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たまは身分違いのローランドと仲良くなるけど!?
oujisama wa amayakashitagari
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
王道のシンデレラストーリー、甘々で最高に可愛かった♡ 孤児院で育ったたまは容姿や何度も幸せを逃した事で自己肯定感が低い。けど前向きで頑張り屋さん。清掃係として働くホテルでローランドに出会い、褒めてたま自身を認めてくれた事は大きな経験になったと思う。好きだけど自信がないたまに、素直な想いを伝えるローランドは素敵。それでも信じきれないたまが切なかった。事件に巻き込まれ、やっと心が通じた時は嬉しかった。ローランドと居たらたまはもっと自信がついて輝くはず。言葉遣いや仕草が可愛すぎてたまらなかった(˶ᵔᵕᵔ˶)
イラストがまた愛らしく美しく見惚れました✧*。
溺愛攻めと言えば(私の中では)櫛野先生ですが、今回も超溺愛です。
1ミリも揺らぐ事無くと、筋金入りの溺愛振りです。
健気で恵まれない境遇の受けが、王子様のような攻めに溺愛されてと、超王道です。
甘い台詞のオンパレードに、それこそ「甘~い!!」と身悶えつつ読ませていただきました。
とにかく甘々好きさん、おすすめですよー!!
内容です。
施設育ちのホテル清掃員・たま。
VIPルームの清掃を担当しますが、誤解から賓客であるローランドの息子・ミーシャの誘拐犯と勘違いされます。
誤解は解け、それをキッカケにローランド親子と親しくなるたま。
しかし、ローランド親子には謎があるようでー・・・と言ったものです。
こちら、みんな生まれつきネコ耳と尻尾を持っていると言う世界です。
たまですが、赤ちゃんの時に養護施設の前に置き去りにされと、施設育ちの青年。
ネコ耳や尻尾の美しさが重視される世界で、雑種のサビで鍵シッポであるたまはみすぼらしいとされる外見なんですね。
その為、ちょい自分に自信が無く卑屈な部分があるものの、とにかく健気で頑張り屋な受けになります。
対して、攻めであるローランド。
純血種の美しい耳と尻尾を持ちと、まさに完璧な王子様。
で、彼がホント、ひたすら紳士的なのですが、隙あらばたまを甘やかすのです。
ミーシャをダシにディナーに誘い、これまたミーシャをダシにたまをVIPルーム専属にする。
そして甘々なセリフのオンパレード。
自分に自信が無くてついつい「僕なんか・・・」と言ってしまうたま。そんな彼に対して「君にそんな言葉は似合わないよ」と爽やかに言い切る。まさに王子様!!
実は、なかなかの策士家でもありまして、たまに対しては甘える事で自分の要望を通してるんですよね。
あざとく甘えて、適度にワガママを発揮し、グイグイたまと距離を縮めて行く-。
う~ん・・・。無邪気の皮を被った狼じゃないか。
この後、ローランド達のお家騒動に巻き込まれ、またたまの出生の謎も明らかになりと、ハラハラドキドキの展開。
まぁ、お約束通り颯爽とローランドが助けに来てと、痛々しさは1ミリ程度しか無いので安心して読んでいただけるんじゃないでしょうか。
あと、エロは最後に1回です。
が、ページ数自体は結構多めと濃厚!!
