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hakutsurugumi ni hanayomeshigan no ongaeshi
里見慎也(受・愛称「サト」)が主人公ですが、武彦(攻)の視点もありますので、二人の心情が分かりやすく読みやすいです。特に、武彦の苛立ちや戸惑いが書かれているのは良いなぁと思いました。
肝心の武彦は、里見をやや邪見に扱いますが冷酷になりきれませんし、その他の白鶴組のメンバーには最初から可愛がられていて、二人をくっつけようとします。微笑ましいですが、その分、里見の不憫さは薄れたように感じましたので、「冷たい攻に、不憫な境遇の受が健気に尽くす」展開を期待した身にはちょっと物足りなさもありました。
ただ、武彦は単に里見を助けたわけでなく彼自身にも思惑があったという過去の話や、4歳の陸の登場など、読みごたえがある内容でした。イラストも、武本の三白眼でガラの悪さが表現されていた、里見とも再会のものが迫力があって良いなぁと思いました。
小さい頃に変態オヤジから性暴力を受けていたところを攻めに助けてもらい、大人になってから恩人に礼を言いに行こうと「白鶴組」を探している最中に記憶を失う。
幸運なことに白鶴組の人に助けられて世話になりながら、受けが組の一員(というか家族)に加わっていく話。
攻めとちゃんと付き合う前は、セックスしようキスしようって受けから誘ってたのに、いざ付き合って、そういう雰囲気になるとヤダヤダ言うのには
「??」と疑問。嫌よ嫌よも好きのうちどこでは無い拒否に、いや……自分で誘っておきながら? と終始謎だった。
組の奴らのキャラクターがとても味がある。