条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
ryuousama no okiniiri ryu no shihou wa madoromu
「竜王様のお気に入り!ブサイク泣き虫、溺愛に戸惑う」の続刊になります。
実の所、前巻ではひたすら一途な陸に対して、リューイ(竜王様)が若干薄情に思える部分があるのです。竜王の特性である事は重々分かっていても。
それが今回、リューイ視点での、彼の健気さやとても心の痛むエピソードなんかがございまして。
やっぱこの二人は、互いに心から愛し合ってる!!
web小説特有の若干クドクドしい部分は感じられますが、すごく素敵で感動的な完結巻でした。
内容ですが、勇者として召喚された弟・海斗の巻き添えで、異世界トリップしてしまった爬虫類似のブサイクな高校生・陸。
そこで八つの異世界を管理する神竜・リューイの「お気に入り」として溺愛され、さらに自身の容姿を気にせず接してくれる人達とあたたかな人間関係を築きと言う所からの続きです。
リューイと過ごす今この時を「宝物」として、大切に過ごす陸。
そんな陸と過ごす日々を、どうしても手放したくないと強い執着を覚え、陸の居ない世界は耐えられないと激情を抱くリューイ。
そこに、陸と一緒に異世界トリップした弟・海斗が現れ、陸を無理矢理攫います。
共に元の世界に戻ろうとする海斗は暴走しー・・・といった所です。
今回、一番の注目は弟・海斗になります。
前作では一緒に異世界トリップしつつも、大した出番はありませんでした。
が、その少ない出番でも結構な印象を残してくれたんですね。
意地悪な態度を取り続けてはいるのですが、そこに透けて見える歪んだ愛着なんが萌えさせてくれまして。
それが今回、その執着ぶりをあからさまにします。
お兄ちゃんを取り戻す為だけに過酷な経験をし、手段も選ばす・・・。と言った感じで。
個人的に、兄弟ものが大好きなのです。義理、ガチ問わず。
この歪んだ執着具合がたまら~ん!!と。
また、歪んじゃいるけど、その一途さは疑いようがない・・・。
これは個人的な好みの話ですが、当て馬は永遠に主人公を想い続けて欲しかったりするのです。別の人を好きになっては欲しくない。
と言いつつ、スピンオフで当て馬が幸せになると、それはそれで萌えるんですけど。
彼の本懐は叶いませんでしたが、これからもお兄ちゃんに執着し続けて欲しいものです。
そして、海斗の暴走により半死半生になる陸。
ここで、竜王の寿命の謎も解けます。
「なるほど!!」と、大満足の大団円です。
また上手いのが、リューイの視点が入る事なのですよ。
陸の視点だけだと、全て丸く収まって良かった良かったてなもんですが、リューイの視点が入る事で、二人のこの幸せな着地点がかけがえのないものだと思わせてくれるのです。
そして、前巻では若干薄情に思えたリューイの株が大幅にアップする事となる。
彼のひたすら待ち続ける不安な日々を思うと、その一途さに涙を禁じ得なくて(´;ω;`)
ホント、幸せになって良かったよ!!
とてもとても感動しました。
前巻から引き続きのレビュー失礼します。
前回は評価は萌萌でしたが今回は神!
前回から変わらず読みやすく陸くん幸せなら私も幸せ〜❤️位に癒されました。
私が気になった王族との関係も、弟の違和感もスッキリ。
多少強引感は否めませんが楽しく読ませていただきました。
ネタバレになるかもですが、エルミアが可哀想だったなぁ…
全体的なレビューはほぼ上巻のほうに書いてしまったので、こちらはさらっと(^^♪
上巻のほっこりムードから一転、弟の出現で怒涛の急展開です。迫力満点に進んでいくので、あーこれは映像で見てみたい!と思いました。アニメで映えそう♪弟はちょっと・・・いやかなり愛情の方向性を間違えてしまったけれど、陸を思う本気の叫びは萌え!!
なんだかんだで竜王様はヒーローなんだけど・・・緊迫してるはずのシーンで突然のデレ!?がありまして。緊張の中ほっと和んで竜王様に萌えてちょっと笑えて、好きな場面です。竜王様をさらに好きになった!
