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toki wo koe boku wa hakushaku to waltzwo odoru
とても良かったです!初めましての作家さんです。医療ものをよくお見かけしてました。
読みやすい文章でグイグイ惹きつける内容にハラハラドキドキ一気読みでした。
冒頭はなんだか辛そうな始まりで、そしたらなんと!大正時代にタイムスリップ!
イラストも小山田あみさんのセクシーで肉厚な男前で、とーーーっても素晴らしかったです!やっぱり小山田あみさんの男前スーツは最強だな!
もうBLなことを忘れて物語に没頭してしまいました。
久城の懐の深さよ、智実のはかなさと淑やかさよ、伸吾の健気さよ。
そして大正時代のレトロさにノスタルジックな感じと。
久城が智実の秘密を全て受け止める度量のあること!そしてそれを活かす場所を作ってくれて。初めて智実が生き生きとできて、認められて。そして育っていく久城への想い。
初めて結ばれた夜。え!慣らさないの?と心配でしたが大丈夫みたいで安心しました。
しかし、翌朝の日にちを読んで、まさか…もしかして?と思ったらやっぱり!
時代と前を向いて強く生きる久城と、もうここが智実の生きる場所ですね。
はぁ〜良かった。
割りと辛いことも起こらず純粋に物語を楽しんでいたら、嬉しいことにBLが自然に芽生えて花が咲いたようなお話でした。
小山田あみ先生の素敵な表紙に惹かれて読みました。
患者の悪いところが匂いでわかってしまうという、特殊な能力を持つ受けが、大正時代にタイムスリップ。そこでこの力について理解を示してくれる伯爵と出会い、自分の居場所を見つけることができるようになる…というお話。
現代パートではこの能力のせいで辛いことばかりだった受けだが、過去の世界ではそれを生かすことができるので、そこは素直に良かったなあと思った。
が、こんな設定ならば、現代医療を身につけた受けがもっと活躍するシーンが見られると思っていたので、患者の話を聞く予診しかしないのはちょっと物足りない。
また、恋愛でも、伯爵との関係は非常に順調に進展。すれ違いや誤解のようなものもなく、最初からずっと大事にされてるので、私はあまり恋の切なさというものを感じなかった。
それはそれとして、この作品は攻めの伯爵がとにかく素敵。優しく温かく、でもそれだけではなく、過去に大切な妹を亡くしているので、心に傷も負っている。エッチの時に変な性癖もないしやらしい言葉責めとかしないし、伯爵らしい上品さで、どんな時でもめっちゃ紳士。小山田先生のイラストも相まって、この攻め様に萌え萌えでした。
こういうスタンダードにカッコいい攻め様、嫌いな人はいないのでは?
物語終盤、この時代設定なので、誰もが知っているあの天災が起こる。が、描写がさらっとしているため、悲惨さをあまり感じない。全体を通して、嫌な感情になることのないお話で、癒される作品だった。
タイトル通り、私をBL沼へと叩き込んでくれた記念すべき作品です。
最初はイラストがあまり好みではなくて購入を迷ったのですが、あらすじに惹かれ電子書籍で手に入れました。
結果、私の人生が薔薇色に。
以下、ネタバレです。
主人公である智実さんはお医者様なのですが、幼少時のあることをきっかけに他者の病気がわかるという能力を持っています。その異能故に両親や周囲から疎外され、孤独なまま生きてきて、職場では医療ミスを押し付けられ、出勤を躊躇っていた時、交通事故に遭い、大正時代にタイムスリップしてしまいます。
目が覚めた彼の傍には、クラシカルなスーツ姿の男性が。
それが久城伯爵です。
以下、暴走注意。
もう、もう、この伯爵様が良い男過ぎる!
俺様は好きではないのに、決して理不尽ではない押しの強さ、傲慢に見えて、荒唐無稽にも思える智実さんの話を聞き受け入れる度量の広さ、妹さんの忘れ形見である甥の伸吾くんを可愛がり、時に人らしい弱さも見せる……。
さらに硬派なイケメン、こんなん惚れてまうやろおおおお!
……気がつけば紙の書籍も買い求め、更に書き下ろしペーパー欲しさに特典付き書店を探し、在庫を確認、速攻で手に入れるくらい、ハマりました。
手元には3冊の時を越え僕は伯爵とワルツを踊るが。
転がるように春原いずみ先生の他作品も購入し、財布が風邪を引きましたが後悔はしていない。
脱線してしまいましたが、それぐらいハマった作品です。
全体的なお話としては、少し暗めなのですが、タイムスリップした時代に生きる人たちが優しい事もあり、現代では笑うことが出来なかった智実さんも笑えるようになっていきます。
伯爵様の甥で智実さんの教え子となる伸吾くんも素直で可愛い良い子です。
途中、伯爵様が暴漢に襲われて重症になったり、妹さんの事で少しぎくしゃくしたりしますが、最後はハッピーエンドです。
同人誌でも良いので、この続きを書いてくれないかなあ、と、切望する次第です。
春原いずみ先生、素敵な作品をありがとうございました!
