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gouman na ai wa serifu ni nosete
作家さんの新作発表
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強気攻と弱気受。こういう強引な攻は好きだし、コンプレックスがあり、悩んでいるけどその悩みが恋愛で吹っ飛んでいる印象があり、ジメジメしてなくていいい。これから兄・秋司の問題があるだろうし、宣伝のためのスキャンダルがあるかもしれないけど、この二人ならなんとかやって行けるんじゃない? という気にさせられる。
個人的には秋司ひびきに食われるより、廉くんあたりに追いかけられたほうが面白いかもしれない。秋司が廉を追いかけるより、ああいう冷静な男が追いかけられてあたふたしているほうが好みだ。それに秋司が追いかけると大志・亮カプと似た印象を受けるような気がする。
根堀葉堀大志とこのことを訊き、亮を揶揄おうとする秋司。しかし廉に追いかけられ、それどころじゃなくなる……なんていかなぁ、と。これでも最初はひびきさん相手にてんてこ舞いになるのでもいいかなぁ、と思っていたが、廉くんが可愛く思えて仕方ない。
でもって、口絵に眼鏡のお兄ちゃんが沢山登場するのが嬉しい。
っていうか、この、亮の兄、秋司が一番タイプなんですけど、、、、
憧れの人気俳優・大志に翻弄される、初な演出助手(実は脚本家)亮。
大志は傲慢で、強引ではあるけれど、ちゃんと全体を見て気を配った上での、「恋の駆け引きの演出」としての傲慢さであり、強引さ、
亮も、オドオドと初いようでも、演劇に関しては、ちゃんと自信を持っている。
そんな二人なので、読んでいて不快感はない、
でも、読んでみたいのは
計算高くてちょっと鬼畜なお兄ちゃんと、きっとかわいいツンデレワンコな劇団の看板俳優・漣君のお話なのでした。
ずっと憧れていた人気俳優の舞台で脚本を書くことになった亮。
初めて会った俳優、大志のアクの強いキャラクターと、何より強い視線にとまどってうつむいてしまった亮は、誘っていると勘違いされ濃厚なキスをされてしまった。
「俺を煽った責任は取ってもらうぞ」隙をみつけては強引に迫ってくる大志を苦手に思いながら惹かれていく亮だったが……
強引で俺様な役者×上がり症で一生懸命な脚本家。
初め脚本家としての正体を隠している主人公(受)と攻の探り合い(セクハラ込み)や、舞台に向けて主人公が成長していく感じが良かった。
がんばり屋な主人公がかわいい。
傲慢で俺様な大志ですが、その性格がちゃんと実力によるものだから許せちゃうんですよね。
あとは尊大な攻がもうすこし受に惚れた弱みを見せるような場面があったらよりときめいたかも。
亮〔受〕は小さいながらも劇団主催者であり舞台演出をやっている兄を慕い、兄の下で自分も劇団を手伝ってます。
その兄に、キャパ1500のハコでスポンサー付き、一ヶ月公演という大きな仕事が舞い込んでくるのです。
兄は亮にその脚本を書く様にと言います、お前なら出来る、と。
その舞台の主役をやるのが人気俳優の大志〔攻〕なんですが、彼は出会って早々に亮の美しい顔を指摘し、コンプレックスを逆なでしながらも、常に自信に溢れた態度と言葉で亮に何かとせまってくる。
最初は戸惑い、拒否する亮なんだけれど、その内に大志に強引に流され気味に身を任せてしまい、気付けば人見知りでちゃんと他人の目を見て話せない亮が大志には話せる様になっていたり、する訳です。
大志は強引なんだけど、それだけの自信も己に持っていてどこか憎めない男に書かれてます。
舞台は直前になってヒロイン女優の降板があったりはしますが、むしろそれが結果的には舞台を良いものにしていく。
恋愛面と、あと演劇という皆で一つのものを作り上げて行く過程も書かれているのがいいですね。
あと亮の兄が、ちょっと出来すぎな位に亮の事をよく分かっていてくれます。
そんな兄に対して、亮がちとブラコン気味なのも分かるわーって感じの兄でした。
人気俳優x初心な脚本家という設定らしいです、攻めの大志の年齢は36歳……亮が24歳という年の差カップルです、年の差カップル自体は非常に好みの設定なのですが……。
これ……実力もある若手俳優とちょっと高慢な脚本家という年下攻めの設定の方がもっと面白かったんじゃ……?と思ったのは私だけですか?(まぁそれもありがちだけど(笑)
受けの亮のイメージは大和撫子だそうです、でも、年齢の割りになんかむちゃくちゃ可愛すぎるような。
大志も、傲慢な俳優と言うわりにはそれほど傲慢でもなかった気がするし(←傲慢にどんなイメージを抱いているんだか……(笑)でも、大志自身は結構好きなタイプです、彼の自信は実力のなせる業なんでしょうね。
兄の秋司が二人の関係をかなりお膳立てしてる感じですけど、いいのか?兄ちゃん?大事な弟を大志なんかに渡して、読む前は兄ちゃんが二人の間に割って入るのか?とちょっと期待してたりしたのですが、全然でしたしね。
でも、何となくこの兄ちゃんと兄ちゃんが代表兼演出家を勤めている劇団「EARTH」の若手俳優 廉くんとは何かありそうで、私にはそちらの方が主役の二人より気になるカップリングでありました。
いおかさんの作品にハマって色々読んだ時期があって、こちらもそのうちの一冊です。他のいおか作品と比べてもちょっと印象が薄いというか、キャラクターも展開もあまり深みがないように感じました。
主人公は美形の青年・亮。実は兄が主催する劇団の脚本を書いていますが、人見知りで顔を出したくないということもあり、そのことは秘密にしています。ある時、憧れていた俳優・高岡の主演する舞台の脚本を担当するとになった亮は、盛大な勘違いをした高岡に強引にキスされてしまい、さらには彼の情熱や才能に触れていくうちに様々な影響を受けていきます。恋に仕事に、ちょっとずつ成長していく亮のお話です。
亮は引っ込み思案というだけでなく24歳にしてはちょっと思考が未熟なところがあり、一方の高岡は36歳にしては老成しているというかエロオヤジっぷりがすごいので、12歳以上の年齢差があるように思いました。また、恋愛に関しては高岡が亮を手の上で転がしていくわけですが、最初の遣り口がどうにもセクハラじみていて、あまり二人の恋愛そのものにロマンを感じませんでした。
評価は「中立」です。紺野けい子さんのイラストがとっても素敵なだけに残念…。