条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
haikaburi no konin
王道シンデレラストーリーかと思いきや、なかなかな『エロ』先行で、うぉぉっ!でございましたぞ!!
(*・﹃・*)ジュルッ)
そして「そんなに毎回ヤッちゃって妊娠したらどーすんだよぉーーーっっ!!」
と、要らぬ心配もしてしまいましたがな!
やはりそこは『オメガバース』、攻めも受けも歯止めがきかない!
そんなん大好きですけど♡✧。(〃>ᴗ<〃)。✧♡
ただ最初のモブ絡みはもう本当に「まっマヂか!」と青くなりました!
苦手な方は読み飛ばしOKです。ホンの僅かですから。
でもね、でもこの『継母』だけは許せないっ。
グリムなら間違いなく飛んでもねー仕返し(成敗?!)があったハズなのに!
そこだけが悔しいなっ。
途中読んでて「(これって、日本の『鉢かづき姫』に似てるよな…)」と思ったら、先生も後書きにそう記しておられました。
と、エラい脱線でしたが、やっぱ『シンデレラ』&『オメガバース』、もうこの組み合わせだけで
‧✧‧✦‧✧‧✦『神』✧‧✦‧✧‧✦
よくぞ思い付いてくださった! です。
『攻め』
当然カッコ良いし、王の血筋だし(本来なら王に)、頭良いし、性格これまた花丸だし。
『受け』
醜いと自分も誰もが思い込んでて、しかも高貴な大貴族なのに、よりにもよって『オメガ』に生まれてしまい、まぁ不憫な位に継母にイヂメられ、勉強の機会すら奪われて。
でもこの『勉強の機会を奪われた』ってのが、大きなポイントなんですよね。
それがなきゃ『攻め』との運命の出会いが危なかったかも。それに『攻め』の兄である『王様』の側室に入れられていたかも!なんですよ。
なかなか凝りに凝ったストーリー展開で、そう易々とはハッピーエンドに行かないのです。
それをこっちはジレジレと待つのですよぉ。
私、この展開で『リボンの騎士』のサファイヤ(受け)フランツ(攻め)もオーバーラップしてしまい、一人で余計に盛り上がってしまいましたーーー。
しかも『受け』は金髪碧眼と言うこの国1の美しさ
.+*:゚+。.✧︎(﹡ƠωƠ֦﹡)✧︎.+*:゚+。.
この物語に身も心も堪能させて頂きました。
最後になりましたがCielさまの美しいイラストにも萌えてしまいました。
美しいお衣装に美しい二人・・・本当にうっとりです。
童話と言うと、仄暗く淫靡なイメージが(個人的に)ございますが、こちらはまさに大人の為の官能童話です。
エロエロでありながら無垢、そしてハッピーエンド!!
大人女子が好きな要素がこれでもかと詰め込まれてるので、ぜひこの世界観を堪能して下さい(*´▽`*)
内容ですが、シンデレラベースの童話風+オメガバースです。あと、なかなか乙女心をくすぐるもう一つの要素てトコでしょうか。
亡き母の遺言で髪を伸ばし、顔を隠して生きているリオ。
貴族の長男でありながら、オメガの為に冷遇され、継母から使用人扱いされる日々。
そんなある日、妹の忘れ物を届けに舞踏会に訪れると、静かな庭園で貴族のヴェレスと出会います。
アルファであるヴェレス。互いの匂いにどうしようも無く惹かれあった二人は求め合い、つがいとなりますが-・・・。
まずこちら、実は庭園で出会う前に、二人は街の本屋で出会ってるんですね。ちょい嫌味な青年貴族と、ボサボサの前髪で顔が分からない生意気な平民として。
その後庭園で、ドレス姿の美しい青年としてリオは再会。
ただし、ヴェレスは二人を別人と思っていて・・・と言う流れです。
先にエロエロと書いたのですが、リオがオメガの為に結構不憫な目に遭うのです。
発情期が来れば、使用人に代わる代わるもてあそばれみたいな。
ただ、王の側室になる事が決まっている為、本番は無し。
そして本人がとても気が強い為、痛々しさが幾らかマシて感じでしょうか。
また、母親の遺言で髪を伸ばして顔を隠すように言われた為、リオ本人は自身を醜いのだと思い込んでいます。
お約束通り、前髪を上げると実はとても美しい顔なのですが。
で、生意気な平民の友人、また庭園で出会ったドレス姿の青年。
リオは別人としてそれぞれの姿で交互にヴェレスと会い、リオとしては友情、つがいとしては愛情を育み抱き合う。
このへんがとてもお上手でして。
リオとしては、互いの内面をゆっくり知り合うほのぼのとしたシーン。
つがいとしては、情熱的に求め合う官能的でエロエロなシーン。
