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ninki star to gokuhi ryounai renaichu
職を失った主人公は、叔父に新しい仕事を紹介される。
その仕事というのは…叔父が経営する芸能事務所の寮の寮母だった。
その寮には、人気アイドルユニット「O2」の二人と人気スターの清春が。
O2の二人とはすぐに打ち解けたが、清春とは中々仲良くなれず。
という感じで序盤は、「本当にこの二人が?」と疑いたくなるくらいの不仲っぷり…。
こんなのいくら時間があっても足りないよ。一巻でちゃんとゴールインするの?と言いたくなりました。
ですが、ピアノをきっかけに二人は恋愛高速道路に乗り換えます笑
と順調に物語が進み、季節は冬。クリスマスの時期に。
クリスマス?おっ?これキタな!!!!一発ヤるでしょ?クリスマスだし!!!
と私の脳内が勝手にえらいことに!!!笑
クリスマスだからって、過度な期待はしないように。
ヤりはしませんでしたが、美味しいものを頂きました。
クリスマスに受けが風邪をひく。BLではあるある(?)ですね!
あとはご想像にお任せします。
といった感じで二人は幸せになります。
エロシーンは、所々挟まれていて普通のキスでもエロかったです。
S○Xシーンは、最初の清春が嘘のよう…。
全体的には、キャラにイライラムカムカしません。
逆に、ふぉぉぉぉぉぉぉ…もう幸せすぎて死んでもいい…
って感じです。
純粋にBLって素晴らしいわー。幸せだわー。と感じたいときにオススメです
人気俳優×一般人設定が好きな自分にとって読まずにはいられない…!と、
タイトル見て衝動買い。
すずくらはる先生のイラストだと知り、尚更テンション高めで読み始め、
読み終わる頃には面白かった~!と言える1冊でした。
働いていた会社の倒産で職を失くした紘輝は、叔父の紹介で
タレント3人の住む寮の寮母として働くことに。
人気アイドルの2人蒼司・蓮とは早くから打ち解けるも
最初から印象最悪な清春とは言い合いもしょっちゅうなうえに
清春溺愛の猫のセイコさんにも一発で懐かれた姿を見られ
更に険悪になってしまい…
と、前半は恋愛のれの字もありません。
紘輝は、素直でいい子なんですが何故か清春にはつっかかるし
清春は人見知りも相俟ってツンデレのツンばっかり発揮するしで
この2人がどうくっつくのか…と、非常に興味深かったです笑。
段々お互いの事がわかり、尊重し合い、惹かれあっていく様は
読んでるこちらが恥ずかしくなるぐらいデロ甘でした(主に清春が)。
ツンデレのデレを発揮されるとこうなるの!?と、戸惑うくらい甘いです。
ライバルが登場するとか(あの女優さんはライバル以下なので敢えて無視)
寮内で三角関係に発展するとかもないので
疲れた時の一服として読むのにおすすめしたい、癒される1冊でした。
人気俳優の清春×スターのいる寮母になった紘輝の物語です。
紘輝が寮母になったきっかけも叔父が芸能事務所の社長をしていて、もともといた寮母さんが体調不良の為別の人をという時に、職を失った彼が選ばれたという事です。
もともと料理関係の職業だった為、料理上手で、持ち前の負けん気で掃除などもしっかりとこなすので、うじうじしている事は無かったです。
最初こそお互い悪印象でしたが、飼い猫兼幸せをもたらす猫のセイコさんを通して2人の距離が縮まっていきます。紘輝もどんどん惹かれていき、雑誌などで清春の好みをリサーチする姿が可愛いです。
寮には清春含め3人の芸能人が住んでいますが、他の2人も悪くなく良い印象で、かといってメインカプの2人を邪魔する訳でも無くというので安心して読めました。
清春がまだ無名の頃に聞いた紘輝のピアノがあるから今の清春があるという件も、ただ胃袋を掴まれただけではないという感じで良かったです。
ただ、そのピアノの曲をドラマで紘輝との連弾というのは個人的にはマイナスと思いました。きっかけの曲は紘輝の亡き父の作った曲なのでドラマの為の曲では無く、いくらドラマに合っているとはいえ本来ドラマで流している曲はダメみたいな感じがしてどうもダメでした。また、芸能人でもピアノのプロでもない紘輝との連弾というのも物語の見せ場として良いのかもしれないですが、寮母として雇われたんだよね?と思ってしまい気になりました。寮母の仕事もして、ドラマの連弾の曲の練習もして…というのが常人では無いなと感じてしまいました。
2人の関係はマネージャー以外には秘密というので後々大変だろうなと思いながらも、誰かが傷つけられるという事もないです。
