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freezing eye
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
数あるbl小説の中でもお気に入りの作品。
大人な抱擁攻め×クールビューティーツンデレ受け。
前篇は大人の駆け引きな感じですが、後編はお互いの弱みやくっつくまでの葛藤が描かれていて素敵でした。
エロく美しくといった感じで素晴らしかったです。
特に早瀬が過去の確執で苦しんでるときのセックス中の若宮と早瀬の掛け合いや別れを告げたあとに泣きながら追いかける早瀬のシーンがお気に入りです。
場面やツンデレ早瀬を優しく包み込みつつ、やるときはやってくれる若宮先生かっこいい。
年下攻めばかり読んでいたときに読んだ作品なのですが、年上抱擁攻めっていいなと思わされた作品です。
黒髪/一重切れ長の瞳/華奢な襟足美人。主人公は、京都の名芸妓の私生児。
嵐山や料亭があるあたりの自然描写;じわっと陽炎が立つ盆地の暑さの描写や、木陰に入ったヒンヤリとした冷気、風鈴の音や樹木や花の香の描写が素敵です。
生活感ある温度を感じる描写だと思ったら、なんと著者は、京都市出身・在住の人だった。
美しい街の京都は、余所者にホントは冷たい。閉鎖的な雰囲気も出ていた。
魅力的な古い街。
母を溺愛していた祖母から殺されかけた主人公の記憶。母の形見の振袖、ダラリの帯。
綺麗なものが潜める妖しさが、一杯。
「背徳のマリア」を読んだ後は、こんな柔らか目の綺麗なもの一杯の恋愛もので、心を癒したくなります。恋愛の心情描写も細かくて共感をそそられます。自然描写が美しくて、素敵でした。
主人公は、めいっぱい抗ってますが、攻めの恋人の掌中で転がされているだけ、素敵な二人です。母が心中したあと、養子に出されて居場所が無かった主人公が、やっと安住できる場所を得ることが出来て良かった。
この作品の関連が、倉橋柊一が登場する「スレイヴァーズ」シリーズということなので、読んでみます。
「スレイヴァーズキス」シリーズのスピンオフ。
本編がヴィクトリアンだとすれば、こちらは和のテイストで雰囲気は全然違う。
そして個人的には本編よりも好き。
元検事の敏腕弁護士・若宮と外資からの移籍組で柊一の教育係だった早瀬が主人公。
雪舟先生のイラストは相変わらず美しい。
この仕事はできる知的なクールビューティ早瀬を、
いきなり口説いたり寒い駄洒落を言ったりしている若宮。
二人が出会って付き合うようになるまでが前半、
後半は舞台を京都に移して、早瀬の過去に絡んだ物語になる。
風情のある京都の街、着物姿……
クールに見えて、うちに激しい情念を秘めた早瀬がいい。
そんな彼にべた惚れで、包み込む大人の若宮は出来過ぎだなぁ……w
ツンデレ好きにはよろしいかと♪
難攻不落な感じの受けを、攻めが口説いて口説いて口説きまくってやっとのことで落とす・・こういう話は大好きです。ツンデレのクールビューティーの受けはテンプレと言われようがなんだろうがやっぱり自分の大好物だと思いました。本編のスレイヴァーズシリーズより私は面白かったです。
攻めの弁護士さんはまだ30代前半なのに本当に寒いオヤジギャグをとばしまくります。かっこいい時間が短すぎるとか・・ウルトラマンみたいな人です(笑)受けの早瀬君はエリートサラリーマンで、京都出身の出生に秘密有のお坊っちゃまでクールに見えて本当はとても寂しがり屋さんでした(攻めいわく迷子の子猫ちゃん。笑)
なかなか落ちなかったのに、一度恋に落ちてしまえばとても情熱的な人で「私を捨てないでください」みたいな感じで攻めに泣いてすがる所がすごく可愛かったです。
雪舟薫さんのイラストも美しいです。一重瞼のクールビューティーが素敵でした。
攻・若宮法顕(34) 社内弁護士
受・早瀬義弘(27) 会社員
複雑な生い立ちからか、仕事でもプライベートでも、他人との感情的なかかわりを一切排除している早瀬。
その早瀬を呼び止めて「好きだ」と言う若宮。
告白されただけで、何かを求められているわけではない…と瞬時に判断した早瀬は「ありがとう」と礼を言い、そのまま忘れてしまいます。
後日、仕事として若宮の訴訟のサポートをすることになったのですが、先の「ありがとう」を「お付き合いOK」と勝手に決めた若宮がしつこくアプローチを繰り返します。
弁護士でありながら感情表現が豊かな若宮は、弁護士らしく論理的強引さで早瀬を篭絡にかかりますが…これが一筋縄ではゆきません。
また仕事での訴訟も芳しくない結果が予想され、早瀬は和解をすすめますが、若宮はのらりくらり。
強引にキスをされ、そのまま押し倒されかけます。
社長の呼び出しで助かった早瀬ですが、復讐とばかりに若宮のサポートとして行なった仕事の資料を全て廃棄してしまいます。
この辺、感情を嫌う早瀬らしくなくとても感情的で衝動的。
早瀬は鉄面皮のクールビューティーですが、決して感情が無いわけではないのです。
恋情に振り回されて心中した母や、自分を恨み呪う祖母、押し付けられた養子に愛情(幼い早瀬が感じ取れる愛情)を向けなかった養父母、金の無心をしてくる義兄。
そういった「感情」に傷つけられてきたからこそ、自分を守るために「感情」を捨て去って生きてきたわけです。
そんな早瀬が強引で感情的な若宮に振り回されている間に、心を凍らせなくても生きていけるのだと教えられてゆくんですね。
必要な資料を全削除されて、果たして裁判に勝てるのか。
「勝ったらおれのものになれ」
「では負けたら損害賠償請求します」
と両者の間で契約が成立。
早瀬は今までの流れや必要資料の欠損もあって「和解」以上の勝利は無理だと思っていましたが…そこは優秀で策略カの若宮。
データは消えても頭の中にあるし、有力な証人を用意して見事勝利。
早瀬との賭けにも勝ちます。
賭けにのった時点で、早瀬は落ちてるようなものですが(笑)。
『Calling Eye』では実家との距離を、若宮の包容力のある強引さで埋めることになる話。
早瀬の頑なさは魅力でもあるのですが、そればかりでは若宮には辛いですよね。
でも自分の殻を破って感情のままに行動することも、早瀬にとってはかなり苦痛。
それでも若宮と離れられないと気付いて、自分から「私も幸せになりたい」と告白。
若宮の粘り勝ち。
この話は、私好みの「ツンデレ篭絡物語」でした。
この話し、なかなか物語の中に入り込むことが大変でしたが、攻めの若宮さんが極めてポジティブで人間臭いので救われて読み続けられました。
受けが複雑な事情の過去に囚われているためになかなか気持ちを自覚しないのですね。
そんなつんつんしている早瀬がようやく言った一言に若宮さんが
「君にしては上出来だ」
などと言うのですがそれがいい!
信念もあって仕事もできる。
いつも早瀬を大きな大きなところから見守って包んでいるのですがそこもいい。
彼の欠点といったら非常に寒いダジャレを言うところでしょうか。
しかし、入り込めなかったというのも冒頭から2人の付き合うきっかけになったところからで、不自然というか若宮さんの性格からしたらどうなのよと思ってしまうし、早瀬もなんだかリアルじゃないというかもう少し人間臭さがほしかったです。
しかし華藤さんは本当にうまいですね。
文章を読んでて頭の中に京都の情景が浮かんでいました。