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hikari no miko wa jiyu ni ikiru
著者は、「まきぶろ」のIDで、web小説を連載しているコメディがお得意な作家。
TL「悪役令嬢の中の人」も読んだけど、凄く面白い。
表紙から想像できない、ビッチな神子。
葛西りかこ先生の絵、表紙があんまり綺麗なので読んだら、コメディだった。
外観と中身が異なる、光の神子の脳内は、アレの事で一杯。
本能のままに生きる、ルチアーノの愛の遍歴。
奔放な主人公、治癒術師ルチアーノの脳内は、常にアレの事でイッパイ。
イケメン食いのついでに行う、治療魔法。
欲望に正直なだけで、恋愛とも言えない。
愛より本能、
快楽の追求をするついでに、光の救済を行う、美貌の神子の物語。
大まかな話の流れは、掻い摘むのが上手な他のレビュアーに任せる。
他の作品でビッチ認定されてる受けは、だいたいは過去ビッチでした~とか、隠れてそれっぽいことしてます~実はビッチじゃありませんでした~とか、女ともやってます~って展開が多いけど、この作品の受け:ルチアはちゃんとビッチです。
いい体、顔をした男を見ては、どんな性器をしてるんだろうと想像したり、それで犯されたら……と妄想を繰り広げる。
ルチアは男を籠絡するのがうまい! 言葉のチョイスと仕草が魔性。
男のイチモツが大好きなビッチ。夜のお誘いを失敗したりもします。
総受けとは違うので安心してください。
表紙もだけど、葛西先生の挿絵がほんときれい……。葛西先生の絵ではあまり見ないタイプの儚げ美人。
【神秘的セックス】リーンフェルト(精霊王)xルチア。
【童貞(疑惑)筆下ろし濃密セックス】フィッツ(若い新人騎士)xルチア。
が個人的に大好きなカプでした。
ただ、ルチアーノ視点での地の文が、二次創作でよくあるノリノリな喋り口調なのが気になった。あと「ひゃうっ!」とか「きゃう!」の絶対意識しないと出てこないような悲鳴が素で出てるのもちょっと引っかかる。
電子書籍の方で読んだんですが、これ紙書籍だとすごく分厚いですよね!?
設定は余白狭、フォントサイズはメモリ二つ目で読んでいるんですが、読書ゲージ50%あたりですでに200頁超えだったのでびっくりしました。めっちゃボリューミー。
びっちな話を探してて、発見しました!ww
ビッチとか総受けとかでも、特定の攻め様がいて、他の人と浮気えっちしてる話にはまったく興味がない人向けの話です
ハイスペック持ちで、儚げで、周囲の人達に「神子様っっ!」と号泣されて崇められてるのに、実はただのビッチな受けちゃん
きもちいいことが大好きで、おしり疼いてるのに、今夜も狙った攻めくんに「神子様になんて失礼なことをっ!失礼します!!」と逃げられる受けちゃん
たぶんこーゆーあたまわるい受けちゃん好きな人、いませんか?
わたしです!!!
ビッチ受けが好きなので購入しました。
純粋に色々なイケメンとのセックスを楽しむ受けが最高でした。
「ビッチ」と銘打たれて売り出されている本には、特定の相手とのセックスが大好き!や嫌なのに気持ちいいことに流されて〜というようなお話が多い気がします。もちろんそれも良いとは思うのですが、真性ビッチで、自分からぐいぐい手を出すような受けが好きな私にとって、このお話の受けは理想的でした。受けの性格的におそらく総受け→固定カプということはないと思います。タイトルの通り何かにとらわれること無くずっとこの性活を続けてくれそうな受けでした。最高です。
あっという間に書籍を読み終え、気がつけばWEBへと手を伸ばし、最新話まで一気読みしてしまうくらいツボでした。
攻めも多種多様なイケメンばかりで全く飽きが来ません。特に、童貞、変態、執着、ヤンデレ、年下…といった攻めが大好きな私にとって、これらの要素が入った攻めたちを1作品で拝めるなんて最高としか言いようがありませんでした。今挙げた以外にも様々な個性を持った攻めがたくさんいます。書籍ではまだ一部しか出ておりませんが、本当に色々な攻めがいるので、攻めのデパートに出会えた気分になります。もしビッチ、総受け、溺愛、といったものに地雷がなければ、ぜひ読んでみてほしいです。理想の攻めに出会えるのではないかと思います。
私は普段漫画ばかり読んでおり、たまに小説を読んでも途中で読むのが面倒になってしまい放置することが多々あるのですが、こちらは受けのゆるい性格のおかげか、サクサク読み進めることができました。また、単にエロが見たいというわけではなく、受けと攻めの人となりや関係、そこに行きつくまでの過程を知りたいという派なので、しっかりと世界観やストーリーが作り込まれていたのもすごく良かったです。
葛西リカコ先生の描かれるイラストもとても美しく、またこちらのお話の世界観をさらに素敵なものにしていると感じました。洋服から何からすべてが素敵でした。
書き下ろしでは精霊王のリーンフェルトとのお話が収録されています。もうどハマりしてしまったので欲を言えばもう少し書き下ろしが欲しかった……!