ここでもローランドはひたすら甘いセリフを言いまくってるのですが、それとは裏腹に結構な暴走ぶり。
しゃあしゃあと「ああ、泣かないで」とやってるのにニマニマしました。
過去の経験から、自分の事を卑屈なまでに軽んじる傾向のあったたま。
そんな彼がローランドから深い愛情を注がれ、少しずつ変化していくのにも心を動かされました。
ところで、一つ引っかかる部分があるのですが。
何故、こんな危険な状況と分かっていて、如何にも攫って下さいと言わんばかりの場所でたまと待ち合わせたのか・・・。
いや、ストーリー上必要だったのは分かるんですけどね。
超王道と言った所で、逆にもう一つ捻りが欲しい方には物足りないかもしれません。
また、後ろ向きすぎる部分のある、たまのキャラクターが好みが分かれる部分もあるかも知れませんが・・・。
しかし、個人的にはこの超甘くて王道と言ったストーリーがとても好みで楽しく読めました。
今回はVIPルームに長期滞在中の美貌の賓客と
養護施設育ちの清掃員のお話です。
攻様の追うある事件を絡めつつ
受様が自分の過去と恋を手にするまで。
この世界人間は生まれた時から
猫のようなミミとシッポを持っていて
ミミやシッポの美しさが重視されます。
しかしながら多くの人間は雑種で
受様の住む国はは三毛や茶トラ、
サバの雑種が多く暮らしています。
ただそんな雑種の中でも
受様の毛の色・サビは特に人気がない上に
途中で折れ曲がった鍵シッポな事もあり
受様は幼いころから自分が
みすぼらしい外見だと自覚していました。
受様は生まれてすぐに
養護施設前に捨てられた子で
自分の見た目のために
捨てられたのでは思っていたのです。
何度か里子に出されますが
なかなか養父母に馴染めずに
中学まで施設で育ち、
卒業後は観光街の駅前にある
ホテルで清掃の仕事につきました。
客室清掃はリネン交換やゴミ出しなど
けっこうな重労働ですが
受様は部屋が綺麗になる達成感が有り
知らない国から来たお客様の事を
想像するとワクワクするこの仕事が
好きでした。
今日も頑張ろうと思いつつ、
ホテルのスタッフ専用口に
向かおうとした受様は
ホテルに隣接するお社の前で
真っ白な長毛の美しいシッポをもつ
優雅で品の良い男性と
同じ毛色のをもつ男の子を見かけて
ついつい目を引かれてしまいます。
まるで絵本に出てくる王子様みたいだ
その人こそ今回の攻様になりますが
どうやらがお社に興味深々な男の子は
彼の子供のようです。
受様は2人の仲睦まじい様子に
ほっこりしつつ職場に向かうのですが
先輩清掃員の急病でVIPルーム清掃を
任されることになります。
初めてのVIPルーム清掃を
何とか満足いくまで完了させてた受様が
引き上げようとすると
スタッフエリアで寝ている子供を
発見します。
何とその子は朝見かけた攻様の子で
どうやら迷い込んでしまったようです。
養護施設でよく年の離れた子供達の面倒を
見ていた受様は人見知りの子にも慣れていて
攻様の子ともすぐ仲良くなって
保護することに成功しますが
2人が一緒にいるところを見つけた攻様に
誘拐犯だと叱責されて大ショック!!
攻様の誤解が解けると
攻様は受様に詫びをした上
攻様が滞在中に清掃が終わったら
子供の遊び相手をして欲しい
と頼んできます。
攻様に物腰が柔らかく頼まれると
頑なに拒むのも失礼かと思わされ
受様は遊び相手を引受ける事に(笑)
そんなある日の帰り道、
受様は攻様のことを探しているという
スーツの外国人に声をかけられます。
その男はいかにも怪しく
話を聞いた攻様は警戒を高めます。
男の狙いとは何!?
そして攻様の正体とは!?
捨て子だった受様が
見かけも中身も王子様な攻様に
見初められて幸せになる
王道シンデレラストーリーです♪
攻様は生国で起こった事件に
関わっている重要人物を追って
受様の国にやってきますが
追う人物は隠密行動中で
攻様は根回しに超多忙状態なため
伴った子はホテルに缶詰め状態です。
攻様のSPで信用のある人は
護衛には向く般若顔ですが
子供の相手には向きません(笑)
そんな中で知り合った受様は
子供に優しく掃除も料理も上手で
慎ましやかな性格の可愛い人で
お子ちゃまばかりか
攻様のハートまでもを
がっつりわしづかみにするのです♡
攻様は育ちの良い人特有の
押しの強さで受様に迫りまくって
口説きまくるのですよ(笑)
容姿にコンプレックスのある受様は
自己評価もとっても低いのですが
そんな受様に自信を持たせつつ
自分も売り込む攻様がスゴイ!!
