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あなたを喰らって満たされる……
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
蓮川さんの描くカラーが素敵♪特に兄の神原君仁が美しい。
シャツを着ているほうが兄の君仁。もうひとりが弟の君永。
両親の離婚により、兄弟は一時離ればなれに暮らしますが母の再婚で弟の君永は父の元に戻り兄弟は一緒に暮らすようになります。
お互いがお互いに持つ感情は兄弟のそれではありませんでした。
このあたり、本能で直接的な行動に出る君永よりも受け身でいる君仁のほうが執着は強いように感じました。
そして、このふたりには、ふたりも知らされていない秘密があったのです。
普通の人間じゃない。獣化するらしいです。
兄弟で致してしまうわけですがドロドロした感じは七地さん独特の文章のせいで緩和されているように思います。
この兄弟の父親、君亘。
兄弟で抱き合っていようがなにしようがおかまいなしです。
獣化(豹ですよ!)した君永を片手でつかみ(つまみ)あげるという・・・。
同族の血が匂いが仲間を呼び寄せます。
君永に係わりを持つ若者やさらわれた君仁を助けるために君亘は動きます。
そして、君亘をサポートする門司も怪しい(笑)
シリーズのようなのでとりあえず続きも読んでみようと思います。
ルドルフの数シリーズの時のように時間や中心人物が行ったり来たりするのかな~
初読みの作家さんでした。
ちょっとクセがあるのかな?
読みやすいか読みにくいかでいうと読みにくいの方が近いかも(爆)
お話的には今回はまだまだ導入部の印象。
君仁と君永という2人の兄弟。
その2人に流れる血統が実はただのヒトのものでなくて。
豹でもあるというようなお話なのですが。
それゆえなのかどうなのか、君永は君仁に強く惹かれるものを感じて。
君仁も君永に対する気持ちがあって。
2人は一線を越えてしまうんですよね。
それはまぁいいんですけど。
それを目撃した時の父親の態度はちょっと不思議でしたが。
この父親というのがどこか達観してるような人物で、別に男同士なら孕むこともないしいいじゃないか、みたいな感じで。
この父親も豹の血族なので、そういう血族のことを踏まえた上で愛しあえる関係の相手ができることの難しさみたいなのを知ってるからそういうこと言うのかもしれませんが。
なんか…ね。
ラブ面はそんなわけで?がっつりガンガン、それこそ獣のようにヤってるようなんですが、直接的な場面は少ないのでラブの印象は薄い。
これからもっとラブ度が上がってくるといいんですが…。
ひとまず続きを読んでみることにします。
攻・君永(17) 弟 高校生
受・君仁(19) 兄 大学生
兄弟モノで、獣(もふもふ)で、シリーズ化しているので面白いに違いない、と思って入手。
読み始めましたが…作者の独特の文体になじめませんでした。
両親の離婚によって離れ離れになっていた兄弟が、母の再婚によって父親の元で再び一緒に暮らすようになった。
元々兄弟の仲は良かったが、再会してからは弟の尋常でない執着が兄に向けられています。
弟は兄から逃れるように夜の街をさ迷い、兄は弟を心配して世話を焼く。
こうくるとBLのテンプレっぽいのですが、この兄弟には秘密がありました。
弟に押し倒されてやむなく(?)受け入れた兄。
弟は兄の血をなめて野生の血が騒いだのか、豹の姿に変わってしまいます。
兄弟の血筋は獣に変身する(本来の姿が獣)ものらしく、父親もそうです。
また変身はしないまでも一族の血を引いている人間は沢山いて、弟が街で集めた(集まってしまった)連中も、変身は出来ないまでも人間ではない特殊な能力が発達していたりします。
こういう特殊な血と、変身と、兄弟、という美味しい設定なのですが…作者の淡々とした文体と、ぶれて定まらない視点がダブルで悪く働いて、とても読みにくい。
兄弟も、父親も、周囲の人びとも、感情や表情が感じられないので、感情移入も出来ないし面白くない。
シリーズで続編も出ているのだから人気はあるのでしょうけれど…私はダメでした。
ごめんなさい。
この設定で、主人公達が感情的に揺れたり足掻いたり、様々に行動している作品だったら面白かったと思いのですが。