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yami no aijin
舞台は19世紀のロンドン、に見えて実は遠い未来という何だか不思議かつ斬新な設定です。
内容はなんとも説明しがたいですが、かなり特殊なお話でした。読み手を選ぶと思います。
人類は地球から飛び立ち、世界は統合されて、残った人々は古い町並みをもした町で暮らしている、という設定。
主人公は探偵事務所で働くフレイで、そのお相手はすでに恋人の関係である刑事のジャック。
舞台も職業もミステリーな展開をにおわせる設定なんですが、中身は変態的かつえろえろです。
ぶっちゃけこの作者さんはえろシーンが好みで、このお話もえろ目的で読んだためそれでもよかったんですが、ストーリーを期待して読むと「???」となるかも知れません。
せっかく変わった設定で、確かにそこそこの事件ものなんですが、全てがえろの上に成り立っているので「お話がよかった!」とは残念ながらなりませんでした。
というか、あまりにえろシーンのインパクトが強くてお話が頭を素通りしていく感じでした。
えろシーンは特殊です。苦手な方も多そうなので注意したほうがよい内容でした。フレイは可愛いワンコ系の受けに見えてかなりのマゾビスト。おまけに女装癖があります。
そのため相手を見つけるのが難しいようですが、今はジャックとくっついて幸せな性生活を送っています。
フレイのマゾ性は単なるSM趣味と違って、身体を傷つけられることに快感があり、ジャックはフレイの身体を切り刻んで愛します。
血を流しながら、興奮するとフレイは殺して!と叫びます。首を絞められたりすることに快感があるタイプと似たようなものなのかしら?と思うんですが、私はソフトSMは好きなんですが切り刻まれているプレイに萌えるかと言われたらちょっと違うのでこれにはどうにも萌えられなかった・・。
フレイはかなり過激なセリフを口にして、ジャックを「ご主人」と呼びます。女装しての性交シーンばかりで、特殊な二人だと思いますので、えろえろだけでなくこの特殊性も大丈夫そう、と思った上で手に取られるのがよいかなと思います。
パレット文庫恐るべし!と思った本です。
身体を切り裂いたりする本当の意味でのS攻めと被虐受けのカップルで、ご主人様と奴隷と言った感じです。
受けが女装するのとHの時に女っぽいので、苦手な方はご注意。
切りさき魔で刑事・ジャック・アラン・クロー Sご主人様攻め×被虐癖のある探偵・クマガヤ・フレイ(19)強気被虐淫乱奴隷受け
舞台は19世紀を模した23世紀で、ロンドンです。
探偵のフレイと刑事のジャックとは、被虐癖とサディストという趣味が一致して、
ご主人様と奴隷という関係です。
フレイは切り裂き事件を調査の為に、女装してメイドとして乗り込んで。
よくぞ、こんな2人が運命的に出会ったという位に、趣味と嗜好が一致した2人です。
フレイが女装してエルザと名乗っている時は淫乱な牝犬奴隷で、フレイの場合は、プライドが残っているので羞恥心があるのですが、それをへし折られるのがまた被虐受けなフレイにはたまらない。
エルザとフレイで、ちょっと人格が違うような印象を受けます。
ジャックにとって服従する可愛い奴隷であり、身体を切りさかれることさえも、フレイには喜び。
そんな変わった2人のラブストーリーという印象を受けました。
ご主人様と奴隷をお探しの方には、お勧めです。
エロ:★4 SM気味な特殊プレイ、言葉責め、羞恥責め、自慰、野外エロ、女装や女物の下着着用でのH
総合:★3 雰囲気のある話で、サディズムや奴隷とご主人様の特殊な関係性が濃いです。
これはBLなのかな?
もっとキワモノというか、トンデモ設定というのも違うし。
SMや女装、そういった設定に耐性があっても、これはちょっと違うと思います。おもしろいとか、つまらないとかいう前に、わけがわからない。