フランク
gokudousan wa kyo mo paap de aisaika
二巻目の電子限定描き下ろしは一巻描き下ろしと比べてボリュームが少ないです。
一巻の描き下ろしと比べると半分以下。
舞台はとあるバー。
お酒が強くない佐知が舞桜相手に4杯目を飲み干し、「大体賢吾はいつも勝手すぎるんだよっ!」と7回目の愚痴をぶちまけたところでお話はスタート。
なんでこんな事になってるかと言うと、
史と京香たちが旅行でせっかく賢吾と二人きりになれる夜だから期待してたのに
「今日は夕飯いらねぇぞ」とあっさり賢吾に言われてしまった佐知はすっかりおかんむり。
舞桜が飲みに付き合ってくれることになり、酔っ払い佐知を相手にしてるのだけど、佐知ときたら凶悪な色香を振りまいているので(もちろん無自覚)舞桜でさえ思わずくらりときそうになるわ、店内にいるほかの男たちが段々ギラついてくるわ…とやばい。
「なんで賢吾がいないんだよぉ…好きなのにぃ…大好き、なのにぃ」なんて舞桜相手にこぼす始末で、どーしたもんか…と舞桜が困り果てていると、ようやく賢吾がやってきて…。
実は「今日は夕飯いらねぇぞ」は、今日はどこか二人で外で食べようという意味だったらしい。
そんな言葉足らずで佐知を怒らせた賢吾は佐知にスマホの電源も落とされ、弱った挙句、舞桜に自分の仕事が終わるまで佐知を見張っているよう命じてたというわけで…。
酔っ払い佐知は、いつものツンはどこへやら、超素直で甘え全開で賢吾に抱きついて「けんご、帰ってえっちしよ」なんて言っちゃう!
賢吾はこの瞬間を録音して永久保存しておきたかったはず。
賢吾は佐知相手に余裕面してるけど、実は額に少し汗が滲んで、髪もほんの少し乱れてるのを見つけた舞桜は、賢吾ほどの人間でも恋人の前では格好つけたいのだなぁという意外な発見ができて、舞桜にとって大変有意義な夜だった…という舞桜視点で描かれた描き下ろしです。
それにしても酔っ払い佐知がかわいい。
かわいいからこそ、賢吾はもう外では飲ませたくないだろうなぁ…