王室護衛官を拝命しました

oushitsugoeikan wo haimei shimashita

王室護衛官を拝命しました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×216
  • 萌6
  • 中立6
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
108
評価数
32
平均
3.6 / 5
神率
12.5%
著者
水壬楓子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
王室護衛官を拝命しました
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199009136

あらすじ

若き王子と、その幼なじみの護衛官──独立直後の権謀術数渦巻く王国で、二人の恋が燃え上がる、ヒストリカル・ファンタジー!

表題作王室護衛官を拝命しました

非嫡出のスペンサー王国第5王子,25
王子の幼馴染みで護衛官,25

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

No Title

初読み水壬楓子先生。
腐仲間から「痛いの苦手、ハートウォーミング」属性の私へのおすすめだったので安心して読みました。

ディオン王子(王位未決定)とその護衛官のファンレイ。
戦場での慰めやはけ口として身体の関係を持つようになったふたり。
(王子はきっとそんな風に思ってないけど♡)
関係性からエッティは最後の方かなと思いきや、
初手から拝めました。

ファンレイのピンチにはヒーロー登場、
玉ねぎ食べるから、のプロポーズ、
忙しすぎるファンレイのまちぶせ。

だだっ子王子にこれからも手を焼きそうなファンレイです♡

0

主従ものはやっぱりイイ!

イラスト付きの登場人物紹介がほしいですね。王室護衛官の長髪率の高さ!書き分けが大変そうですね。

先に接待の方を読んだのですが、こういう経緯があったのですね。こんなんまだまだ新しいカップル無限にできるじゃないですか!シリーズ続くのでしょうか?

そして今作も陰謀が多すぎ〜!
いくつもいくつも並行して、絡み合って。

舞台は独立戦争を経て2年後の承認式へ。

ディオンが追いつめられすぎ〜!罠か?ってくらい。何故か彼の仕業としか思われない事態が次々と起きて。
だけどディオンが考えていたこと、望んでいたことは一つだけだったんですね。萌える!

ディオン大好きなファンレイ。ずっとお側でディオンをお支えしたい…と密かに願ってるのですが…。
ディオンはその何倍もファンレイを必要としてるよ!戦争でもファンレイだから抱いたんだよ!求めたんだよ!
ファンレイを手に入れるためにディオンがどれだけ濡れ衣を着せられながらも動き回ったか。

相思相愛いいですね!
しかも攻めの背中を守れる受け。
もっと攻めに甘えてあげて!

まだまだ主人公として読んでみたい登場人物が3人はいます!待ってますね!

0

王室護衛官シリーズ

架空の永世中立国「スペンサー王国」の王室護衛隊、通称「スカーレット」
王室護衛官シリーズは、今のところ3冊。

王室護衛官を拝命しました  2018/04/27
スカーレット・ナイン    2019/04/30
王室護衛官に欠かせない接待 2021/09/28

話題の2009年作の「スキャンダル」と比較したら、大人しい、
でもストーリー重視は、変わらない。

面白かった。

1

色とりどりのいいオトコたちo((*^▽^*))o

BLとしてはもちろん、普通に陰謀渦巻く騎士団もののファンタジーとしても面白く読みました(≧▽≦)


長い戦いを経て、カルディア帝国からの独立を勝ち取った4カ国。
その独立国の中のスペンサー王国が舞台。

攻め様は、独立戦争で圧倒的な剣の腕とカリスマ性で武勲をあげた王子のディオン。

受け様は、ディオンの護衛官としてずっとそばにいて、生死を共にしてきたファンレイ。


今回、独立戦争前から王族の護衛官として功績のあった9人を《王室護衛隊》と叙されることに。
このメンバーが、めっちゃいろんないい男達が揃っとる(☆▽☆)
美形なのはもちろん、頭脳明晰、冷静沈着だったり。
かわいい系や体育会系など色とりどり。
だれに護衛してもらってもテンション上がりそう。
むしろ、日替わりで私が見守りたい。
デキル男ぶりを愛でたい。
もちろん、受け様のファンレイも入っていて、ちょっと入っていたディオン視点では、誇らしく見守るディオンの想いがよかったなぁ。


