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yuumin drop
お互い離れられない関係。
幼馴染兼同居人どうしで、受けのコはアイドル。
攻めの空滋は片思いしてるけど言ってない。
伝えるつもりもなかったけど、ひょんなことから両片思いなことがわかる。
空滋の関西弁言葉攻めとスパダリ具合、カンペキ
受けの光樹はそれに執着してるし、空滋も別に嫌じゃない、ていうか日常っていうかんじが
もはや幼馴染とかじゃなくて夫婦(笑)
受けが半端なく喘ぐ。かわいい。
ちょっとSMチックなところがある二人だから相性も抜群、ストーリーを重視する人にも
エロを重視する人にもおすすめ
アイドルグループのメンバー光樹と、幼なじみの空慈の話。
家庭環境に恵まれず、幼い頃から芸能界で仕事をしてきた光樹は、人気アイドルでテレビではしっかり者だが、空慈の前では、甘えん坊のぐうたら。一人では眠れないし、食事だってまともに食べなくなり、入院沙汰になることも。。。だから空慈は甲斐甲斐しく光樹の世話を焼く。後ろめたい感情を押し殺してでも、ずっと一緒にいたいから。
大きな図体だけど、家事全般お手のもの!ハンドボール部も勉強も完璧!そんな空樹がかっこい!しっかり筋の通った男子高校生なんです。
『誘眠ドロップ』は空慈目線で描かれていて、光樹を想う気持ちが切々と語られてます。
『初恋ロリポップ』では、2人の幼少期が短めですが書かれいます。
そして『爪先キャンディ』は、『誘眠ドロップ』から10年たった光樹目線でのお話。
芸能界という仕事をしていますが、このお話はその裏での日常を描いているので、変化は少ない話。
光樹は空慈のトレーナーをダブダブで着ていたり、甘えたり。空慈にしか見せない姿と言うのが、たまらなく可愛い!
ただ、芸能界での姿があまり想像できず、挿し絵でその様子があれば良かったのにと感じました。可愛い挿し絵でしたが、かっこいい光樹も見たかったなぁ。
表題作では、可愛いらしかった2人が、『つま先ドロップ』では、ずいぶんエロエロな2人になっていて、楽しめますよ。
崎谷先生の作品は多いですが、あまり読んでいないので新装版という事とテクノサマタ先生のイラストに惹かれて手に取りました。
世話焼き能力高い高校生×生活の力ゼロというか人間として色々マズイ人気アイドルのカップルです。
攻めである空滋は幼いころから受けの光樹に性愛を持っていますが、自分の前だけ素を出せるし、一緒に寝るからこそ安心して寝られる事もあり感情を押さえつけて接しています。
最初こそ光樹は空滋がいなければ眠る事すらできないというので、受けからの依存が凄いなと思っていましたが、読み始めて結構すぐに自分の親よりも光樹を優先させるので、攻めの方も結構マズイのではと思いました。結局は共依存だなと思います。
周りの人も良い人ばかりで悪い人はいないというくらいスムーズに進むので、甘々が読みたい時には良いです。ただ、アイドルならではのスキャンダルなどもあっさりだったので甘々だけどそれで良いのかと思ってしまいました。
全体的にバカップルで、10年後は読み始めて何があったのかとビックリしましたが、ああそういう事かと数ページで納得はできます。甘々の中に急にぶち込まれるのでビックリ度が高めです。
私は過去のものを持っていなかったので新装版で問題なかったですが、あとがきとイラストが変更になったくらいで書き下ろしは一切ないようです。先生の体調面などもあるし書き下ろしについては明言されていないですが、折角の新装版なので何かしらあった方が良かったのではないかなと思います。既にお持ちの方からすれば買うメリットはイラストが好きかどうかというだけです。
2011年に発行された小説の新装版。旧版は未読なのでそちらとの比較はできませんが、おそらくですが加筆されている部分はないかと思われます。旧版をお持ちで新装版を購入しようか悩まれている腐姐さまがいらっしゃったら、そのあたりはちょっと残念に思われるかもしれません。
旧版の方のレビューでも内容は書いてくださっていますが、一応こちらでもざっくり書こうと思います。ネタバレ含んでいますのでご注意を。
主人公はDKの空滋。愛称はくーちゃん。
くーちゃんは家庭の事情で一人暮らし。家事全般は万能にこなし、成績も優秀、部活のハンドボール部でも副部長をこなすイケメンさん、というスパダリ風味満載なDKくん。
そんな彼の関心のすべては幼馴染であり、トップアイドルでもある光樹のこと。
見目麗しいビジュアルを持ち、トップアイドルとして世間を賑わす光樹は、くーちゃんのまえだけは素をさらけ出し、だらけ切った生活を送るという生活能力0という男の子。
そんな光樹のお世話をすることだけに、彼の関心のすべては注がれている。そのために同居まではじめた、という男の子たちのお話。
くーちゃんは光樹のことが好き。でも、その気持ちを伝える気は一切ない。
くーちゃんの願いは、光樹が幸せであること。
そのために、自分の想いは光樹に知らせるべきではないと思っているから。
くーちゃんはDKなのに、妙に達観しているというか、大人びているというか。
年齢と彼の行動にやや不自然さを感じるものの、でも、それがくーちゃんの愛情の深さを端的に表している。
崎谷さんと言えばたくさんの登場人物に、愛憎ドロドロなストーリー、そして濃厚な濡れ場、のイメージが大きいのですが、この作品は初期の崎谷作品のせいか(なにしろ初出は2001年)、割とあっさり。
彼らに横槍を入れるキャラも登場しませんし、主人公が高校生という年齢のためか、濡れ場もややあっさりめ。
受けの光樹の精神年齢が低いので、もう少ししっかりしてほしいなと思う部分も多々あります。受けさんはキリっと男らしい方が好み、という方にはやや不向きな面を持ち合わせているかと思いますが、でも、彼のこの精神年齢の低さが、ストーリー全体を通してほっこりとさせている要因の一つのような気がします。
いつもの崎谷作品を求めて手に取られる方にはもしかしたら肩透かしを食う作品かもしれませんが、個人的には、この甘く、そして優しいストーリーがめっちゃツボでした。
タイトル通り甘~い作品で気持ちがほっこりします。
終盤、光樹のマネージャーとなったくーちゃんとの濡れ場が描かれていますが、この濡れ場がエロい!
常に光樹を優先し、彼のためだけに尽くしまくるくーちゃんが、「お仕置き」と称して関西弁で(ここ重要ポイント)容赦なく責めまくるセックスシーンが、めっちゃエロかった。
崎谷作品で方言を話すキャラってあまり多くない気がしますが、くーちゃんの大阪弁が非常によかった。方言て萌えるよね…。
実は旧版の方の評価があまり良くなかったので購入しようか悩んだのですが(いや、失礼!)個人的にめっちゃツボに入る作品でした。
世話焼きオカン系攻め×生活能力0の受けさん。
包容力があり、常に受け優先の攻めさん。
痛い描写は苦手、甘い作品が読みたい。
そんな作品に萌えを感じる腐姐さんには超おすすめの、ホンワカ可愛らしい1冊でした。