とてもバランス良く二人が関係を深めていくエピソードが読めるんですね。
ここでの、ヴェレスが二人を同一人物だと気付かないのはおかしいと言うツッコミは存分にして下さい!! ちゃんと回収されています。
そんなおり、自身がつがった事が継母にバレてしまい、「咎人の荒野」に置き去りにされるリオ-。
と、これまた不憫な展開。
ここでのリオのモノローグが、もう切なくて切なくて( ノω-、)
しかし、ここからちゃんとハッピーエンド。
不憫だった分、超甘々なラストに、これまた甘々な短編が待っています。
あと、シンデレラと同じく、意地悪な継母ザマァ展開にもスカッとしました。勧善懲悪て、素晴らしい!!
他、濃厚なエロにも萌えました。
リオがいつもドレス姿なのがちょい倒錯的なのと、モブ(使用人)にやられちゃうのも気の毒ながら萌える!!
リオ自体は無垢で稚いような反応を見せるのに、身体はオメガの為にエロエロというのがまたいいんですね~。
ヴェレスの敬語攻めにも萌えました。
カバー下にも超甘々な後日談がございますので、お見逃し無く!!
和泉さんは作家買いする作家さまですが、挿絵がCielさんときたら買わずにいられようか、ということでお買い上げ。
和泉さん初オメガバースもの、ということで、期待度MAXで読み始めました。内容はすでに書いて下さっているので感想を。
タイトルからも推測できるように、シンデレラを踏襲したお話でした。
主人公はリオ。
名家の長男でありながら、Ωとして生まれたために父親の跡を継ぐことができず、そして母亡きあと父親の後妻としてやってきた継母に苛め抜かれる、といったストーリー。
庇護してくれる親もなく、継母に召使いとして働かされ、下男にすら見下されながら過ごす日々。が、ある日舞踏会に出かけて行った腹違いの妹の忘れ物を届けたときにαの男に見初められ強引に関係を持たされ―。
と、ざっくり書いてしまうとリオがものすごく可哀想に思えるのだけれど、このリオという男の子がとにかく逞しい。Ωとして生まれてしまった以上、今以上の生活は望んではいない。けれど彼は自分の生家にプライドを持っていて、その名を汚すことを良しとはしていない。
だからこそ自分の足で立とうとしている。
そしてそんなリオを見初めたαで貴族のヴェレスも。
彼の正体はなかなか明らかにならず、リオと強引に関係を持ってしまうといった傲慢な部分も持ち合わせているためにはじめはちょい微妙な気持ちになったのですが、それでも彼のリオに対する執着心がなんとも良かった。
文章中にはっきりと記載はないですが、おそらくこの二人は「運命のつがい」という設定なのではなかろうか。
だからこそ、出会った時からお互いに強く惹かれてしまった。
オメガバースの「運命のつがい」は、ややご都合主義な感じが否めずあまり好きではない設定ではあるのですが、この二人に限って言うと、そういった設定がないと前に進まなかったのでは?と思いました。
リオが、普通に男の子としてヴェレスに会う時と、女性もののドレスを着てヴェレスに会う時と。
二つの顔でヴェレスと過ごす時間が全く様相が異なる。一粒で二度おいしい、といった感じ。リオはまっさらさんなので、性的なことは全くの無知さんなのですが、だからこそリオの口から出るセリフの一つ一つがクッソエロいです。けしからんエロさです。こんなセリフを言われたら、ヴェレスも骨抜きにされちゃっても仕方ないだろうな、という感じ。
お互いに強く惹かれあっているのに、それでも別れがすぐそこに見えているリオの悲しみと苦しみに萌えが滾りました。
ただ、リオの継母。
彼女への制裁がやや甘かったな、という気も。リオをひどい目に合わせた継母への復讐のお話ではないので仕方ない面もあるかと思いますが、彼女のしたことは本当に外道で、胸が悪くなりました。
どんなピンチにももれなく助けに来てくれるヴェレス。
お約束とわかっていても萌えました。
薄幸受けさんが、スパダリな攻めさんに愛され幸せになる。
ある意味王道なストーリーではあるのですが、そこにオメガバースという設定がプラスされたことで、より面白く、萌えるお話に仕上がっていたと思います。
リオがひどい目にあうシーンもそれなりにありますが、基本的にはヴェレスに愛されドロドロに溶かされる、という内容がメインになっているので、痛い話は苦手で、という腐姐さまでも読めるかなと思います。
カバー下に小話が。
こちらも忘れずに読んでほしい!
