ふたりの上司に手籠めにされています

futari no joushi ni tegomenisareteimasu

ふたりの上司に手籠めにされています
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×25
  • 萌17
  • 中立7
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
7
得点
88
評価数
35
平均
2.8 / 5
神率
5.7%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784801913592

あらすじ

サラリーマンの川嶋羽琉(かわしまはる)は、電車に乗ると忘れられない過去を思い出す。大学生の頃、毎日のように遭遇する痴漢に悩みながらも、カラダはその行為を愉しんでいたのだ。それが原因で、誰とも真剣な恋愛が出来ない羽琉は、ふたりの上司にその秘密を知られてしまった。
「他人の手で感じてるお前を見ると、嫉妬で興奮する」
敏感なカラダは、大人の男たちに限界まで追いつめられ、どちらも選べないようにされていく――。

表題作ふたりの上司に手籠めにされています

営業部長・39歳/デザイナー
営業職

レビュー投稿数7

どうしたらいいか分からない…

ストーリーは中立、エロシーンは神。
これどうしたらいいんでしょうか?w

タイトル通りでそれ以上でも以下でもないお話で。
上司二人がまーよろしくない。
お前ら何しとんじゃってなるんです。

でもキャラに萌えなくてもエロシーンはめっちゃくっちゃにエロく感じるってすごくないですか!?
びっくりしました。

普段、エロ特化作品でもキャラが好きになれなかったらあまり萌えないタイプなんですが。
文章だけでここまでエロく感じる!
え、すご…

エロいの!って言ったらまず最初に西野花さんをオススメされる理由が分かりました。
ありがとうございました。

0

こんな甘々な3P…読んだことありますか…

私は無い!(4Pならある!笑)
痴漢モノは全く興味が湧かないのですが、西野花さんのKindle Unlimitedで読める作品のひとつとして読んでみました。
かなーり無理くりな展開で、それはエロの為のこじつけといえばそれまでです。
仕事も出来てカッコよくて気配りの出来る憧れの上司2人が自分をとことん可愛がってくれるなんて、夢じゃないですか。超甘甘々な3Pでした!
4Pの『溺愛調教』を先に読んだので抵抗ない自分が怖い…

自分が最低だと思うような性癖を晒して(結局知ってましたという結末ですが)それでも愛してくれるというのは、これは身体だけの関係と言えるのでしょうか。しかも予想が的中してちょっと嫌だったのに、主人公は快楽を求める女王様になっちゃうし(彼からは咥えたりもしません)上司二人はその僕になっちゃってマジで盛り上がりがすごい…

西野花さんの作品は数冊読んだところなのですが、複数との行為で嫌悪感が無く読めるのは愛がベースとしてあり、無理やりや痛くすることをしないからです。
そして私が嫌悪をより抱いているのが、挿入されながら他の性器を加え、またもう一人が自身のを顔に押し付けたり…というものなのですが、それが全く描かれておらず主人公を感じさせることに徹した甘々が多いので、そういった部分で西野さんの作品を個人的に支持しますし、また多数攻め等地雷的な項目も恐らく読み易く読者の間口を広げる気がするので神評価にさせていただきました。

1

西野さんですから‼︎‼︎

やっぱりね、西野さんのお話には愛がある。

正直、今回もね、なかなか際どいライン行ってると思うのですよ。
普通だっら許せんなぁと。
読んでいて、ちくちく引っかかりはするんです。

しかし「トレインビースト」にしろ、
「エンジェルヒート」にしろ、
同じように、こりゃいかんでしよう!と思いつつ、
とろとろにとことん愛されてしまう受様があまりにも幸せそうで、
コレがBLファンタジーなんねーと、押し切られてしまう感じ!

そう、とことんファンタジーでフィクションとして楽しむ。
ここが曖昧になると辛いかも。

先のfandesuさんも書かれているように、
西野さんのめくるめく世界を楽しめる方にはオススメです!

しかし、今回はちょっと引っかかりを感じてしまったので、
手放しではお勧めできない感が……
そこを考慮して、「萌×1」で!

0

疲労回復・栄養補給に、西野花

いきなり個人的な事情で申し訳ないのですが、今、私はかなーり疲れています。休んでも休んでも体の底に疲れが残っている状態。

で、何が言いたいのかといえば、
「とことん疲れている時に、西野花さん作品を読みたくなるのは何故だろう?」
ということなんです。
これこそが『疲れマラ』ってやつなんでしょうか?(違う?違うのか?)

『トレインビースト』のシリーズではありませんが、同類のお話です。
両親を亡くして、未成年を含む弟妹がいて、しっかりしていなければならない受けさんが、自分よりも上位の男性(今回はそれが二人もいる大盤振舞)によって開放されるお話。
これだけ書くと大層良いお話なのですが、開放の手段が背徳的なエロなのでね。

あと『痴漢されて気持ちよくなっちゃう』という、今まで男性エロコンテンツとして取り扱われてきて、多くの女性に「そんなことないでしょっ」と叩かれてきたいきさつもあるテーマなので、読むと腹が立ったり、ひょっとしたら気持ち悪くなっちゃう人がいるかもしれません。ご注意を!