でもこういう甘やかしも
甘々なセリフのオンパレードも
私、大好きです♪
攻様の追う事件に関わる人物が
受様の出生にも関わっていたり
子供の母親が現れて
受様がショックを受けたり
攻様の甘やかし作戦中にも
ちょこちょこ意外な方向から
新たな事実が飛び込んできて
全てが解決するまで
受様と一緒にドキドキしながら
とても楽しく読めました (^O^)/
基本は健気な受様が
王子様な攻様に口説かれる
王道サクセスストーリーとして
安心して読めると思います。
今回は
攻様に口説かれるパターンで水瀬結月さん
『大富豪の花嫁~三兄弟のプロポーズ~』を
ご紹介作とします。
3兄弟との4Pではありません(笑)
舌足らずお子様に弱い。そして大の大人のくせにうまく甘えてくる攻めにも弱い。という訳で萌2です。
タイトル通り、甘やかしてくれるキラッキラ王子と、可愛く甘えてくるお子ちゃまのラブリーさにほわんほわんと癒される一冊でした。本編のみ310Pほど+先生のあとがき です。地雷は思い付かないです。
舞台は、皆、生まれた時から猫のような耳と尻尾を持っている人間の世界。サビと呼ばれる雑種の鈴鳴たまが朝食をすませ、アパートから勤務先のホテルまで歩いて通勤するところから始まります。
そのホテルは下町情緒あふれる観光街にある四つ星で、そこで客室清掃をしているのですが、その日は同じ清掃担当の大先輩が体調悪く、たまがVIPルームを担当することになり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ミーシャ(♂、激可愛いお子ちゃま。舌足らずなお喋りをする)、アラン(般若顔の攻めさんの側近、ミーシャには嫌われているw)ぐらいかな。
***************以下は甘え上手な二人に関する感想
ミーシャが超可愛い!ローランドのことを「ロロたん」だの、たまのことを「たまちゃ」だの、「ぐりんぴ、きらい」だの(=グリーンピース)もうかわいすぎる!!!!そんな口ぶりにくわえて、こてんと首を傾げて甘えて見せるところは、こっちがメロメロ。それは血筋なのか、ローランドもキラキライケメンなくせに「たーま♡」だの「ダメ?」と首を傾げるだの、あんた何歳よっ!と怒りたくなる可愛さ。ダメですね、一発で堕ちます、私。
事件があって一件落着というパターンで、そこいらは少々ツッコミたい(別の国に揉め事を持ってくるのはダメだろーとか)気持ちはあるものの、キラキライケメン、可愛いお子ちゃまが寂しがりな猫さんを癒すというお上品デロあま話を大変楽しく読めた本でした。そうだなーベタですがミーシャが絡む寝室話なんかを読んでみたかったかも。
表紙からもわかるように、可愛くて甘~い王道なお話でした。
あまあま堪能、ちびモフ堪能、尻尾堪能です♪
受のたまちゃんは、孤児院育ちで最初の養子先で子どもができたばかりに1週間足らずで戻された事がトラウマで自分のサビでカギしっぽな容姿にも自信が持てないこです。
そんな不憫で健気な受ちゃんの境遇はとても可哀想なのですが、王子様に出逢って甘やかされるお話は安心して読めます。
ちみ猫ちゃんのミーシャとのやり取りも微笑ましいです。
「たまちゃ」「ロロたん」呼びが可愛い!
そして、何気にツボだったのがおつきの般若顔のアラン!ミーシャに怖がられない日が来ますように・・・頑張れ!