エロくって甘い、ヴェレスとリオのその後の様子が垣間見れる、そんなおまけ小説でした。
今回は七貴族の名家を継いだ王弟の宰相と
生家を継げず使用人扱いされる貴族のお話です。
受様が決められていた王の側室ではなく
攻様の番にして伴侶となるまでと
2人の新婚生活と二世誕生後の小話を収録。
この世界には男女の別だけでなく
アルファ、ベータ、オメガの性があります。
アルファは容姿端麗、頭脳聡明で
支配者たる王族や貴族に多く、
男女ともに女性とベータを孕ませる能力を
持っていてます。
ベータはごく平凡で平民に多く
女性のみが子供を産めます。
オメガは凡庸で判断力に乏しく
他の性より体格や容姿が劣っている上に
アルファから孕まされる存在であり
発情期を迎えると様々な制約があります。
受様は七貴族の名家の1つ
グラナート家の初子でしたが
突然変異のオメガとして生まれた為に
家の継承者とはなれず
結果的に隠された存在とされました。
それでも両親が揃っているうちは
貴族の子息として教育を施されますが
母亡き後に嫁いできた継母が
娘と息子と生むと状況が変わっていきます。
妹は七貴族間での約定で
幼くして現国王の王妃として選ばれ
父が亡くなると弟が当主となったことから
受様は継母から使用人として
働くように強要される様になるのです。
受様は生母との約束で
成人まで髪を切らず伸ばし放題にして
顔を隠していていた為
継母と妹、使用人たちから
醜さを疎まれていましたが
妹が王の正室に選ばれた通例として
身内から側室を入れなければならず
子の産める受様を代用としていた為に
家を出されることはありませんでした。
そんな受様の楽しみは
父の蔵書や天文学の書籍を読む事です。
天文学の新刊が書店に入る日
受様が意気揚々とその本に手を伸ばすと
1人の青年貴族とかち合います。
その青年貴族こそ今回の攻様で
受様は書店の主の仲裁で
その本を攻様と交代で読む事になります。
2人の交流が進む中
受様は王宮で開かれた舞踏会に向かった妹に
忘れ物を届けに行くことになりますが
招待状がないために女装して紛れ込んだ王宮で
実は王弟で宰相でもある攻様に見初められ
挙句に押し倒されて番にされてしまうのです!!
王のモノである身で番契約をされた受様と
知らずに王のモノに手を出した攻様。
こんな2人の恋の行方とは!?