出会えて良かった作品でした、続刊が楽しみです。
WEB発小説と知りながら、美しすぎる表紙で発売を心待ちにしていた当作。
超絶美人の自由奔放なエッチ生活をリカコ先生の挿絵で楽しめるファンタジーです。(私はコメディだと感じました)
WEB発表分を改稿したもの、390P超。あとがき無し。
地雷は、受けが色んな方を愛し愛される というところでしょうか。
受けの語りで記述されている部分が多く、ちょっと頭悪い?というような
語り口で、「はわ、今だめ、そこびんかんになって・・・」という感じ。
アホは嫌いで最初ダメでしたが、不思議と当作は慣れました!
舞台はオルベラント王国国境近くのタンデールスター砦とその周辺。
砦にいる騎士たちは竜に乗り、魔獣と魔術や魔法小物、剣で戦ったりします。
そこに治癒術師として派遣されてきたのが光の神子という別名を持つ受けです。
登場人物は 表紙の右から
リーンフェルト:精霊王。ルチアーノに加護を与えている。
ルチアーノ:ミーディオ侯爵家(宰相家)の養子。超美人さん。
凄い治癒能力をもち、様々な道具を考案、作成もする。
純粋、無防備で周辺からは心配されるが、脳内ピンク色。
レイモンド:王国軍竜騎士隊第三部隊副隊長、30歳。
赤毛、垂れ目で野性味あふれるイケメン。
フィッツ:砦に派遣されてきた新人。力が強い。15歳(成人)
その他、ルチアの家族、従者、砦の方少々等出てきます。
先生が読みたいと思ったものを、色々突っ込んでるという感じで
各所に細かな設定、用語が出てきます。
挿絵情報。リカコ先生画力MAXです。表紙のレイモンドに撃ち抜かれました。
カラーはレイモンドとの絡み図。中の挿絵は5枚(うち4枚が色っぽい)。
中の精霊王とルチアの色っぽいシーンもものすごい美麗さです。
なぜか電子と紙で値段が少し違うんですよね、不思議。
万が一挿絵なかったら暴れると思い、探し回って紙で購入しました。
******以下は 内容にも触れる感想
実は最初10Pほど読んだだけで、「読めん!」と放り出しそうになりました。
WEB発小説だからなのか、受けのアホっぽい物言いのせいなのか、
うわー失敗したー(泣)と思ったのですが、気を取り直して何回かに分けて
読み返すと、あら不思議。なんだか受けが可愛く思えてきて、
途中からは笑うわ、「可愛い♡」と思わずつぶやくわ、どうした自分
とすごく不思議になりました。
アホな子ほど可愛い?
でもこの受け、アホじゃないんです。めちゃお利口。
そして精霊王の加護のもと、自分の欲のまま
無邪気に良いことをたっぷりするので、本当に悪い子じゃない。
エッチが好きなのも、いやほんとに気持ちいいからという単純な理由で、
数多くの相手の方がいらっしゃるようですが、皆さん、ルチアに首ったけ。
恨んだりなんて一切なし、相手にしていただいた♡という様子です。
読んでるうちにそれにすっかり感化されてしまいました。
(家族からは「相手は一人にしろ(怒)」と酷く心配されていますが)
綺麗な外見と美麗なイラストにうっかり騙されたのですが、
ダメだと思った方も、これはコメディと思って読んでみてください。
読めば読むほど、受けの脳内と周辺のすれ違いっぷりがおかしくて
受けが可愛くて、笑えてくるのではないでしょうか。
今は萌2の気分なのですが、
最初の戸惑いの分を差っ引いて萌 という評価にします。