全てが終わり、陸が眠りから覚めると四年も経っていたわけですが、その間ずっと待っていた竜王様の健気さと涙にこちらもうるうる状態に(>_<)最後は心の底から泣きながらおめでとーーーー!!!と言いたくなる二人でした。
メイン二人以外も、それぞれ理由があっての行動だと示してくれるので、悪役も憎みきれないキャラクターになっています。残酷に思える描写も少しあるにはあるのですが、後に引きずることなく読めます。
わくわくファンタジーに溺愛癒し、いろんな要素を楽しめるエンターテインメントBLだと思います★
web小説ならではの読み易さテンポの良さだけでなくエピソードが良くとてもバランスがいい本でした
蛇顔の為家族からも周囲からも虐げられ阻害されていた主人公が転生した世界で、その世界の創造主たる竜王に愛されるという言うある意味王道な物語なのだが、竜の持つ秘密、主人公を転生させた弟との関係
それぞれ展開は想像がついたけど、二人を取り巻くキャラや世界の成り立ち、世界観、エピソードが二人の関係の変化を優しく彩り飽きさせません
陸くんの心の美しさ優しさ故彼に関わる者が皆彼の虜になるのだけど陸くんが全く気がつかないのが楽しくなります
個人的に弟の兄への妄執のような愛情に絡め取られる関係を描いたお話は嫌いじゃないのですが
陸くんの反応が逆に新鮮でした
受け攻め両者の魂の救済
弟からの妄執
年下の子からの求愛
底辺から最上級への転身
と陸くんがひたすら愛される本とも言えるかもしれませんが
イヤミにならないのは陸くんの持つ孤独への共感力
自己肯定感の低さに卑屈さが付き纏っていないからかな
竜王との関係がたどる先は読めませんが
二人は共に幸せでいるんだろうと想像できる
読んでて癒されるおとぎ話のような本でした
今回は8つの異世界を管理する長寿の神竜と
異世界から召喚されたブサイクな高校生のお話です。
受様が攻様の「お気に入り」から伴侶となるまでと
伴侶となった受様と新王が対面する後日談と
攻様視点での本編裏情を交えた後日談を収録。
受様は不細工な顔立ちで生まれたために
両親に疎まれて育ち、友人もいない境遇でした。
ある日、受様の優秀な弟が
攻様が管理する8つの世界の内のある世界に
「勇者」として召喚され、
受様はその巻添えで共にトリップします。
そしてトリップした先で
世界を管理する神竜である攻様の
無聊を慰める閨での伽役「お気に入り」として
攻様の城碧城にて暮らすことになります。
今までの「お気に入り」と違う受様に
竜神信仰のお膝元である世界の都市
リュティビーアの人達も心を砕き
受様も心を開いていきます。
しかし人である「お気に入り」と
世界の統括者で有り長寿の神竜では
そもそも命の長さが違いすぎます。
共にいる時間を精一杯
楽しく過ごそうとする受様と
受様を失いたくないと思い始める攻め様、
今までの「お気に入り」以上に
攻様に気に入られた受様を疎む
リュティビーアの王と
「お気に入り」候補だった姉姫、
現代日本に戻るために
召喚世界の「勇者」の役目を逸脱し
暴走する受様の弟、
それぞれの思惑が錯綜する中で
受様が弟に拉致られてしまいます!!
弟の目的とは何なのか!?
攻様は受様を取り戻すことができるのか!?
そして攻様と受様の恋の行方は!?
web小説のノベライズ出版で既刊
「竜王様のお気に入り! ブサイク泣き虫、溺愛に戸惑う」
の続編にして完結編になる1冊です。
前刊で受様は攻様に見初められて
攻様の「お気に入り」として溺愛されて
現代日本では縁遠かった幸せな日々を過ごします。
異世界トリップした原因や弟の動向、
攻様との寿命の違いなど続刊に続く伏線も
ファンタジー展開と目をつぶれば個人的には
『既刊1冊での読了』も有りかと思いました。
でもまぁ、せっかくの2巻セットですし、
やはり伏線は気になりますので
ここはきっちり読んでみましたよ(笑)
結果的には受様の登場による
関係者それぞれの思惑も詳らかにされ
既刊で張られた伏線が
納得できる結果で回収されていて
最後までワクワク楽しく読めました♡
攻様の力を凌駕するほどの
力の暴走を見せた受様の弟には
とても辛い結果ではありましたが
誰かにとっての「正義」が
誰かにとっては「悪」であるという事が
如実に表れた結果でもありました。
本編後の後日談は
受様を大切に思っている人々の思いが
優しく積み重なった日々のお話であり
攻様が最後の危惧を取り除き
2人が最後の日までともに幸せに
生きていくことを決意するお話でした。
攻様視点の番外編では
人々や受様やおつきのカエル達からも
超越した存在であるために
見え難かった攻様の内側を
知る事が出来て良かったです (^-^)
厚さと価格(笑)で手に取り難いかもしれませんが
厚い分だけ萌えられると思います♪
今回は本作同様、
異世界トリップする受様のお話で
櫛野ゆいさん『竜人と運命の対』はいかが?
コミックス化をきっかけに作品を知り、2巻一気読みです。
1巻は元の世界でずっと辛い目に遭っていた陸が竜王にひたすら可愛がられ溺愛され、徐々に周囲とも絆を築き、自信をつけていく幸せ満点のストーリーでした。
2巻では竜王の寿命の秘密や共に転生してきた弟との決着とストーリーの本質的な部分をメインに描かれていました。
弟が本当に歪みまくってて、結局この2人の家の大人たちがとんでもないやつだったからこそ、ここまで自信が極端にない子や思い通りに事を進めるために人を傷つけるのを厭わない子に育ってしまったのかと思うとすごく切ない…
ただそこから竜王の寿命の秘密が明かされるまでの展開が最高によかったです!異世界転生系、一度異世界で死んだら不条理もどうにかなって生き返るか蘇るかのイメージだったので途中まで、あ、そのパターンか、と思ったのですが、結局一度も死ぬことなく秘密も解明しての満場一致ハッピーエンドだったので、大満足でした。
個人的にはエルミアが切なくてかわいそ可愛くて爆死しました笑
精一杯の告白も特に気づかれることもなくスルーされ、しかも陸がこっちに来ることはないと聞かされるという…どうか幸せになってくれ…笑
web小説の書籍化の完結巻ということで結構長かったのですが、構成が素晴らしく最後がどうなるのか気になったので前巻から一気に読んでしまいました。
ヤンデレの弟に巻き込まれたことや、その弟の行動のおかげで攻の謎や関係が全て解決していく様はとても上手いと思いました。
ただですね。今巻を読み終わってまず思ったのが、リューイ×陸よりも海斗×陸のお話を読みたかった…!だったりしまして。
前巻冒頭からも兄大好き具合を所々発揮していた海斗がどうなるのかと思いつつも、前巻まではまだリューイと陸の甘々生活を堪能していたのですが、今巻の海斗の叫びを読んですっかり海斗×陸の妄想に浸ってしまいました。
それぐらい海斗の兄への想いにやられました。
ここら辺は完全に好みの問題なので、というか私が異端なだけだと思うので、弟の方にうっかり転ばない限りはとても良作だと思います。