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子連れ再婚同士の義弟恭一[攻]と義兄優介[受]の義理弟×兄物です。
何度も書いてますが近親物は大好物、特に年下攻は願ったりかなったりですよ!
母方の連れ子が優介(高3)と春介(小4)。
父方の連れ子が恭一(高2)と冬司(中1)
優介は母子家庭で家事に勉強に生徒会にと頑張る優等生お兄ちゃん。
対して同じ高校に通う恭一は不良で有名と正反対。
家族の為に頑張る優介に、再婚には反対だと家にもあまり寄りつかない恭一、この2人の話なんですが、先ず前半時点で地雷が。
この両親、特に母親が自分の嫌いなタイプ。
優介が何でもやってくれるのを良い事に家事や子供の世話はほっぽり出して再婚相手といちゃいちゃ。
片付けない荷物は優介の狭い部屋に押し込み、優介が恭一の事を心配して直訴に行ってもどこいく風でそれどころかむしろ頑張ってる優介に説教めいたセリフまで言う始末。
流石にキレた優介が「育てられないなら産むな!」っていうのは当然なのにその重みを最後まで理解してない脳天気な所がムカムカきました。
キレた優介を(言い過ぎてはいるけど彼の主張は正論なのに!)弾みで義父が叩いてしまい、それを知った恭一は初めて優介の味方になります。
元々恭一は彼の事を嫌いではないけれど、あえて関わらない様にしていたのでそれがきっかけで2人の関係が少し変わります。
母親はアレですが、救いだったのは春介と冬司が揃って根はいい子な所かな。
頑張り過ぎる優介を、恭一がさり気なくフォローしてくれたりととりあえずはこのままくっつくのかな?と思わせておいて、なかなかそう簡単にはくっつかない。
バイト先の年上女が恭一にやたらくっついたり、優介は優介で生徒会の後輩に想いを寄せられたりと結構最後まで引っ張ります。
頑張るお兄ちゃんで泣きぼくろがメガネで隠れてる優等生でちょい天然な優介がなかなか可愛かったです。後半の年上女性は何の為に出て来たのかちょっと不明。
あとがきで苦手な「学園物」「年下攻」「僕系キャラ受」の三重苦設定に苦しめられたとあったのが興味深かったですなー。