どんどんお互いが惹かれていく様子やセイコさんの可愛さなどもあり、幸せな気分で読めます。
表題作+SS4編(人気スターと絶賛熱愛中・プレリュード・キラキラ、ピカピカ・雨降り(電子おまけ))
電子書籍のため挿絵なし
表題作は反目しあっていた二人が恋人になるまでを受け視点で。
幸村紘輝(受け)は専門学校を卒業して2年半、勤めていたレストランが潰れてしまい失業してしまいます。
再就職先を探していた紘輝に叔父の奥貫正満が自身が経営している芸能事務所の寮母の仕事斡旋してくれます。
破格の賃金に惹かれ引き受けるのですが、訪ねた先は豪邸なのに足の踏み場もない汚部屋でした。住んでいるのは人気俳優の高殿清春(攻め)とアイドルユニットO2の蒼司と漣の三人。蒼司と漣の二人は歓迎してくれすぐに打ち解けるのですが、人間不信気味の清春は最初からけんか腰で難題をふっかけてきたりと拒絶モードです。
意地になった紘輝は課題をクリアし、寮母の仕事に精を出すのです。
紘輝は中学の時にピアノ講師の父親を亡くし、母親と妹の3人暮らしでした。父親が亡くなったときにピアノを弾くのはやめ、料理の道に進みます。
奨学金の返済と実家への仕送りなどで叔父の申し出を引き受けるのですが、女性に間違えられるわ、スーツケースは壊されるわ、無理難題を吹っ掛けらえるわとさんざんでしたが、持前の負けん気で清春の意地悪もはね
のけます。はじめは、テレビとは全く違う感じの悪い清春のことを毛嫌いしていましたが、世話をしているうちに彼が顔や運だけでのし上がってきたのではなく、努力の人であることを知るうちにすこしづつ気になるようになるのです。
清春は今はときめく人気絶頂の若手俳優です。鳴かず飛ばずだったと気に受けた仕打ちのせいで人間不信気味です。
最初は、女性に間違えたり、いきなりぶつかってきてスーツケースを壊したりしたのに一切謝らない態度ですごく感じ悪かったです。
住人の3人は仕事場ではちゃんとするのに家では全く何もしない人たちで、放っておくとすぐに汚部屋にしてしまう、ダメダメさんたちです。
紘輝を拒絶したのは清春だけで、蒼司と漣はすぐに仲良くなるし、もともとの住人の猫のセイコもすぐに紘輝になつきます。これがセイコが大好きな清春をイラつかせるのです。セイコと戯れている紘輝をみる清春からは「ぐぬぬぬ」という擬音が聞こえてきそうで、よりどりみどりのはずの人気俳優が猫を巡って火花を散らす奇妙な光景は楽しかったです。
それもあって、二人は言い合いばかりしているのですが、真剣なのは本人たちたちだけで、きっとそばにいる蒼司と漣は微笑ましく見てたんじゃないでしょうか。
世話をするうちに少しづつ距離が縮まっていき、読んでいるこちらも、清春の良さを紘輝と一緒に気が付くというかんじで話は進みます。
共演女優に嫉妬するお決まりな展開だったり、亡くなった父親が作曲した曲をドラマで清春と連弾したりと忙しくしながら、恋愛経験のないため紘輝が清春のことを好きになったことに時間をかけながら気が付きます。清春はそれを急かすことなく余裕な態度で(内心はそんなことはないのですが)待つ姿は男前でした。
ただ、2人とも全く葛藤がなかったことはちょっと気になりました。
「人気スターと絶賛熱愛中」
お互い長いお預けの後やっと結ばれるまでを紘輝視点で。
両想いになった二人ですが、忙しくて二人の時間がぜんぜんとれません。
長いロケに行った清春の熱愛記事が出て心穏やかでない紘輝は、レストラン時代の先輩と飲みに行った際、清春から預かった大事なリングネックレスを無くしてしまいます。
先輩との会話でねつ造記事のせいで清春の勝手にイメージが独り歩きしていることに腹を立て、黙っていられなくなった紘輝は清春の頑張りを熱弁するところが良かったです。隠れて聞いていた清春はいかほどうれしかっただろうと思いました。
「プレリュード」
鳴かず飛ばずだった清春が転機となった出来事が表題作で明かされましたが、それを清春視点での回想。
「キラキラ、ピカピカ」
気に入られたらブレイクするというジンクスのある、寮に住んでいるアイドル猫のセイコ視点。
セイコの特技の一つはキラキラしている人とそれ以外を見分けることができること。タレント3人はキラキラしている人で、紘輝は唯一キラキラとそれ以外の真ん中のオーラをまとったキラふわな人です。紘輝のふんわりオーラのそばにいると癒されるのです。紘輝に速攻懐いたセイコがどう思っていたのかがわかる話で、こうやってみんなを見守っているんだなと本編での行動が想像できる話で
した。
それにしてもセイコの7大特技って他は何だろう、とても気になります。
「雨降り」電子書籍おまけで清春視点・
