水色ステディ

mizuiro steady

水色ステディ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
7
得点
15
評価数
9
平均
2.2 / 5
神率
0%
著者
松前侑里 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
テクノサマタ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784403520969

あらすじ

「もう大丈夫だよ」―みんなと違う自分が苦しくて迷子になっていた皆実の心を、そう言って成行はすくい上げてくれた。
親友の誠一へのゆき場のない想いを、聞いてくれる人がいる。
それだけで皆実は仲間たちのもとへ帰ることができた。
そんな逢瀬を重ねるうち、皆実はゆっくりと成行に惹かれてゆく自分に気づく。
だが、誠一も自分に想いを寄せてくれていたことがわかり…。
書き下ろしパステルブルー・シーズンズ。

表題作水色ステディ

先輩/幼なじみ
先輩と幼なじみの間で揺れる

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

なんとも言えない感じが・・・

三角関係ですね。私は、三角そのものはあまり好みじゃないんですが。

キャラクターはそれほど好きじゃないです。嫌いってほどでもないんだけど。でも作品としては結構好きなんですよ、なぜか。

皆実(受)がフラフラ揺れすぎだよな~というのがまず来ますね。成行(攻・その1?)はホントにわけわからんキャラクターですし。でも誠一(攻・その2?)とどっちが?と言われれば、私は(ちょっと悩んで)成行なんですが。

皆実が最初の選択で迷ったのはまだわかります。ずっと好きだった誠一が、実は自分を好きだったんですからね。その時の成行の反応はまさしく理解不能(後ほど説明はされてるけど、やっぱりヘンとしか)なんですけど。でも迷うまでは許容範囲でも、実際に誠一と付き合うというのはどうにも微妙でした。

さらに、二度目の選択が来るんですが、そこで誠一を選んじゃダメだろ!と思いました。それは優しさとは言わないよ、と。でも誠一はさらにダメ。セコイ真似したんなら最後まで貫き通せよ!と思ってしまいました。勝手に降りるあたりがもうホントにダメでしたね。私には誠一のこの行動が『綺麗な引き際』とは思えなかったんです。結局『皆実と(恋人として)過ごした時間』はなんだったんだよ、と訊いてみたくなったくらい。

なんか、キャラクターみんな優柔不断と言うか、ハッキリしないんですよね。どうもイライラが募りました。

こんなにキャラクターに思うところが多いのに、それでも好きな作品はいっそ珍しいかもしれないです。ストーリーが気に入ったってことなんでしょうかね(結局よくわからないままですが)?

6

なんとも評価に困る作品

萌えか中立かで迷いました。
主人公が自分のカラダを「プレゼント」とかいうところはかなりイヤだった。
いやいや、セックスなんてお互いさまだろうと。まして男同士なんだからさ。
小悪魔は好きなんですが、中途半端だった気がする。突き抜けた小悪魔であって欲しかった。

誠一は好きだったんだけど、最後がヤダ。綺麗に身を引いちゃって、お前はアホかと。

先輩についてはさっぱり意味が分からなかった。
強引にさらえよ、と。

ここまで不満を書いて、なぜ萌え評価かというと、ストーリーそのものはキライじゃない、ていうかむしろ好きだからです。
このストーリーを爽やか風味じゃなく、綺麗事無しのドロドロ風味な小説にすれば、逆に読後感が良くなったんじゃないかなと。名作になったんじゃないかなァと。そう思いました。

1

気持ちは分かるけど・・・

近くにこんな男の人が二人いたらふらふらしちゃう・・・わかるよ。わかるけど・・・
これはちょっと、かなり、すごく、え~~~~?って感じ。
男の子でしょ!!!って心の中で何度言ったか分かりません。
切ない展開ではあるんだけど、主人公のせいにしか思えなかったです。
あと攻めの気持ちとか行動もよくわからない・・・
私の読み方が下手なのかなぁ?と思ったのですが、ここで皆さんのレビューみてちょっと安心しちゃいましたw
三角関係ってよっぽど上手くかかないと難しい題材なんですね(´・ω・`)
でも文章は好きでした♪

0

優しさが仇となる

先輩と幼馴染の間で揺れる主人公・皆実。
三角関係ものには、「浮気」「二股」という問題が発生することがありますが。
そこをいかに切なく描き、読者の共感を得るかが大切だと思います。

この作品は残念ながら、私は共感できませんでした(特に主人公の心情に)。
先輩(成行)と幼馴染(誠一)も物分りが良すぎるきらいがありますが、
とても優しくカッコよく描かれています。二人を選べないというのも何となく判ります。
主人公・皆実は優しい子なので、あえて本命を選ばない選択をしたりするのですが。
その優しさはかえって酷だろう!と思わずにはいられませんでした。

松前さんは優しい作風が持ち味だと思います。
登場人物も優しい人たちばかりです。
ただ今回はその優しさが仇となったような気がします。
なのでラストも大変、私にはモヤモヤ感が残ってしまいました。

3

変わっていく想い

正直この作品を読んだのが1年前くらいなので、しっかりとは覚えていません;
でも、あのとき微妙な感想を持ったことだけは確かです(´-Д-`)

皆実(主人公)はみんなと違う自分が苦しくて迷子になっていた心を、
成行がすくい上げてくれます。自分の気持ち…―
親友の誠一へのゆき場のない想いを、聞いてくれる成行と徐々に親しくなっていくうちに皆実はいつしか成行を好きになってしまいます。
そんなとき、誠一も自分に想いを寄せてくれていたことがわかり…。

うーん、皆実が優しすぎるというわけではないんですが、あっちにふらふらこっちにぬらふらと女々しい感じだったので、どうも皆実を好きにはなれませんね。
理由が理由だからしょうがないのかもしれませんがw苦笑
それに成行も成行で…あああああああ!

てか誠一が独占欲が強くて優しい男でした。いいキャラなのになぁー。
もちろん成行もですw2人ともよかったです。“攻”めの2人はw

三角関係でも読んで楽しかった!と思う作品はありますが、この作品は読み終わったあとなんかモヤモヤしちゃいました。

2

あっちへふらふらこっちへふらふら

テクノサマタさんが好きなので、思わず表紙買いしてしまいました。
中盤までは結構おもしろく読めたのですが、受けのフラフラ具合が半端じゃなく
「こいつめんどくせえええ('A`)」となりつつも一応全部読みました。
しかしやっぱり釈然としないこのモヤモヤはどうしたもんか。
少女マンガでよくある「2人の男に言い寄られてフラフラする主人公」って感じでしょうか。
女々しくてめんどくさい主人公なので私のように心が狭いと読んでてイラッとするのであまりおススメできません。

3

ない。

幼馴染、同級生系が大好きな為、本後ろのあらすじで判断し買うことがあります

この作品はそれでした。

幼馴染を好きで、片思いと思っていたら
両想いだった。
付き合いますが、別れる

恋と気付かず悩んでいた時々から
気にかけてくれた先輩を好きになってしまう
結局は先輩と付き合うでラストなのだと。

久しぶりに嫌な気持ちになりまくった
作品でした。

三角系統は嫌いです。
でも要素として誰かが登場するのは仕方ないとしても
切ないではなく、不愉快でした

受けの弱さや家庭環境など
保護の理由になりませんでした

同級生の彼切なすぎます

違う人に心があるのはやはりわかります
わかるけど、離れたくない。
これもわかります

離れたくないのに、離れるしかない。

もう!受けの男の子嫌い。
自分には全く、良いと思えなかった
作品でした



1

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