本作は和泉先生の初オメガバースで
シンデレラな扱いを受ける受様が
玉の輿なサクセスストーリーです♪
あとがきによると和泉先生のベースは
日本昔話の「鉢かつぎ」だそうで
受様の容姿に関する思い込みの強さは
ちょっとあり得ないかなと思った私も
ソレで納得しました(笑)
受様はシンデレラなみにこき使われて
虐げられながらも勉学に励み
名家に生まれた矜持も持っている青年です。
片や攻様は王の異母弟として生まれて
跡継ぎのいない七貴族の当主となりますが
王を支える宰相として辣腕を振っています。
2人の出会いは
街の書店と王宮の舞踏会という2度になり
受様はそれぞれ別人として
攻様との付き合いをして行くことが
物語を面白くしています。
受様に番がいることがいることがバレて
受様の継母が彼を亡き者にしようと画策、
受様が攻様に助けられて大団円を迎えるまで
たいへん楽しく読めました (^-^)
受様が自分の美貌に気づかない理由が
キチンと用意されていたのも良かったです。
攻様が舞踏会で出会った受様を
強引に押し倒しちゃうのは
アルファ×オメガのお約束ですが
シーン的には昔の学園BL定番の
俺様攻様がお気に入りに手を出す
「嫌よ嫌よも好きなうち」な半和姦で
アルファの切迫感と言うか
オメガへの強制感をあまり感じられず(笑)
その後も女装して逢うと睦合ってるので
エロ度はけっこう高いですが
オメガバース初心者さんにも読みやすい
お話だと思います。
但、凌辱、女装が地雷な方は要注意かな。
オメガバースフェアとの事で
カバー下にオマケSS付きです。
子供ができてもラブラブな
2人の甘々エピソードですので
こちらもチェック必須ですよ。
今回は本作同様シンデレラサクセスで
和泉桂さんの既刊『PROMISED LOVE』を
おススメ作とします。
コミックスとのコラボで楽さ2倍作です♪
シンデレラと鉢かつぎ姫を混ぜてオメガバースでBLにした小説。
昔から衣服取り換え型の輿入れBLってジャンルはあったけど、これをオメガバース世界に持ってくると無理なく結婚出産ができるようになるわけで、なんか、ほんと、世の中便利になったよね(なんか意味違う気もするけど)。
貴族の家の長男でありながら、先妻の子で、その上アルファばかりの貴族の家にはあってはいけないオメガの子のリオは、父亡き後は後妻に使用人扱いされながら暮らしていたが、、、。
このリオの健気さや、恋と肉欲で揺れる様にどれだけ萌えられるかが評価のポイントかな。
リオの生まれに対する矜持と、番のフェロモンに負けてエロエロになってしまう所とのバランスが、さすがだなという事で、萌2です。
オメガバースもの。童話のシンデレラに見立て、可哀想な美少年オメガが虐げられる話。主役の受けはオメガだったために貴族の家を継ぐことが出来ず、継母や兄妹に虐められます。その虐められ方がBLなだけに本家のシンデレラと違ってエロ方面の内容もあります。
純真な貴族のお坊ちゃんだったのに発情期がきたら使用人達に処理の為に慰み者にされ…っていうのが、とても受けに対してドSな和泉先生らしいと思ったのでした(褒めてます)。国王の側室になる予定だから本番は無しで口と素股だけって言っても下品な使用人複数に純潔を散らされて「最後は顔にぶっかけてやるぜ」とか言われてますから。多分この辺ノリノリで書かれてたんだろうなあと思います。
物語的にはシンデレラと同じでイケメンの攻めの宰相(国王の腹違いの弟)とハッピーエンドになります。受けは髪で顔を隠していて目も悪くて攻めと結ばれるまで自分の美しさに気づいてなかったという設定もあります。私が納得いかなかったのは諸悪の根源の継母が何の裁きも受けていないこと。意地悪な妹も(弟は優しい子だった)。童話だと鳩に目を潰されたり死刑になったりするけど。だって殺人未遂ですよ?シンデレラは悪者が滅びるところまで1セットでやってくれないと何だかスッキリしません。
電子書籍で購入。
紙書籍にあるカバー下のSSは残念ながら載っていませんでした。
でも、お話が面白く、エロも素晴らしかったので買って良かったです!