雨の予報が出ていたある日、紘輝に言われてちゃんと傘をもってきている清春にマネージャーが以前の清春なら自分が言っても素直には聞いてくれなかったのにと嘆きながら、いい影響を受けていてよかったと言ってくれます。
雨が降る中、買い物帰りの紘輝を見つけて傘をマネージャーの譲り、二人で相合傘をして帰るラストが幸せそうでした。
ストーリーは、あらすじから想像した通り。
いけすかないけどめっちゃオーラある芸能人とか出てくるのかなぁ……なんて偏見をもって読み始めたのですが。
予想に反してとっても可愛い話でした。
スターである攻めも、仕事のときはキラキラしてるみたいですが、お話の中では寮内のプライベートが主なので、子どもっぽい一面が強調されていて。
寮母さんになった受けも、素直な人柄なので、二人合わせて、なんだか小学生の恋のような可愛さでした。
とても読みやすくて、可愛いなあと思いながらサラサラ読んだのですが、でもだからか、あまりインパクトはなかった印象。
ガツンと読みたいときではなく、サラッと読みたいとき向けですね。
業界ものが好きで読み漁っています。
勝手なイメージではありますが、芸能人と一般人の恋のお話って、結構早い段階で距離がぐんと近付いて、攻め受けどちらかが強引で、あっという間にカップルになって、一般人側が当て馬に当てられて身を引こうとして…なんてイメージが強いのです。
しかしながら、こちらの作品は登場人物が業界人というきらきら感を残しつつも、恋愛面や心の距離が縮まる様子がとってもピュア。
1度も嫌な流れにならず、誰も傷付かず、湿っぽくもならず、甘くて可愛らしい明るい雰囲気のまま読み切れる作品でした。
元料理人見習いの手を買われ、芸能人が住まう寮の寮母を任されることになった芸能事務所社長の甥と、その寮で暮らす国民的若手人気俳優。
2人の出会いはあまり良い印象とは言えないもので、そのせいかお互いになぜか妙に気に食わない存在。
正直、序盤部分でもうこのくっつきそうにない2人はきっとくっつくんだろうなあと分かってしまうんですよね。
タイトルがそのまんまですし、先が読める定番の流れとなります。
ちょっと、タイトルで損をしているんじゃないかと思ってしまう。
なのですが、寮内のアイドル猫のセイコさんとのやり取りも交えながら清春と紘輝が徐々に打ち解けていく描写が性急すぎず、2人の距離がより縮まったエピソードの数々も後味の良いものでした。
この手のお話では珍しく、寮母として寮で暮らす芸能人3人の身の回りを世話することとなった受けの紘輝が芸能人に疎い子なのが良かった。
初めから「知らない存在」だったからこそ、共に日常生活を送る内に相手の内面や仕事面についてもっと知りたい!となっていく気持ちに無理が無かったんじゃないかな。
猫のセイコさんを間に置いての、トムとジェリー的な軽口の叩き合いから始まり、紘輝が作る食事に胃袋を掴まれ、ツンとしていた清春が雪解けをして本来の姿を見せる度に胸がそわそわとする紘輝…と、テンポも掛け合いもちょうど良いのです。
ツンだった人が甘いタイプのデレになると手が付けられませんね。
雪解けをするまでは掛け合いを。
雪解けしてからはきゅんとするときめきが楽しめます。
清春のお仕事に対して真摯に取り組んでいる描写も好きだったな。
そして何より良かったのが、実は再会もので、過去に攻めが受けに救われていたこと。
ある日、紘輝が今は亡き音楽家を目指していた父が作曲した楽曲を寮内にあるピアノで奏でていると、清春が現れ「ずっとその曲を探していた」と。
数年前、紘輝が叔父の事務所で何気なく弾いたこの曲をたまたま聞き、くすぶっていた心が救われるようだった清春。
このエピソードの何が良いかって、再会ものでもあるというのに、当時から今に至るまではお互いに顔も知らなかったというところ。
紘輝に至っては自覚がないですし。
今の清春があるのはこの曲のおかげとも言うべきもので、紘輝一家にとっては思い入れの深い「愛の曲」と名付けられた1曲によって、まさに愛が育まれていくのがね、また良いのですよ。
ちょっと、このまま寮母を続けるのか?と、紘輝の将来がどうなるのかが分からなかったのでそちらが気がかりですし、葛藤もなく自然とくっついた2人の今後がどうなるのか気になるところではありますが、全体的にほのぼのとした雰囲気の読み心地の良い作品でした。
さらっと読めて、甘くて癒されるお話をお求めの方におすすめの1冊です。
愛らしい猫のセイコさんにもぜひ癒されてください。
しかし、美形の芸能人3人が揃いも揃って汚部屋暮らしを通り越して汚部屋製造機なことには笑ってしまった。