ストーリーを楽しむと言うよりは、目の前で繰り広げられる受けさんの痴態を楽しむ読み物なのだと思います。だから、お話の筋立ては「どうやったらこういうエロシーンを繰り広げられる展開に持ち込めるか」ということから組み立てられていますので、あまり深く考えなくても良いんじゃないかと。って言うか、深く考えちゃダメです。楽しめません。
美しい景色を見るように、環境音楽を気持ちよいと思うように楽しむものではないかと思いました。

今作を読んで、西野さんのエロは大変視覚的だということが解りました。
何がどうなっているか、頭に絵で浮かぶんですね。
「すんなり読めちゃうけど、これって大変な筆力が必要だろうな―」と思った瞬間に、解ったんです。
「ストレスなく読めるから、疲れた時に読みたくなるんだ」ってことが!
そうか。疲労回復ドリンク剤だったのね。

9

痴漢は、犯罪

あらすじと表紙に惹かれて購入しました。が、犯罪ですよね。普通に。
3 Pは大好物ですが、なんだろう。コレジャナイ感。
”寝取られ”というのが好きではないからか?それとも攻め二人に魅力を感じられなかったからか。多分後者です。
攻め二人に魅力が全く感じられなかった。(しかも過去に受けに痴漢しているという)読んでる途中でだんだん痴漢の犯人がなんとなくわかってきますが、それで完全に萎えました。最中の描写で受けが感じまくってますが、「そいつら犯罪者だろ」とそういう目で読んでいる自分がいて、楽しめませんでした。残念です。
最近わかりましたが、私はこの作者さんと合わないみたいです。(ファンの方には申し訳ありませんが)
西野さんの作品は何冊か読ませていただきましたが、大好物の3 Pもたくさん読みました。しかし、どれも心に刺さらない。これ!といったものがひとつもない。これは単純に自分とは合わないのだろうと、ようやくわかりました。

5

心地よい三角関係

大学生の頃、電車内で集団痴漢に遭っていた羽瑠(はる)は
羞恥心と屈辱の中で確かに快楽を追ってしまって
そんな自分が嫌でたまらずまともな恋愛が出来なくなっていました。
社会人になり、会社の上司・仁科に口説かれ付き合うことになるも
まだ深い関係にはなっておらず…。

あらすじとジャケにまんまと惹かれてしまいましたww
ベストの男性が仁科で、眼鏡の方がチーフデザイナーの水口なんですが
二人は同じ大学で仲が良かったそうです。
仁科は男らしく誠実で面倒見の良いデキる上司、
水口は全体的にオシャレで、やわらかい人あたりのイケメン。
タイプが違う年上の男二人に底なしに愛される羽瑠、
もう喘ぎまくっちゃってイキまくっちゃって
どエロいったらありません!!!

仁科と水口がライバルといえばそうなんですが
羽瑠を奪い合うという険悪な感じでは一切なく、
全力で二人で羽瑠を可愛がるスタンスに不自然さは無かったです。
(その理由はあえてネタバレを控えますが)
快感へ従順な自分を閉じ込めていた分、
解放された羽瑠はもう二人なしでは生きていけないんじゃないかと思うくらい溺れていて
最後まで興奮をありがとうございましたwww

何度濡れ場があったのか数えておりませんが
ほぼほぼ気持ちよさそうですし
國沢さんのイラストも全部めっちゃHなので
(1枚だけ絡みではありませんがフェロモン全開です!!)
「どちゃくそエロい小説が読みたい!!!」という御方は是非!!

痴漢は本当にリアルじゃ絶対ダメですし許しがたい行為ですが
フィクションだとたまらないなぁ…。

個人的には、攻めくらいの体格と風貌の受けだったら
もしくは仁科と水口よりもっと年上のおじさんだったら
鉄分摂取が追いつかない程鼻血を出してるんじゃないかと思うので
萌×2寄りの萌です。

2

エロかった…

ラヴァーズ文庫で、西野さんで、國沢さんのドエロい表紙。という所から推測されるとおりの、とってもエロ甘な1冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主人公はリーマン・羽琉。
彼には最近付き合いだした恋人がいる。その恋人とは、新人の頃から何かと手助けしてくれて、そして最も尊敬できる上司でもある仁科。仁科から告白されめでたく恋人になったものの、身体の関係は受け入れることができない。
その理由は羽琉が学生時代に集団痴漢に遭っていたことに起因している。が、とある理由からそのことを仁科に打ち明けることができない。
彼らと同じ会社のデザイナーでもあり仁科の友人でもある水口にそのことを知られ、挙句、仁科と水口の二人からセックスを仕掛けられ…。

というお話。

西野作品なので、集団痴漢に遭っていた時や、恋人でもない水口を含む攻め二人から仕掛けられる性的な行為には悲壮感はなく、ひたすら羽琉は快楽に流されてます。

とにかく濡れ場の描写がエロいです。
多くのページが彼らの濡れ場に割かれていることもありますが、西野さんの文章の書き方がお上手なので情景が目に浮かぶようです。

やや俺さま気質な仁科と、口調は丁寧だけれど閨の際には容赦のない水口。
タイプは違えど閨事に長けた二人の男たちに攻められ、翻弄され、快楽に飲み込まれる羽琉がめっちゃエロかった…。

終盤、羽琉が学生時代に受けていた集団痴漢の加害者の一人が羽琉と再会したことでやや不穏な空気は流れるものの、彼らの落ち着くところはやっぱり甘々でエロかった。ああ、そういうオチか、という。

水口が恋人を寝取られて性的に興奮する性質であることとか、帯にも「寝取られ」という文句が書かれてはいますが、基本的にはNTRものというよりは二人の男が一人の受けを共有する、といった展開だったと思います。

西野節全開の、安定のエロ甘な作品でした。

4

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