帝国と独立4カ国で行う承認式。
開催国スペンサーでは王室護衛隊を中心に準備が行われ、招待された賓客が訪れる中で、いくつもの陰謀が画策されて。

これ、だれがどういう意図で!?どう解決するの!?とページをめくる手が止まりませんでした。


もちろん、ディオン一筋で健気だけど、尽くすだけではないファンレイや、ディオンのファンレイへの独占欲や執着心もきゅんきゅんでにやにやしっぱなし (。・ω・。)ノ♡

最後までドキドキきゅんきゅんで読ませてもらいました。


イラストはサマミヤアカザさん。
麗しいイラストの数々でございました(´∩。• ᵕ •。∩`)

0

歴史系ファンタジー

新刊の『王室護衛官に欠かせない接待』が気になり、シリーズ物である事を知り、先にこちらを購入しました。 第五王子のディオンと王室護衛官のファンレイ。独立戦争で英雄になるも戦後は目立つ活躍のないディオンと、戦争での働きが認められ王室護衛官に任命されるファンレイ。戦争の時はいつも一緒だったのが、物理的に離れた事で気持ちも離れたように感じる。そこに王室護衛官として大きな仕事があり、様々な人の思惑が絡み事件が…というお話。 様々な人の思惑が絡んで事件が起こり、ディオンとファンレイが巻き込まれる様はハラハラしました。ディオンとファンレイは戦争中はあんなに通じ合っていたのに、ファンレイが忙しくなるとすれ違うようになり、ファンレイの気持ちを思うと切ない。ディオンがまた言葉が少ないので、モヤモヤしましたが、ラストはすっきりハッピーです。 護衛官の制服姿に萌え、ファンレイは美しく、イラストも堪能できました。 続編を読むのが楽しみです✧*。

1

美人さんの王室護衛官

サマミヤ先生の美人さんに目が♡で表紙買い。カラー口絵の2枚目にスカーレット・ナイン(先生命名、王室護衛官9人)の数名が描かれているのですが、どの方も見目麗しくって久しぶりに複数カプ妄想してしまう絵でした!!!!他の方のお話も読みたいなあとワクワクするお話、本編250Pほど+先生のあとがき です。ファンレイがもう少しキレ者だと嬉しかったと思ったので萌にしました。

お話は、緊迫の奇襲シーンから。第五王子ディオンの父が治めるスペンサー王国は、カルディア帝国に反旗を翻し独立を求めていて、ディオンとファンレイは起死回生の一手とするべく砦に奇襲をかけます。その夜、幾人も手をかけ、部下を失ったことを苦しむディオンは、人肌を求めたのかファンレイと肌を合わせます。そして無事独立を勝ち得た2年後から話は本編へ。舞台は中世ヨーロッパといった感じです。

登場人物は、いっぱいw 王室護衛官が9人いる上に各国の王族が加わるので、私はキャパオーバー(笑)とにかくファンレイ以外の王室護衛官をご紹介。●が特にご活躍かな。
ブルーノ・カーマイン:金髪ロン毛♡♡♡キレ者♡王の側役として既に活躍中。●
サイラス・ピオニー:24歳、最年少。童顔。アリシア王女付き護衛官。
ドレイク・ビンヤード:30歳、最年長。
フェイス・セビリアン:灰色の髪、暗殺者によりケガをおった王を助けた功により取り立てられる。
           色々知識あり、穏やかな模様。スペンサー王国出身ではない。●
トリスタン・グラナード:25歳、将軍の副官などで戦時中は後方支援。的確な判断を認められている。
            王国の女主人となるマチルダ王女付きになる。
ジークフリード・トリアドール:ファンレイより3歳年上、陽気、友人多し。エドアルド王子付き。●
ミスラン・カーディナル:白金の髪、ブルーアイ、伯爵家嫡子。27歳。アレシュ王子付き。
ウィラード・ローズマダー:黒髪黒瞳、ガタイよし。クレイ王子付き。

受けさんが色々危なっかしくて、そらあかんやろ と突っ込みどころあったため、ちょっと残念でしたが
攻めさんが玉ねぎを引き合いに受けさんに甘える様が可愛かったので、±0というところです。
うーんスピンオフ読みたい!ブルーノ所望です。

7

痛快な宮廷ファンタジーです!!

