フルスピードで恋をして

フルスピードで恋をして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
中原一也 

作家さんの新作発表
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イラスト
藤井咲耶 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
価格
¥857(税抜)  
ISBN
9784871826945

あらすじ

自転車便会社に勤めるメッセンジャーの直人は、後輩の駿河の世話役を命じられる。年下の新入りとはいえ脚力も経験もある駿河に、人がよくて感情が表に出やすい直人は遊ばれ気味。しかも駿河は性格を除けば直人も憧れるような男で、コンプレックスを刺激されまくり。あまりにも憎たらしい態度の駿河を下手に挑発してしまった直人は、駿河に勢いで抱かれてしまうが…!?

表題作フルスピードで恋をして

駿河恭弥(21) メッセンジャー
松浦直人(22) メッセンジャー

レビュー投稿数1

職業的に、いかがなものかと…

攻・駿河恭弥(21) メッセンジャー
受・松浦直人(22) メッセンジャー

新入りの駿河は教育係の直人にツンケンしてます。
新人とは言っても、駿河はアメリカで自転車便の仕事をしていた経験もあり、シロウトではありません。

年下とは思えないふてぶてしい態度の駿河に苛立つ直人。
放っておけばよいという同僚の言葉に頷きながらも、ついつい面倒を見てしまうお節介でお人好しです。

素行の良くない同僚2人とのケンカの仲裁に入ったはずの直人。
なのに鬱憤ばらしとばかりに駿河にムリヤリ突っ込まれてしまいます。
自転車便でそれは…翌日、大変なのでは?(案外平気そうなのがフシギだ)

直人は熱血でもあります。
配達の途中であっても、ひき逃げした車を追跡して怒鳴り込んでしまうくらいの正義感あふれてます。
しかしその事で商品を破損してしまい、顧客に弱みを握られてしまうのですが…この顧客はゲイで、駿河を一晩要求。

大したことはないと駿河は要求に応じようとしますが、寸前で「男なんか抱けるか」と断ってしまいます。
同時に直人は大丈夫だったな…と気づくわけです。

自分の失敗をこんな形で庇われるのは不本意だし、駿河が男とベッドに…と想像すると胸がざわめく。
事務所のロッカールームで駿河を待っていた直人。
そこへ直人への感情を気づかされてイライラしていた駿河が帰ってきて、言い争いになり強引なセックスに。

ロッカールームですから、まだ他のメッセンジャーも残っているわけで…阿部と川田の2人に怪しまれます。

この日以降、直人にはトラブルが付きまとうように。
バイクに当て逃げされたり、パンクさせられたり部品を取られたり、自転車が盗難にあったり。
トラブルが起きているのは直人だけでなく駿河もでした。

共通するのは、ロッカールームでの出来事と直後に会った人物。
2人は阿部と川田が仕事中に不審な行動をしていることに気づき調べてゆくうちに、運び屋をしているのではないかと疑います。

2人を尾行していたが気づかれ直人は捕らえられ、駿河は誘き出されるのですが。
駿河の方が一枚上手でした。

事件解決後のラブでは、直人は翌日、自転車には乗れなかったようです(そりゃそーだ)。
素直じゃない熱血正義感の受と、俺様で強引でひねくれてて嫉妬心丸出しの年下攻。

大変楽しゅうございましたが…このカップル、職業的には障害がありすぎるような気がします(笑)。

1

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