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シリーズ2作目。今回もカバーが綺麗です。ブルーローズ、作中には出てきませんがシリーズ通してカバーに描かれています。なにか意味があるのかな~。
さてさて、君仁、君永は、父に連れられて渡米し父の従姉弟(咲月・葉月)に会います。
自分たちのルーツに触れ、君仁は、父によって覚醒を促されます。
人としての外見よりも血の濃さ。君仁の本性は父親似の美しい獣でした。
それは君永を怯えさせるほどに・・・。
血族としての力関係がはっきりしたときに、君仁と君永の関係にも変化が訪れます。
門司も種は違いましたがやはり普通の人ではなかったです。
門司とその養子の真也も咲月のテリトリーで合流します。
兄弟、特に血族としての自分にまだ慣れていない君仁を教育する大人達。
獣の姿でまったりするのんびりとした場面もあるのですが、やはり、楽しい夏休みでは終わりません。
侵入者によって血が流れます。
撃たれた真也と真也を助けるために輸血された門司の血。
それによって変化する真也の身体。
葉月のために君亘の子を産むと決心した咲月。
それにしても、君仁と君永・・・このふたりは、本当にこの世の中にふたりきりなんですね。互いに互いしかいない。
父、君亘を想う者から疎まれ憎まれ。
1作目では、あまりそう感じませんでしたが、君亘からは大切に愛されて守られていて安心しました。
咲月もこの兄弟に対しては普通に見守っているようです。女性は強いな~。
口絵のカラー、最初は誰かな~と思ったのですが、こちらは門司と真也でした。美麗♪
攻・君永(17) 弟 高校生
受・君仁(19) 兄 大学生
1と2をまとめて買ってしまったので、とにかく最後まで読みました。
1では弟が豹に変身しましたが、実は兄にもその能力はあるんです。
しかし未だ覚醒していない状態。
父親は息子達を教育するためにアメリカの親類のいる家へとつれてゆきます。
ここでのびのびと変身する弟。
父親の導きによって獣化した兄。
父親は一族では上位におり、強い。
人間の姿では母親似の兄ですが、獣としては父親の血を濃く受け継いでおり、変身した後は父に継ぐほどの上位の力を持っています。
むしろ弟は弱い獣です。
獣化したことで兄が自分よりも遥かに強いと知った弟は、ビビッて押し倒さなくなってます。
そういう美味しい設定なのに、兄弟の心情が全く語られていないんです。
他の一族達の行動が出張ってて、兄弟のラブは置き去りな感じ。
設定萌だけで終わってしまっています。
作者のカラーと言われればそれまでなのですが…。
私には合わないと分かりました。
ファンの方、ごめんなさい。