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tsutaeru yubisaki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズは1作目がいちばん好きなんです。まさしく『神』級に。でも、2・3作目は下降して行きます。きたざわさんのシリーズではよくあることなんですが。
正直なところ、前巻でエンドの方が(個人的には)平和で読み終えられたのになあと思ってしまいます。
決してダメなわけじゃないんです。シリーズとしては間違いなく好きなんですよ。
でも、こちらでは特に矢崎(攻)の甥がなんともうっとうしくてイライラ。前巻はまだ子どもだったので大目に見られた(でもイヤだった)んですが、もう無理です。なんというか、甥の存在感が大きくなるにつれ、気持ちが離れてしまうというか・・・作品としては好きなんですが、甥の部分を切り離せないので、結局評価が下がるんですね。
きたざわさんではよくある(ホンットよくある!)んですが、出て来る男性キャラクターがこぞって『受ラブ』じゃなくてもいいじゃん、とそこはちょっとげんなりしました。
特にこの甥は『単に真弥に憧れる(だけの)存在』で留めておいてくれたらよかったのに。正直、苦手な展開でしたね。
できあがったCPのあまあまに(ストーリー展開として必要な)波風立たせようと思ったら、まあ引っかき回し役の第三者を出すというのはセオリーですし、それが即ダメなんじゃないんです。ただ、その内容がねえ・・・
単に私がこの甥がどうしても受け付けなかったってことなのかもしれませんが、好きなシリーズだからこそ、細かいところまで気になってしまうんでしょうね。
でも、しつこいですが、シリーズトータルとしてはとても好きなんです。きたざわさんの作品中でも上位に入ります。
そして、ホントにイラストがよかった。 イメージぴったりでした。
シリーズ3作目です。
真弥は今は中学3年生となった矢崎の甥、大輝に勉強を教えているのですが、その大輝が前作よりさらに真弥にモーションをかけてきます。
流石、矢崎の甥、タラシの素質十分です(笑)。
矢崎の留守中、大輝を預かることになったのですが、真弥のあふれる様な色香に我慢がきかず、大輝は真弥にキスを。
それをマンションの外からカメラマンに写真を撮られてしまい、脅されることに・・・。
矢崎と真弥の関係は今ではもう確かなものとなっているのですが、大輝の猛攻に一時はどうなることかと・・・。
矢崎もあんなこわっぱには真弥が揺れるはずはないと思っているにもかかわらず、キスしたと告白されれば嫉妬してしまうところがカワイイ。
シリーズ3作品 、出会いからだと約6年位たっているのかな⁉
その間、色々な事があったんですけど、終始、あまあま&ラブラブな幸せ2人の恋愛模様を描いた作品だったと思います。
ラストのお話は…
大学を卒業し社会人になった真弥と、相変わらず社長業が、忙しい矢崎。
真弥は塾講師になり、矢崎との生活リズムが違うためすれ違いがちなんですけど、それでも時間を合わせて夕食をとったり、相変わらず幸せな同棲生活を送っています。
ただ、中三になった大輝はどんどん体も性欲成長中で…矢崎の心配の中…振り回されている真弥‼
そんな大輝が原因で、ある写真を記者に撮られ、真弥は脅されてしまいます。
そして、ピンチに…矢崎が駆けつけ、だいじにも至らず、問題も解決するんですけど…大輝は真弥に嫌われるのが一番怖いから、反省はしても諦めそうにはありません…まだまだ真弥の受難は続きそう(笑)
でも、5年、10年たっていい男になったとしても、真弥の矢崎に対する気持ちは変わらないでしょう…だって、運命って言葉を信じたくなるような絶対的な出会いと別れ…そして再会を果たした2人だったから…年数を重ねれば重ねるほど、絆も愛情の数値も半端ない事になってそうだから(笑)
案外矢崎のオヤジ攻度が上がってそうな♡
電話Hとか、Hの時の言動がオヤジ化してきているので(笑)
矢崎の、部下•武の存在は結構お気に入りのだったので、もっと2人に絡ませて登場して欲しかったなあと…ちょっぴり心残りでした。
綺麗な色気のある2人のイラストも、とても雰囲気にあっていてたのしめました。
三冊通して、すれ違いもあった2人だけれど、安定したあまあまカップルのお話でした。
きたざわ先生お得意の、年の差&完璧年上攻&健気な訳あり受展開な王道作品‼
オススメシリーズです。