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tsuki to biyaku
2002年に刊行された本の文庫化。
後書き拝見するとキャラの性格変えて改稿されてるとのこと。
どうちがってるのか気になりました!
攻めは探偵寺岡(ゲイだけど訳ありのバツイチ・子持ち)の懐の深いところが魅力!
性格そっくりの息子(バイ)も絡んで、謎もあり、テンポ良く読み進めました。
受の周平君には若干トラウマもあってか流されるというか、読んでいる途中待って待ってと何度も引き止めてしまいたくなる程、渦中に巻き込まれていくので冷や冷やでした。
でも、寺岡さん&喬一君が助けてくれるので!
お酒と媚薬でエッチになる周平君エロ可愛かったです。
本編後の掌編「D.N.A」はタイトルまんまっ!
喬一くんのセカンドラブの行方気になります~。
初回のSSとコミコミペーパーは最初の酔った時の出来事で続いてる内容でした!
順番としては、初回封入特典SS→コミコミSSです!
偶然出会った男と、彼女と行く筈だったレストランに一緒に行く事になった受主人公さん。酔った勢いでどうやらその男と致しちゃったらしく、その後もその男にアプローチされる中、おかしな展開に巻き込まれて…。
というような、少し事件ものも絡めたお話でしょうか。
その偶然出会った男は探偵。受さんに一目惚れしたと言って口説いてくる訳ですが…え、ホントに出会い、偶然だったの?と拍子抜け。裏表紙の粗筋に「謎だらけの彼の目的、~」みたいに書かれているから、偶然を装った出会いで、何か事件の鍵を握る人物なのか?と思っていると、別にそんな事はなく…本当にただの偶然…。ええー?何だか凄く煽りに騙された気分になってしまいます。
とまあ、「もしかして何だか怪しい人物なんじゃ?」と思いながら読む、というのを捨てた再読なら、この探偵さんが受さんを気に入って素直に口説いているだけ、というのがすーっと入ってくるかと思います。というのを考えて読んでみても、特に深みを感じられず…。
こちらが、粗筋を読んで勝手に色々深く想像しちゃっただけなんですけど、話としては事件ものを絡めてはいるけど、シンプル過ぎて、真っ直ぐな主人公に少し癖が有る男が絡んでる、という感じです。タイトルの意味はまだよく解りません…。
他、攻さんには義理の息子が居る、という設定有り。ぶっちゃけイラスト、攻さんとその息子の描き分けが微妙です…。
結果、可もなく不可もなく、という普通な話、という印象になっちゃいました。
高岡先生のお話、古いものを別レーベルから再版、というものが最近多いですけど、これも同じく。掘り起こしもいいんですが、何か普通…って思ってしまうという事は、最近のお話の方が面白いって事ですかね。
ただ、このカクテルキス文庫からの再版の場合、高岡先生の改稿が大分入っているというのもありますが、校正校閲が甘すぎます。