?

主役の大人組(表紙の二人)と高校生組2カップルの話です。
萌えなくはないがなんか評価しづらいです。
萌え×2にした理由は2カップルどっちも好きと表紙が素敵です。

この話について色々疑問があります。
睡眠障害という設定はいいですが、知らない人の日常を夢に見るという設定は何のために?
役に立ったどころ特にないですが……
それなら高校生組の部分は全カットしてもいいじゃないかと思ってしまっています。
でも高校生組の明るさがあるからこそこの話少しは救われた気がしなくもないです…?

自分は高校生組より大人組のほうが好きです。
読み続けると「あ、やばい。この攻めやばい」と思わせるどころが好きです。
攻めの君塚は好きな子をいじめるタイプではなく、いじめ甲斐があるから好きというひねくれタイプです。
まぁ愛があればひねくれでもいいと思ったですが、最後まで読んでなんかしっくりこないです。
自分は愛があるBL読むのが好きなので、大人組の間に愛はあるのかって少々疑問です。
祥一⇒君塚はまぁわかるけど、祥一⇐君塚は何ページ目読んだら読み取れるでしょうか?
観覧車のシーンですか?「せっかく手を離してあげたのに」という台詞ですか?
君塚さんの愛情表現は大変わかりづらくて理解不能です。
多分この人にとって「愛情=隷属と支配」かもしれません。

持病・不幸体質・悪い男に惚れている祥一の将来が凄く心配です。
闇落ちに近いエンディングで少し後味が悪いとも感じます。
大人組の続き読みたいですが、このエンディング……大体夜光さんがこういうエンドにすると続編はほぼ望みがないかな……
もし続編やるなら祥一がもっと酷い目に遭わされそうで怖いですけどね……

PINK GOLD 5の収録は誰得?!

タイトル通り、編集に聞きたいです。
PINK GOLD読んでないから知らずにPINK GOLDの収録二本を読んでしまいました。
一つ目は攻めがショタを愛でる話で、二つ目は攻めの過去の話です。
流石PINK GOLDの収録作品、どっちも超濃厚エロ一杯で 愛 な し 話 です。
嫌いならスルー推奨です。私は軽くトラウマになったかもしれません。
攻め実は非処女で元ビッチでした☆ってね……大・地・雷・で・す。
本編がちょっと切なくかわいい話なのに、PINK GOLDの収録作品を読んでしまいましてね、甘味が全部一気に消えました\(^o^)/
同じ地雷持ちの方は本編と描き下ろしのみ読んでください!

正直受けが売りやる設定なんか大嫌いですが、雑誌連載する時読んでしまって、てん太かわいいからついつい単行本買ってしまいました。
石田さんの絵が上手いし(好みではないが濡れ場の描き方は男性向け)、本編の内容もいいので、PINK GOLDの収録さえなければ100点満点ですよ……
もう何で攻めの過去をそういう設定にして描きましたのか石田さん……(泣)
それでも評価は萌えにしました。てん太がかわいいからです!←おい

本当に欲しいものは、何?

佐田さん一年半ぶりの新作、待ってました!
今回私的には地雷がないので、じっくり時間をかけて完読しました。

「ボーダー」と「揺れる境界線の上」二つのカプの話ですが、どっちかっていうと、「揺れる境界線の上」のほうが好きです。
あらすじ読むと佐々木は嫌なやつだなと思い、性悪受けが好きな自分は「揺れる境界線の上」を読むのが結構楽しみにしていました。そして期待通り面白かったです。
前職が倒産してエリート人生から転落し、元嫁と両親から邪険にされ、辛くてやってられなくて、そのやるせない思いを晴らすように佐々木が風俗通いという趣味に走ってしまいました。
佐々木は従弟の国見が自分に対する想いを知りつつ、国見を牽制して見て見ぬ振りをしてきました。しかしある日風俗ネタで国見を牽制しようとしたが、牽制(むしろ挑発?)が導火線になってしまい、国見の抑えきれぬ思いを誘爆しました。国見のヤンデレぶりは見どころです(笑)。
佐々木のゲイ嫌いの原因が分かった瞬間、あっこいつもただの素直になれない哀れなやつだなぁって苦笑しました。でも自分の心に正直に生きて行くことがとても難しいですね。世間体とか、人の目とか。欲しいものは手に入れないからと、早々に潔く諦めたほうが楽ですが、その代わり失うことも多いです。
佐々木の心の中にずっと大きな穴があいて、他人を、多分自分も愛せなかったです。でも国見なら、きっと、その大きな穴を塞いでくれると思います。

