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お初、花本ロミオ先生。
どんなかな~?って手に取ったら、眠かったのに目が見開いちゃった!
軽快な文章のギャグ満載、キャラ達が其々笑わしてくれて、まぁ楽しいっ♪
受けの馨(かおる)は、著名な植物学博士。
美しい容姿も、自宅豪邸も広い庭も生活全般も気にせず、ただ研究だけしている。
幼い頃のトラウマで人前が怖いのだ。
その馨の幼馴染みにして同業の加賀は、何かと心配してやってくる。
その加賀が持ち込んできたイベント(花博のような)への協力も忘れていたが、加賀に無理やり引っ張り出されたその会場で、造園業の国光と出会う。
何事もダメな年上の馨にあれやこれやと世話を焼く国光は、天然な馨が可愛くなってくるし、頼りになって男としての魅力に溢れた国光を馨も意識し始める。
・・・が!イタリアのチョイ悪男風な加賀もずっと馨が好きだったのだ!
国光×馨が鉄板なんだけど、馨は天然なんで、イベント出演の美少年アイドルに憧れているし、加賀の策略によって国光が悪者にされたり、加賀の実力行使を受けちゃったり、なかなか危なっかしいんです!
テクニックの加賀と情熱の国光を比べて、どっちを取る?って2人に責められてしどろもどろに正直な馨が、本当にヘタレてて可愛い~!
(ここん所、評価が分かれるかも?)
美麗3人のテンポ良いラブコント♪
加賀の策略もその時は決まるから、国光と馨の仲を離して、でも離れると思いは募って・・・ってセオリー♪
研究の横取り、火事、交通事故と、その後も厄災が立て続けに起こるんだけど(!)、それらが愛あるイベントになって馨の想いは固まっていきます^^
2人にとって悪役な加賀、何か憎めないんだよな~ププッ!
はぁー面白かった!