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主人公達が破天荒でぶっ飛んでいます。ツッコミ所は多々あれど話は面白いです。今時のBLっぽくはないけどエロエロだしね。そもそもゲイ向け雑誌に掲載されていた作品らしいし。男性同性愛を絡めた刑事物ミステリーです。
95年作。90年代は映画やドラマで猟奇的な事件物が流行っていたせいか善良な市民がスプラッタな殺され方をする事件ばかりです。まさにエログロ。
攻めの風巻刑事はマッチョで優秀な刑事で超絶倫。受け以外の男にも誘われるとすぐ寝てしまうくせに受けには「1番はお前だけ。他の奴はグ◯コのおまけみたいなもんだ。」とか黒人美青年と寝た後で「俺はステーキより和食が好きなんだ」とか言っちゃう最低ヤロー。でもこんなヤツなのにリバの時はオネエ言葉で雄叫びもあげててなんだか憎めないのです。
受けの冬木刑事は気弱な美青年でいつも「僕は警察のお荷物だ」が口癖だけどゴメン本当にその通り。いつも犯人に拉致され痛いことやエロいことをされます。でも次回の話までにはケロっとしてるので相当メンタル強い。体は男だけど精神は昭和の女、みたいな優しくて攻めに浮気されても結局許してしまうお人好し。
古い作品ですがキャラが立ってて話も面白いので2巻以降のシリーズも購入してしまいました。楽しみだー。
ベイシティ・ブルース、このタイトルからもお分かりのようにかなり前の作品になります。そしてこれがまた、想像以上にぶっ飛んだ内容でした。
攻めは刑事、風巻徹。身長190、体重80キロ、のマッチョなタフガイ。この人は女にも男にもモテモテのドスケベです。
受けは冬木章悟、彼も刑事ですがセレブな家のご出身であり、美人受けです。この冬木がいるから何とかblに入っているような感じがあります。
タフガイ風巻と健気な冬木の物語がこの巻では、「絆」、「甘い失速」、「シャドウハンター」、「暗闇のハーキュリーズ」の4話に渡り繰り広げられますが、どことなくポルノちっくであり、ほぼ毎回冬木が犯されたりして酷いめに遭うのです。
レトロなヒーロー、風巻はあんまり大したことはしてないと思いますが、皆この男に喝采を送るのが腑に落ちませんがそういうことなのです。こやつは冬木に「ようこそ天使さん、君の拳銃は薔薇の香りの弾丸を発射しそうだな」などとこっぱずかしいセリフをのたまってマス。
舞台は横浜ですが、ベトナム帰還兵が現れたり、ターミネーターみたいなヤツが暴れたりと、もはや無国籍地帯の様相を呈していて、とりあえず日本のどこかのベイシティである、との理解でいいでしょう。
毎エピソードで大変なことになる冬木。彼は美人受けですがやっぱりちょっと変態で、何気に一番タフだと思います。
今のblにはない雰囲気を機会があれば、堪能してみてくださいませ。
『耽美小説』として世に出た一冊が
軽装版に変わるとボーイズラブに
変わる…これも時代の一幕なのかも
知れません。
ボーイズラブと言うよりはメンズラブに
近いと個人としては思いますが。