「ボーダー」は……嫌いじゃないですが、環のあなたのために身を引くという思考にイラっときました。せっかく好きな人が振り向いてくれたのに、一番欲しいものを手に入れたのに、なぜこうもあっさり渡部を諦めるのか理解できません。しかも二度も勝手に消えるとか。悲劇ヒロインじゃないですからもうちょっと頑張って欲しいですね。
でも渡部は好きです。多分佐田さんの作品の中で一番性格がよくてかっこいい攻めだと思います!是非是非読んでみて比較してみてください!

あらすじがすごいネタバレですw

まぁ夜光花さんの作品ですから、本格サスペンスは期待していません。(言い方がとても失礼ですみません)
読む前に犯人は誰って大体予想できました。
受けは大変好みで、おちはすべてを明かしました。
でも攻めは結構ムカつくなやつですね。
諦めきれなかったからあれを実行したのは分かっているけど、受けは嫌なら一回だけでも満足して彼女と結婚するって、執着と愛がちょっと中途半端じゃありませんか?
しかも受けのM嗜好に付き合いきれないから別れるって、あんた何さま?!何か嫌だよ自分も楽しんだくせに!攻めをぶん殴りたいです!
でもまぁ、受けを好きになったのはある意味不幸かもしれないので(他人の目から見ると最高に幸せだけどね)、よしとしましょw

Love is a Disease

個人的に再読率一番高い作品です。
本当に好きで好きでどうしようもないぐらい好きな作品です。
文庫化を知った時声出して叫んだぐらい嬉しかったです。(苦笑)

目当てはもちろんノベルス未収録作の「プラネタリウム」と書下ろしです。
「プラネタリウム」を読んでまた泣かされてしまいました。
優しくしたいのに、つい意地を張ってしまう短気な笠井。
笠井に切り捨てられるがこわくて相変わらず変態で重いな遠藤。
昨日は穏やかに過ごしたのに、今日はいきなり喧嘩してしまいました。
付き合うとか、愛とか、難しいですね。
でもそれは人を柔らかくするものです。
過去に「恋とは何か」を尋ねた笠井は、もう答えを見つけたと思います。

書下ろしは甘くて甘くてニヤニヤが止まらないぐらいです。
とりあえず遠藤、笠井のパンツちょめちょめしないでー!!頼むから、やめてー!!!
……えっと、メインは嫉妬深くて疑心暗鬼な遠藤は飲み会帰りの笠井と同僚の会話を聞いて……やってしまいました。
遠藤の気持ちは分かるけど、あんなことをやったら笠井に怒られるでしょう?笠井が一番気にしていることですから。
遠藤はいつになったら笠井を信用できるようになるですかね?その日は来るでしょうかね?(苦笑)
でも笠井も大分毒されました。
合コン誘われたけど、行かないで欲しい?じゃ、行かない。
電話出て欲しくない?オッケー、無視しよう。
やりたい?いいよ、週末はベッドで過ごそう。
うん、見事なバカップルでございます。
末永くお幸せに爆発してください!!

ツッコミどころ満載

えっと、くずっ…いや、攻めがさんざん浮気して受けと別れ、再会の時、受けは自分のホテルで結婚式を予定していることを知って、そして監禁コースへという話ですが……もう攻め本当ツッコミどころが多すぎて切なさは行方不明です。

「どうして出て行った?!暫く離れるだけじゃないか?!」と怒り出す ⇒ 散々浮気した挙句別れるって言い出したのはあんだだろう?!あんたが出ていけって言っただろう?!

「お前が居なきゃ俺は死ぬ、生きていられないんだ」 ⇒ 受けは5年もあんたの傍にいないけど、どうしてあんだ未だ生きているの?受けが大事、受けを愛してると思いながら、遊びもするし、仕事もちょんとします。必死で受けを見つけ出す行動もあ~りません。

「俺は青かった。ガキだった」 ⇒ 受けを監禁レープって、5年立っても成長してないですね。

「不幸になればいい、幸福でいて欲しい」 ⇒ って、どっち?

えっと、もうツッコミきれないです。(苦笑)
受けもすごいです。攻めの隠すつまりがない浮気行為を2年近く我慢したからね。あんなのでいいですか?
それでも「萌え」にしたのは麻生海さんのイラストが綺麗ですから。
でもバカ攻めを罵りたい!という方はどうぞ、手に取って読んでみてください。

珍しい!