「スパダリ」「ナカ出し」「普段は紳士、でもHの時は野獣」←こういうのが好きな方にはオススメです(^_^)
原案は、お伽草子の「鉢かづき姫」なのだそう。
リオはΩ、そして醜いと言われて忌まれて、父の死後は使用人として生きている。
絶世の美女と言われた母。
「お前をひとと同じように産んであげられなくてごめんなさい」
「成人するまで人に顔を見せてはいけない、髪の毛は切らないこと、特に前髪はだめ」・・と謎の遺言を残して死んだ生母。
リオは母似。自分はひどく醜いと思い込むのは、自分の顔も鏡で見えないくらいの近眼だから。
唯一の庇護者の父を亡くした後、継母に冷遇されるリオ。
でも、母との約束を守り続けて、絡まる長髪のまま使用人として生きるリオはΩ。
あとは、伝承に沿う内容なので言わずもがなで、だからとても面白い。
楽しめました。
----
はちかつぎ:(寝屋の長者のお話)
河内の国 、交野郡寝屋というところに備中守藤原実高という大変裕福な「寝屋の長者」には、美しい姫がいました。姫の母君は長い間病床にあり、自分が死んだあとの姫の行く末を案じ、観音様にお参りしたところ、姫の頭に鉢をかぶせよというお告げがあった。
攻め様は才に長けた宰相ヴェレス。受け様は名門貴族の長子でありながら使用人の様な扱いを受けるリオ。
オメガバース特有のヒエラルキーに苦しむオメガ性を持つリオですが話の合間合間で利口な自分こそ家督を継ぐに相応しいといった考えがあったりと貴族の長子であるプライドがチラリと垣間見えます。
物語は攻め様と受け様が共通の趣味としていた一冊の学問書をきっかけに進展します。最初は互いの身分も名前もわからぬまま本を通じて交流を深めていきます。
話のミソとしては「ヴェレスと本を貸し合う造詣深いリオ」と「ヴェレスのつがいとしてのリオ」の二人の顔を使い分けた「リオ」とヴェレスの絡みでしょう。
しかしシチェーションとしては大変美味しいのですがあと一歩詰めが甘いというか…。
「つがいのリオ」としてヴェレスと接している時に自分の正体を思わず仄めかしてしまうシーンでは読みながら『ヴェレスもっと突っ込んで!』ともどかしく思ったり。(後にヴェレス自身が半信半疑だったと打ち明けていましたが。それでもそこは断言して欲しかったな)
あとはリオが荒野で数日間ろくすっぽ水分を取らず意識が朦朧とした状態でヴェレスに助けられたシーンでは与えられた水筒を自ら受け取って自力で水分補給しているシーンに思わず『えっこの子重度の熱中症で死に掛けてたんじゃ…』と突っ込みを入れてしまった時点でふと我にかえりました。いかんこれはファンタジー。
作中で最も滾り萌えたシーンは性行為への免疫がないに等しいリオがオメガ性の特性に引っ張られて淫乱になってしまうシーンでしょうか。たどたどしくどエロい発言を連発するリオに攻め様も撃沈。私も撃沈。
和泉先生の初オメガバースものとのこと。苦手なものが多いけど、とにかく読んでみないとな と手に取ってみましたが、苦手な設定があったのですいません、中立です。本編260P弱+デロ甘後日談20P超+先生のあとがき+珍しいカバー下ショート(本編後にどうぞ)。ポイントは、受けさん色っぽい面で頑張ります+好きでもない奴に触られるのを諦めてるところかな。
舞台は中世ヨーロッパみたいな「六花(りっか)の国」の王都。リオ・グラナードは名門貴族の長子でありながらオメガとして生まれてしまったため家を継げず、父母を失った後、継母から使用人扱いされています。家庭教師もなく独学で勉強を続けていたのですが、ある日楽しみにしていた天文学の本の3巻目を購入しようとしたところ、1冊しかなかったその本をある男性と取り合いになり・・・と二人は出会います。
設定としては、アルファ、ベータ、オメガのみで、発情期を抑える薬はないがアルファ側に匂いに鈍感になる薬はあります。オメガは能力に加えて容姿なども劣ること、アルファにかまれたら番になるという設定です。
*********以下は苦手だったところ
リオが初めての発情期を迎えた時、継母から言われて使用人たちから色々されるところ、そしてそれを諦めて許容しているかのようなところがダメでした。苦しくてもぜってーイヤ という方が良かったなあ。(いやそもそも発情期で苦しむこと自体が大嫌いなんですが)オメガであることを前向きに受け止めて苦しくても頑張るという系統の方がまだ嬉しかったです。
攻めさんは、あっさりリオに落ちすぎという感。オメガだからとかキレイだからとかあってもなあ。。。
受けさん頑張って色っぽいシーンも、どうも・・・もうちょっとキレイな言葉使うツンデレ系の方が好きなので、舌足らずで本能に正直な様子は、ちょっとパスでした。
すいません、ちょっと萌えるポイントが個人的には少なかったです、残念。