購入後数回読んだ印象で「萌2」と評価しましたが、それから何度も読み返していくと良い意味で裏切られたといいますか…あれ?こんなお話だったかな?と。
表紙にもあるように、儚い、切ないといった形容詞が1番しっくりくるようなイメージでした。
闇のような何かを抱えている男の子とブラック企業で働く山崎さん、ヤクザさんや警察の登場や、窃盗、監禁といった設定を含めシリアスでやや重めだったり…
ただ改めて、何度も読み返していくごとに印象が変わり評価の修正ができないとのことでレビューを書かせてもらいました。可能であれば「神」に変更させてもらいたいです!
出会いのシーンや男の子の生い立ち等ショッキングな内容を含むことにもちろん変わりはありませんが、じっくりじっくりと時間をかけて塗り替えられていく2人の心の距離感、気持ちの変化に温かさを感じ、決して甘々ではないもののお似合いの2人だなと。その過程の描き方も大変素晴らしくまた何度でも読み返したくなるようなストーリーです。
さっぱりした絵柄もタイプなので次作も楽しみでなりません。
試し読みのみで購入を検討されている方がいらっしゃいましたらぜひ読んでいただきたいです!
バレエ男子の魅力ときたら…とにかく美しい身体のライン、しなやかさ、躍動感までもがマンガを通してこちらまで伝わってきました。先生の画力、素晴らしい!
きっと身体の柔軟性にも恵まれているであろう2人の身体を重ねるシーンにもうっとり、妄想が止まりませんでした。笑
好きなことに一生懸命向き合う姿だったり、相手のことを一途に思い続けることやひたむきさもひしひしと伝わってきます。絵はもちろんですがそういった心情も丁寧かつ大切に描かれているので前作に続いて間違いなくこれからも作家買いをさせていただくと思います。
先生も実際経験者とのことですのでよりバレエについて魅力的に描かれています。バレエやダンスの知識はありませんでしたが丁寧に詳細を記載されていますので、いろいろと学ばせてもらいました。
続編もあることですので次なる展開も楽しみにしています。何度でも読み返したくなる1冊です。
作家買いです。
テーラー、上司と部下、年の差、とても好みの設定
良い感じに力の抜けた絵柄もタイプです。
深い部分の心情だったりを細やかに表されている作家さんだと思います、1回…2回と何回も読み返していくとより先生の思いが伝わってくるかと。
終盤に出てくる電車の乗り降りを人生に例えたお話、すごく共感しました。好きです!加納くんの妄想っぷりも好きです!(表紙も好き!)
あとは高校生の彼も、バイトの男の子も幸せになってほしいな。
私的に京山先生の作品の中では3番線のカンパネルラが1番あまあまなのかな?と思ったりもしますが…切なくもハッピーエンドなお話が多いような気がするので、笑顔で結末を迎えるのがお好きな方にはぜひ読んでいただきたいです!
椿びより、椿だよりと2巻続き、続編が始まるとの情報を先生のTwitterで拝見しうれしくてレビューさせていただきました。
イシノアヤ先生の作品はご自身でも表を作成されているようにいくつかのジャンルに分かれています。
私はどの作品も好きで読ませていただいていますがこちらの作品はベスト5に入る大好きな2冊になります。
同級生の太郎くんと平岩くん、大人になって再会してからゆっくりゆっくり友達以上恋人未満のような関係を保ちながらストーリーは進みます(でもまだ友達に近いのかな?)
平岩くんの娘さん、史生ちゃんと3人で過ごす日常的なストーリーがほのぼのとしていてやりとりもかわいくて。タイトルにも挙げていますがいつまでも見ていたい2人、続編ではホッペにチュッが見れることを願って♪