失礼かもしれないが、私の中の樹生かなめさんのイメージ:キチガイしか書かない
今作珍しくも受けと攻め二人ともまともな方で、宝くじ当たったような気分です(苦笑)
でもモブたち相変わらずキチガイが多いです。

照れ屋ボディーガード攻めも珍しくて、結構好きです。
お坊ちゃまに一目惚れしたとはなw
無口であまり反応なかったが、まさか受けの育て親にヤキモチ妬いているとはね!
積極的に誘う受けに全力抵抗したが、結局男の子ですから、ダメでしたねw
かわいいですよ攻め!

どう評価すべきか、悩む

佐田さんの作品なので、心がキュウキュウする話まずはないですね。
約450ページの大ボリュームですが、結構すらすら読み終わりました。

話は簡単です。
才能がない受けが絵の才能がある攻めの愛を拒め、知的障害を持つ姉の死の罪悪感、諦めきれない理想(仕事)など、盛り沢山、そして受けはどうやって全てを乗り切れるかって話です。

まず、受けの性格あまり好きじゃありません。むしろ地雷です。
絵が好きなのに、才能がない。才能がある攻めと姉はこんな自分が好き。ありえない。だから攻めだけは絶対に好きにならない。
親に認めてもらわない自分が不完全。だから父の同僚と関係を持つようになり、母が嫌いな性的なことをやりまくり、受けは自分なりな反抗(嫌がらせ?)しかできない。ただのどうしようもないガキ。
「人間は弱いですよ」
このメッセージ、何度も受けから伝わってきました。
だから何?弱いだから自分を傷つけていいですか?あなたを愛する人を傷つけてもいいですか?
正直受けの考え方は受け付けなくて、結構イラッときました。

受けと比べたら、断然攻めのほうが好きです。
しかし話は受けメインなので、攻めの描写は足りなくて、少々空気になってしまったと思います。
攻めは天才と呼ばれ、しかもお金持ちの息子。裕福なのに、満足しない。
本当に欲しいものはいつも手に入れない。
大切なもの(ペット、父、受けの姉)は手のひらをこぼれ落ちてゆく。
もう何もない。
もう受けしかないんだ。
受けさえ愛してくれないなら、もう存在する理由がないでしょ。
そんな攻めの受けへの執着と重い愛が好きです。

地雷要素結構ありますので、簡単におすすめできない作品だと思います。
悩んだ末、「萌え」にしました。
佐田さんの次回作も期待してます。

おもしろいラブコメでした!w

本命(受け)と出会って暴走し始めた乙女攻め、めちゃくちゃ面白かったです!w
攻めさんは受けと会えない日が眠れない、食欲もない、頭の中で受けのことしかない、仕事もできなくなって……
……これは……恋という名の病ですねってあなたは何処の文学作品の主人公でしょうか?!www
しかもいつか受けが死んじゃったら如何しよう如何しようと思って、受けの傍から逃げて半年以上失踪してしまいました。
人はいつか死ぬから、死ぬ前に思い出作って、もっと愛する人の傍にいったほうがいいではないか?
もう31歳なのに、こんな簡単なことも思いつかなくてマジで攻めの頭を殴りたくなってしまいましたw
子守は大変ですが、頑張ってくださいね受け!w
そして夜光さん、重くて暗い作品も好きだけど、もっとこういう作品書いて頂きたいです!

この展開、無理

遥×佳人より、私は東原×貴史のほうが好きです。
ドラマCDを書籍化してすごく嬉しかったです。
でも期待されているような展開はなく、裏切られました。
ネタバレします。
東原は織と関係を持ったことがあるようになりました。(宗親が無理矢理強制してやらせた)
しかもそのビデオを貴史に送って見せました。
はっきり言ってこんな胸クソ悪い展開受け付けません。
東原は貴史を守りたくてやったが、浮気じゃないとは言え、結果的には貴史を裏切った形になってしまいました。
最後宗親は罰が当たったようだが、その程度だけでいいだろうか?もっと「ざまあみやがれい!」を叫ぶほどひどい目に遭って欲しかったです。
超絶地雷を踏んでしまいまして、本当は「趣味じゃない」にしたかったが、貴史が好きなので、「中立」にしました。