条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
堅物な学問の神×実は純情な恋の神。誤解から始まる恋の行方は――!?
kenjin renjin
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
数ある神×神シリーズ。
どれから読んでも問題なさそうなので、初心で純情な受けが遊び人だと勘違いされるこちらをチョイス。
真崎先生の文章読みやすい~
うん、攻めのせいで傷つく受け大好き。
第3者相手だとあまりそそらないけど、攻めなら刺さります。
傍若無人な扱いをされても、攻めのことが大好きな受けです。
小さなころ赤い糸で結ばれた人のために『いい男なる』という誓いを持って育ち、成し遂げたけどそれが裏目に出るとは・・・
折角出会えたのに、糸が繋がっているのは縁結びの神の系統である自分が願ってしまったから。相手は自分を好きじゃないと糸を何度も解こうとするのは切なかったです。
難しいこと並びたてても結局は好きな相手を独占したい嫉妬ムッツリ攻め良き。
エロに関して
最初と最後以外フェードアウトでむくむくと笑えて来ました。
ベッドまで何回もいくのにな~
大体朝チュン。
身体の関係は何度もあると示唆する描写で、より堅物に見えて実はムッツリと言う度合いが上がっています。
イラスト みずかねりょう先生
口絵込み9枚 多い~
攻めも受けもしっかり筋肉があって美麗でした!
「神x神」シリーズの5作目です。
このシリーズは、先祖が神話の神様に連なる家系の2人が現代で出会って、というパターンで展開します。5作とも全て独立した内容ですので、他作品を読まなくても大丈夫です。
本作の主人公は、愛甲結仁(ゆいと)21才。
姉夫婦経営のカフェのスタッフで、週3回を大学構内に出店のカフェワゴンで勤務しています。
愛甲の家系はいわゆる「縁結びの神」を継いでいて、結仁は家族の中で1人先祖の力が強く出て、触れた相手の左手小指に赤い糸が見える…という設定。
出会うはその大学の講師でカフェワゴンの常連、和智博尊(わち ひろたか)。
何でも探求し観察し分析しようとする和智は、実は知識の神を継いでいることがラストで明かされます。
ちょっと冷たそうで尊大な和智と、綺麗な顔で優しく女性にモテる結仁のカップリングはBLにおいて自然で、会話をするようになるきっかけは納得できる流れだったのですが……
話をして、惹かれて、ゆっくり距離が縮まって、恋になって、ついに結ばれる、という展開ではありません!真逆!
何を勘違いしたのか、自分勝手に結仁をビッチとみなし、自分勝手にホテルに連れ込んでヤる和智。
この辺のひどいすれ違いと勘違いは、読んでて唖然。
結仁もこんな誤解されたままでいいの?と読んでてやきもき。
こういう展開は心が痛い。
勿論最終的に誤解は解けて甘々なCPになれますけど、途中のちぐはぐな2人の恋愛未満のセフレ状態に心が萎えて、星一つ減の「萌」です。
神神シリーズ5作目。今回のカプの受けは可愛かったー
書き下ろし210Pほど+先生のあとがきのみで、ショートなし。
前4作の登場人物などは出てきませんので、当作のみ読んでも大丈夫です。
地雷はあまり思いつかないです。受けが可愛いのと、攻めのねちっこさが面白かったので萌2よりの萌 です。
大学構内のワゴンカフェでドリンク、焼き菓子などを販売しているのが愛甲結仁(ゆいと)。キレイな顔立ち、柔らかい立ち居振る舞いに加えて、赤い糸が見えちゃう縁結びの力があり、女子の恋愛相談などを良く受けています。なんだけど実は彼女いない歴=年齢といううぶうぶ天然ちゃん。
そのワゴンに13時頃、カフェラテを買いに来るのが大学講師の和智博尊(ひろたか)。
堅物、真面目な印象、結仁の言葉を借りるなら「委員長タイプ」(笑)。
ある日、ちょっとしたお詫びで販売しているクッキー(結仁手作り)を渡したところ、堅物そうな外見に似合わず、その場で手のひらサイズのクッキーをはぐはぐ完食してくれたのを見て、妙に嬉しくなり・・と可愛らしいエピソードで始まります。
みずかね先生の挿絵話を少しだけ。カラー口絵は1枚、ベージュトーンで統一された二人のぎゅシーン。
受けがやっぱ可愛い表情です。中は全部で8枚で、一番好きなのは半泣きになりながら絡まった赤い糸をほどこうとしているところ。泣くな と怒ることも多いのですが、この受けは可愛くてせつなくて、こっちも胸が痛みます。やっぱみずかね先生の挿絵、好き~
********************以下はより 内容に触れる感想
結仁は話しやすいタイプで女子をかわすことに長けているから、チャラ男に見えていますが、まっさら状態。昔から委員長タイプには弱く、博尊の事はなんとなく気になっていて、一生懸命、悪意ないです、好意ですアピールをしていたら、いきなりホテルに連れ込まれちゃう。
この連れ込んだおっさん、結仁曰く「むっつりすけべ」、先生のあとがきによると「隠れエロ魔神な最低男」。
博識であることを求められる知識の神様を継いでいるとのことで、お誘いになられる際も探求心だの好奇心だの四の五の言うんですが、要はむっつりじゃーん(笑)、というギャップで楽しい1冊でした。
先生面白かったです。ほんと日本には八百万の神様がいらっしゃいますもんね。また楽しい組み合わせをよろしくお願いいたします。