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大地(たこ焼き屋の露天商 裏の顔は殺し屋)×夕貴(ハーフで病弱な青年 売春宿で働いていたところを大地に連れ出され一緒に暮らすようになる)
※この作品にはシリーズ1作目「東京ミッドナイト」のキャラが登場しています。
大地は殺し屋で、依頼を受け藤堂組・組長の命を狙いますが、自分の恋人・夕貴と同様の青い目の持ち主(藤堂の恋人・真琴)に気を取られ、暗殺計画は失敗してしまいます。その後藤堂に捕らえられてしまう大地ですが、恋人の夕貴が藤堂の暗殺を依頼してきた奴等に拉致されたことを知ると、ターゲットを変更し夕貴を救出するべく敵のアジトに乗り込みます。
…ちなみにこの作品の中で大地は“アサシン”という設定になっているのですが、殺し屋とかせめてヒットマンじゃいけなかったのかなぁ(あぁでも銃を使う訳じゃなくてナイフだからヒットマンとは違うのかな)。別に“アサシン”でもいいんですよ。でもものすごい頻度で“アサシン”“アサシン”と表記されているのを見て、何か訳もなく恥ずかしくなってきちゃって困りました(苦笑)。
ストーリー自体はまぁ多少(!?)無理があるっちゃあるんですが、それほどぶっ飛んだ展開でもなく、このシリーズの中では比較的普通に読める作品でした。シリーズ1作目の主役である藤堂と真琴カップルもまたまた登場していましたが、何だか普通のキャラみたいに登場していたのがかなり残念でした。
私の中ではこのシリーズの4作目「東京ディープナイト」のトンデモ展開と、そのきっかけになった藤堂と真琴のキューピッド役(むしろギャグとして楽しんじゃおう!という感じ)での登場がかなりお気に入りだったので、こういう風に普通(とは言い難いところもありますが)にまとめられてしまうと、逆に楽しむポイントがなくなってしまってキビしかったかなという感じがしました。(あくまでもこのシリーズの中では普通という意味なので、色んな意味で突っ込みどころは満載ですし、充分普通じゃない話なんですけどね)