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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「エスコート」シリーズですが、主人公は警視庁に務める夏目です。
抱くつもりが抱かれてしまう。しかも相手は高校生?!
という内容で、自分的には「フィフス」に並ぶ、大丈夫なのか?の展開でした。
主役二人に「エスコート」シリーズの面々がどう絡んでくるのかなぁと楽しみにしていたら、榎本が登場してきて思わずニヤリ。私の恋人は14歳年上ですが、と夏目にさらりと語る場面は笑いました。
あとがきで七瀬はシリーズ最強の「攻め」だと書かれてましたが、確かに彼が同じ年になった頃は志岐達を抜いていそうです。色々な面で(笑)
17歳なのに夏目が驚くテクニックの持ち主ってところとか、夏目にタイプじゃないと言われたら一旦引いて計画を練ろうとするあたりに、17歳なのにシリーズの誰よりも強かさを感じます!
攻めが高校生という点に戸惑う方はおられるかもしれませんが、私はそこが面白くて楽しめました。七瀬は一途で可愛らしいワンコでなく、淡々とした大人顔負けで年不相当な可愛げのないタイプですので、苦手な方はご注意ください。ユカリより年下なんて信じられません(笑)
キャリア官僚の夏目は仕事も遊びも上手くこなすタイプ。
ある日出向いたクラブで、彼は気の強そうな青年、侑生と出会う。
夏目のタイプにしては少しごつい彼を気まぐれに抱くつもりが、気づけば立場が逆転していた?!
強引に初体験をさせられた夏目は、実はまだ高校生だという侑生に脅され、彼をマンションに置くことになるが……
どこか番外編っぽい雰囲気のシリーズ5冊目。
高校生×キャリア警官。
攻×攻な展開と、傍若無人すぎる侑生のキャラクターは楽しかった。
こんな高校生いねえよと思う一方で、たまに年下っぽい態度をとられるとものうっかり萌えてしまう。
寂しがり屋で面倒見のいい夏目と、傍若無人(亭主関白?)だけどどっかワンコな侑生はかわいい。
今回榎本がさりげなく大活躍しつつ、盛大なのろけを披露してくれております。
謎の青年?七瀬侑生(17)×警視庁組織犯罪対策部管理官・夏目高臣(28)
「エスコート」シリーズの中ではちょっぴり番外編的様相の第5弾。
ひとまず、「エスコート」関係者のお話ということで。
「クラッシュ」
夏目は仕事もできる警視庁のキャリア。
こっそり訪れるゲイバーでも特定の相手は作らない。
一夜限りの子猫ちゃんを物色するだけ。
と、自分の好みからは少し外れるが侑生に声を掛けられる。
たまには、こういう子を泣かせてみるのも面白いかと思ったのだが…。
それまで攻だったはずの夏目さん、侑生に泣かされる!(笑)
ホテルまで行って2人して攻だからということで「なかったことに」って夏目は言ったのに「何事も初めてはあるから」みたいな感じで押し倒されちゃって。
侑生は武術やってるからちょっとした体格差も手伝って逃れられず、そのまま…。
挙句、生徒手帳を見せられて未成年だということを盾に取られ、家を追い出された侑生と同居することに。
侑生は実はアメリカ人でそのせいなのか、育ちのせいなのか、物の見方がまっすぐで。
夏目が冗談や皮肉て言った言葉に対しても素直な返事を返したりする。
夏目はそんな侑生を煩わしく思いながらも、世話をやく相手がいることに慣れていく自分がいて。
少しずつ侑生との生活に馴染んでいくのが感じられます。
ベッドの中でも元々が攻なせいか、年上ゆえなのか、侑生を挑発するようなことをしてみたり。
侑生はそんな時でも聞かれた質問には素直に答えるばかりで。
図体はデカいけどなんかかわいらしくも見えたり。
実は13年前に2人は会ってるっていう再会ものだったり。
「プライド」
恋人は11歳年下。
なのに、抱かれているのは年上の自分。
そんな状態になかなか寛容になれない夏目。
侑生との生活はそれなりに楽しくもあるのだが、どうにも相手が「年下」というのが引っ掛かる。
そんな時、ちょっとした言い争いから侑生が夏目の理想からはほど遠いと言ってしまい…。
素直な侑生はその言葉に部屋を出て行ってしまうのです。
そして、夏目は少しずつ自分の中に浸透していた「侑生」という存在を思い知るのです。
榎本の助言もあって最後に残るのは「好きか嫌いか」それだけのことで。
年齢なんていうのは自分で付けてる言い訳に過ぎなくて。
年上なんだから恋人の言うことを聞いて甘やかしてやればいいんだよと。
美味しく頂こうとした子猫ちゃん(というには少々無理があるのでは?)に食われる元攻めの葛藤話です。
あらすじを読んだ時はもっと男らしいイメージがあった夏目さん。
しかしイラストを見た途端、あまりの色っぽさにノックアウト!
いや、あなた、どう見ても愛されるタイプでしょう(>_<)
自分では気付いてはいないようですが、フェロモン出てます!
キャリアの若い上司なんて現場では煙たがられる存在でしょうに、大事に思われてる様子がありありと伝わってきます。
自分男らしい受けが好きなので少々その点が物足りない感じはしましたが、多くは語らないドーベルマンな年下ワンコを餌付けしたり、一緒に仲良く夕飯のお買い物をしている姿は可愛いと思います。
どちらか下になるかで拳と拳の争いになると期待した自分の想像力が恥ずかしい…
大好きな『エスコート』シリーズですが、その中でも『例外』第2弾です(第1弾は『フィフス』)。
こちらも、もう基本設定からまったく受け付けませんでした。
まず、もともと『年下攻』自体が苦手なんですが、特に『高校生×社会人』はそれだけでダメなくらいなんです。
さらに『攻×攻』がもう無理。何をどうしても無理・・・
キャラクターもストーリーも正直何の魅力も感じませんでしたが、とにかく↑の2つだけでもう読みたくもねえレベルでイヤで堪りませんでした。シリーズの一環でなかったら読んでません。
それに加えて、榎本がまた鬱陶しい。『フィフス』自体もまったく許容外(まさしく『しゅみじゃない』)なんですが、この榎本というキャラクターがもう心底キライなんだよ、私は。
ただ、逆に言えばこの設定がお好みならすごく面白いのかもしれません。
・・・このシリーズはホンットに好きなんだけどなあ。