追記、イラストがあまり好みではなく~とかほざいていた自分をフルボッコにしてやりたい。
今ではこのイラストでなくてはと思っております、小山田あみ先生、ご無礼をお許し下さい(土下座)。
小説もイラストも神でございました。
誤字を見つけたので訂正しました。
作家さん買い。
作家さんとは似た職種なので、本当に毎回楽しみにしています。
今作は、いつもの医療もの+トリップということで
好きな要素満載だった為、ワクワクしながら読み始めました。
…が!!
自分にとって苦手な大正時代。
歴史の中でも本当に苦手な時代が舞台だと知った時、読むのを躊躇うほどでした笑。
結局先が気になりすぎるので読みましたが。
諦めなくてよかった…!と、満足してる読後感です。
受けさんの智実は医者として日々過ごしながらも、ある事が理由で
家族とは長い間疎遠になり、職場でも誰にも心を開かず
ただただ職場と家を行き来するだけという、寂しい生活を送っていて。
ある日通勤途中に事故に遭い、気が付けば庭園美術館のようなとこにいて…。
そこは実は伯爵邸で、攻めさんの久城の家であり、大正時代にトリップしていて…
と、始まりから暗いです。
智実が生まれ持った特殊能力によって、家族からは気味悪がられ
職場の人からは堅物だと嫌悪され…
医療ミスまで智実のせいにされていた最中でのトリップだった事もあり
パニックなどにはならず、
(人生を諦めかけていたのもあり)容易く受け入れてしまうという
本当に可哀想な受けさんで。
一方、攻めさんの久城は、大正時代の病院などを経営している伯爵で
完璧スパダリのように見えますが、甥との関係に悩んでいたり
政界では結構大胆に仕掛けていくなど、人間味溢れる親しみ感も持ち合わせていて。
紆余曲折ありながらも、智実は特殊能力を活用しながらこの時代で生きていくように
なり、久城とも気持ちか通じ合い幸せに過ごしていきます。
暗い内容ながらも、地味に地味に2人は惹かれ合っていたという…笑
天災ものを扱ったお話になるので、ある程度覚悟して読まれるのをおすすめします。
(※残虐描写などはありません!)
トリップ+SFというファンタジーの混じった今作ではありましたが、
やっぱりリアルな内容に惹き込まれ、気付いたら読み終わってるという
ハマること間違いなし!な1冊でした。
あらすじ買い。タイムスリップものは、反発してしまう時も多々あるのですが、やはり手に取らずにはおれません。当作は、本当に時 超えてました。地雷としては自然災害に関する記載がほんの少々あるところでしょうか。リアルに自然災害に遭っておられる方にはツライ記憶につながるかも なのでご留意ください。せつなさ100%のお話だと思いますが、今一つ萌えきれなかったので、中立です。先生ごめんなさい・・・本編230Pほど+先生のあとがき。
「行きたくない・・・」と思い、下を向きながら勤務先に向かおうとしていた智実。自分に向かってくるトラックに気付いた後、気を失います。気がついたらそこはクラシカルなインテリアの部屋のベッドで・・・ とお話は始まります。
登場人物は、文憲の甥(智実を最初に発見した)、伯爵家で働く方々、文憲の友人等。主な舞台は大正時代になります。
**********以下は より内容に触れる感想
智実はタイムスリップ前は総合診療科のお医者様でしたが、特殊な能力があり、どこが悪いのかが分かるという設定。小さい頃からその能力の扱いに困っていたこと、誤診の責任を取らされそうになったことから、自分の居場所はあるのか とすっかり自信を無くしていました。
タイムスリップ後、甥っ子に懐かれ、その力を信頼されるようになり、自分の居場所を見出した心地になるところと、その甥っ子が明るくなったことは、良かったよな と思いました。ハピエンで良かったのですが、全員善人コースであったことと、くすっと笑う箇所は無かったため、私にはインパクトが少なく感じられました。せつなさ大好物な方には、もっと違った印象になるだろうなあと思います。
とにもかくにも受けさんが自分の居場所を発見できて良かったと思えるお話でした。