サマミヤアカザ 先生のイラストもとっても可愛く、お話の世界観にぴったんこでした。
キャラが可愛いのは勿論、尻尾が交わる様はエロくてとても愛らしかったです♪
タイトル・表紙で甘々だろうなと思っていましたが、期待を裏切らない甘々でした。
生まれた時から猫のような耳と尻尾を持って生まれてくる世界です。
施設育ちのたまは最初の養子先で養父母が身籠ってしまい1週間という短さで施設に戻されてしまいました。また、面と向かって言われなかったものの、「鍵しっぽでサビなんてみすぼらしい」と言われた事もあり心から愛してくれる人などいないと思い込んでしまいその後の養子先でも上手くいく事はなく、養子にはいかないという決意をする程です。
そんなたまが出会ったのはVIPルームの宿泊客のローランドです。ひょんな事からローランドの息子のミーシャを誘拐したと間違われますが、すぐ誤解が解けてお詫びにと一緒に食事をしたりします。客室清掃の仕事をしているたまはローランドのVIPルームの掃除とミーシャのお世話をするうちにどんどん2人と仲良くなっていきます。
ローランドがこれでもかっ!とたまを溺愛していますが、それと同時にミーシャの可愛さも素晴らしいです。「たまちゃ」とたまを慕っていてこの2人のシーンもかなり癒されます。
甘え下手なたまを甘やかしているのを見ると、付き合っている訳でもないのに幸せになれて良かったねとかなり早い段階から思ってしまうくらい甘々です。
ローランドが体調を崩した時はいつもとは逆にたまに甘えているなと思いましたが、ローランドのちょっとした言動から彼らと一緒にいる事が甘え下手の彼を甘やかしているのかなとも思いました。
たまが過去の事もあるのでかなり卑下した性格ではありますが、ローランドがそれを打ち消すかのように溺愛してくれるので、面倒過ぎないいい塩梅でした。
きちんとメインカプの物語もあり、ミーシャも邪魔でもないし蔑ろにもしていないし寧ろミーシャの可愛さに終始メロメロするくらいでした。
たまの出生やローランドのお国事情などちょっとした事件もありますが、全体的に甘々で痛いというシーンはほぼ無いです。
お国の事情など結構大きな問題ではありましたが、全体の割合からするとサッと解決するし、悪役も分かりやすい悪役な分安心して読めます。
展開が読めてしまうのもあり物足りないと感じる部分もあるかもしれないですが、読んだ時ものすごく疲れていたので、逆にこの事件がだらだらと続かずに良かったなと思いました。
甘え下手の卑屈だけど前向きな「たま」が王子様に愛されて、自分の不幸体質を自覚し殻をやぶり幸せをつかむシンデレラストーリーです。
たまの「僕なんか…」なところが自分を見てるようで。
そうかー、自分で自分を不幸にしてるんですね。
自分を信じること、大好きな相手を信じること、みんなローランドが教えてくれましたね。
ちゃんとたまが答えを見つけるまで待ってくれて。
大人の本気!
ないものねだり。
そうだよね、これまでの境遇からしたらたまは自分には絶対に手に入らないと思うよね…不憫です。
もうとにかくローランドが素晴らしい!
同情は失礼だとか、自分なんかと言うのは禁止とか、いつまでも待つとか。
ローランドの身元も仕事も帰国時期もわからないたまに、いやもう少し安心材料かヒントをあげなよ、とは思いましたが。
たまが卑屈に落ちていくところを、何度もローランドが掬い上げて、たまに出来ることに自信を持つよう言ったり、価値を認めたり。
またミーシャも可愛くって。舌足らずな話し方やギュッとかボフンとか抱きついてきたり。
ローランドとたまの取り合いをしたり。
容姿の優劣の部分は読んでて悲しかったですが、大好きな人が可愛いと言ってくれて、良い匂いだと思ってくれて良かったね!
すんなり輿入れじゃなく、自分が納得するまで頑張ったらプロポーズするというのも良かったです。
両親のこともわかって良かったね。
ホテルの客室清掃員をしているたま(受け)はVIPの客・ローランド(攻め)の息子のミーシャに懐かれ、清掃の後ベビーシッターを頼まれるようになります。
ミーシャがたまに懐くからか、ローランドもたまに心を開き夕食を3人でするようになったり、動物園に行ったりと、すぐに自分なんかといってしまうたまに自分を卑下することはやめるようにとアドバイスしてくれたりと何かと親しくしてくれるようになるのです。
そんなある日、たまはローランドに告白されびっくり。
ファンタジーな世界で、人は皆猫の耳尻尾を持っています。
孤児院出のたまは里親に引き取られることなく中学卒業後、学費をためるためホテル清掃の仕事を始めます。仕事仲間は掃除スタッフ・フロント長とも良くしてくれて、部屋を奇麗にすることにやりがいを感じています。
