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aishoukitan
個人的に、鈴木あみさんの隠れた傑作本だと思っています!
ただの和風メイドで鬼畜エロなご主人様との話かと思いきや、攻めへの見方ががらりと変わる瞬間が爽快です。
鬼畜エロ、受けの女装、和風メイド服着用などあるので、苦手な方はご注意。
鷺森家を騙した家の次男・十河鷹史(18)俺様鬼畜攻め×元伯爵家の令息でメイド兼妾・鷺森由蔓(15)意地っ張り健気受け 幼馴染
親戚の十河財閥の綾史は鷺森家の妻に横恋慕して、計画的に鷺森家を破産させる。
両親は逃げて、由蔓だけが家に残された。
鷹史が迎えに来てくれたが、案内されたのは汚い部屋でこれからはメイドとして暮らすことになると言われる。
名前も本名ではなくて母親の名前の「ユリ」として呼ばれて、女中扱いでこき使われる事に。
男なのに、赤い木綿の着物と胸当てつきの前かけをつけて働かなければいけないことになる。
昼間はメイドとして仕え、夜は鷹史の妾として仕え、時折見せる鷹史の昔と同じような優しさに胸を痛める。
気まぐれに優しくしてくれても、女の所に通っているみたいだし、結婚の話も出ている。
自分なんて遊ばれているだけと言う思いから素直になれず、意地をはってしまう。
その気持ちがわからずに、由蔓を苛んでしまう鷹史。
想いあっているのにすれ違ってしまう思いが、切なくてよかったです。
あれもこれも全て由蔓の為だったのかとわかる瞬間、いままで切ない展開に耐えていただけに気持ちいいです。
若さからの嫉妬も含まれてはいますが愛情から来るもので、鷹史のいままでの行動に納得出来ます。
山あり谷ありで、ろまんてぃっくな和風ラブストーリーです。
エロ:★4 拘束H、着衣Hなど、思いがあるので酷くても甘めで、たっぷりめ。
総合:★5 ひどくしてしまう理由がはっきりとあって、誤解や謎が解き明かされる瞬間が凄くいいです。