こちら、宮廷ファンタジーになります。
個人的に、水壬先生の宮廷ものが大好きなのです。人外ものだろうと、人間ドラマもの(?)だろうと。
今回も、騎士団を思わせる護衛官と言う設定だったり、幼馴染みで主従と言う主役二人の関係性。そして陰謀にミッションに、読者がすっかり騙される痛快なオチと、私にとってのツボがめちゃくちゃ詰まった作品でした。



内容です。
戦時には英雄扱いされた非嫡出の第5王子・ディオン。
戦争終結と共に日陰に追いやられ、不遇な身の上です。
そんなディオンを一途に慕う、幼馴染みで護衛官のファンレイ。
共に過ごした戦場とは違い、すれ違いの毎日に寂しさを感じる中、国賓として訪れた隣国の使節団が襲撃される事件が起き-・・・と言うものです。


実はこちら、最初のうちはわりと退屈でした。
状況説明だったり、登場人物の紹介だったりと綴られてますが、この物語の下地になる部分が複雑で。設定がしっかり作り込まれてる分、余計に。登場人物もやたら多いですしね。
が、その部分さえ読み進めちゃうと、加速度的に面白くなってくるんですね。
よく陰謀渦巻くと言ったりしますが、「どんだけ!?」と言いたくなるほどそれぞれの思惑に寄る陰謀が重なっておりまして、それが明かされる怒涛の展開が小気味よいのです。ワクワクさせてくれたり、何だかホロリとさせられたり、すっかり騙されて思わずニヤリとしたり。

そして萌えるのが二人の関係性。
幼馴染みで主従です!
それぞれ単品でも萌えるのですが、この二つが組み合わさると、更に萌えは倍増。
主従と言う関係に、幼馴染みの互いに分かり合ってる空気感みたいのがプラスされ、特別な絆を感じさせてくれるのが最高なんですよ~。
今回もですね、無愛想でどこか飄々としてる主人・ディオンに、健気で世話焼きな護衛官・ファンレイと言うカップリングなのですが、ファンレイが口うるさく世話を焼き、なんだかんだ言いつつ、ディオンがそんな彼に弱いのが萌えるんですね。立場的にはディオンの方が上のハズなのに、実際の所はファンレイの方が強いんじゃない?て感じで。惚れた相手には勝てないんだろうなぁと、ニヤニヤさせてくれる。
二人の間には結構な誤解なんかがあるのですが、両視点で書かれているため、読者側からはそのへんが丸分かりなのも面白いと申しましょうか。

あと、「王室護衛隊」と言う騎士団設定も萌えました。選ばれし9人の騎士(ナイト)になるのですが、作者さんもあとがきで書かれているよう、このチームでのミッションが格好いいのです。互いに背中を預けて信頼しあえる仲間みたいのが、私もすごく好きなんですよ~。
また、リーダー的役割のブルーノが格好良すぎる・・・!
ぜひ彼でスピンオフをお願いしたい!!


終盤、怒涛のネタバレとオチが痛快ですが、ここでやっとディオンの本心が伝わり、二人は結ばれます。
ネタバレではニヤリとなりましたが、こちらではひたすらニマニマ。昼行灯かと思いきや、実は・・・なディオンが格好いいです。
いやもう、熱烈な愛の告白に萌え転がりました。
ファンレイは、王となったディオンが皆に認められる事こそ幸せだと思い込んでいましたが、彼の幸せと言うのは、もっとシンプルなものだったワケです。これだから主従ものは萌える!!

と、最初は若干退屈でしたが、とても楽しく読めました。



6

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