たまはサビ猫で鍵尻尾なため、自分をみっともないと思っています。5歳の時に引き取られた夫婦にすぐ子供ができてしまい孤児院に帰されるのですが、その時夫婦が「サビ猫の鍵尻尾でみっともない」と話しているのを聞いてしまったからです。たまはそれ以来、人が信用できなくなります。「僕なんか」というのが口癖になってしまうのです。
ローランドたちと一緒にいるのは楽しくて、でも彼らが自分とはちがう世界の人で、一緒にいることに慣れないようにと自分を諌めるたまが切ないです。
ローランドはタイトルにある通りある国の王弟で、幼い王子・ミーシャの安全のためと重要参考人の調査のためたまの国にやってきます。
最後の方まで彼の仕事内容も身分もすべて伏せられており、常にSPに囲まれているため、上流階級の人であろうということと意外なにもわかりません。
ローランドのいう仕事とはなんなのか、たまに唯一残された形見と思われるロケットの中身はなんなのか。
これはたまにとっては救済の話だったと思います。
仲の良い家族をみると自分には手に入らないと諦め、ないものねだりはしないと言い聞かせていているたま。
両親に捨てられた理由もみっともないからではないかと考えていたたまにローランドが両親の想いを知るきっかけを作ってくれ、たまは自分が愛されていたことを知ることができるのです。
その後、ローランドの事件とたまが巻き込まれる事件が同じ事件へと発展します。これにより、より詳しくたまの出生の秘密がわかり、自分が捨てられた理由も判明するのです。
たまはこのことがあったから、人を信用することができるようになったのだと思います。
人を信用できないたまをローランドが甘やかして、信用してもらうまで手は出さないという真摯なとこはよかったのですが・・・
自分を信用しろという割には、ローランドはたまを信用していたのだろうかと思ってしまってどうも萌えきれませんでした。
告白する時も自分のことは何一つ言わないで、好きになってほしいと言われてもと思います。たまは従業員という立場上顧客のプライベートを知ることはできないということもあり、何も知らされていなくてもそれを当然ととらえていましたが、普通は何故何も教えてくれないのかと疑心暗鬼になってもおかしくないと思います。せめて、告白したときにミーシャが甥だということくらい話しておいたらよかったのに。ただでさえ人を信用できないとわかっているたまに信用してもらうには自分が信用しないといけないと思います。結局余計な誤解を与え悲しみをたまに与えただけでいいことはなかったし。
最初にたまを引き取った夫婦は許せません。長らく子供ができなくて諦めたときに授かったことはうれしかったとは思うのです、そしてきっとたまを孤児院へ帰すことへの罪悪感から逃れようとするあまりの発言だったのではないかと思うのですが、自分を守るために幼い子供をを傷つけていい理由にはなりません。
他の登場人物は孤児院の院長先生はじめ基本いい人ばかりでした。
般若顔SPのアランはミーシャに懐かれず、怖そうな外見なのに情けない表情が多くて楽しかったし、出国するたまを空港まで送ってくれる職場の仲間たちや恋人の両親への手土産といって羊羹を持たせるフロント長の中井はまるで保護者のよう。
たまは最初のトラウマのせいで人に期待することをやめてしまっていましたが、本当はたまの周りには信用に足る人物ばかりでした。それだけに本当に最初の夫婦には腹が立ちます。
そして、ミーシャは、とてもとても可愛かった。
今まで甘える相手がおらず甘え下手になってしまったたまにはこれからたくさん甘えてほしいと思いました。
電子特典SS
「王子様はプレゼントしたがり」ローランド視点
たまに似合うと買ってきたカフスボタンを見たたまは困った顔をしています。自分が何かやってしまったのかと焦るローランドにたまはこんなに沢山のプレゼントは要らないとクローゼットに溢れんばかりの洋服や靴などの衣類を指さします。
愛情を示したいというローランドの気持ちは素直に受け取ってくれます。それでも、これからは控えてほしいとい言われ了承したローランドでしたが、まだ言ってないプレゼントが一つ。二人が住む家として城を買ってきてしまったのです。どうやってこのことをたまに言おうか悩むローランドでした。
本編でも外出禁止のミーシャのために毎日のようにおもちゃを買って来ていたローランドですが、今度は自国にやって来てくれたたまに毎日のようにプレゼントしてしまうのです。きっと、ほかに人を喜ばすことを知らないのでしょう。でも、愛情に飢えていたたまなのできっと愛情を言葉や態度で示すことが一番嬉しいんじゃないかと思います。ローランドは知らないで実践してると思いますが。