お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
2003年発表の、アメリカが舞台の弁護士もの。
3編構成。
サンフランシスコの美男揃いの弁護士事務所が舞台。
とびきりのハンサムは所長のアーネスト(彼はストレートです)。そのアーニーが今は事務所を離れてしまったエディをもう一度引き戻すように、と超有能な色男弁護士・ロニー(バイ)に命ずるところから始まります。
主人公は、そのエディ(ゲイ)。
まずエディがロースクールに通いながら事務所でロニーの助手をしていた時代。ロニーに恋して、しかしロニーの信条に共感できず、事務所を離れたエディ。
3年後、LAで公選弁護士となっていたエディは非常に有能になっていて、ロニーは以前は鼻も引っ掛けなかったのに急にちょっかいを出す気になり…
…という展開なんだけど。
ロニーがねぇ…
自信家で、実際欲しいものは必ず手に入れる。完璧に自分も相手もコントロールできる…イイ男で魅力的で有能で、エディはそんなロニーに感じる恋心と欲望に結局は抗えない。
読んでるコチラは、エディもっと抵抗して!自分が主導権取って!ってなるけど、やっぱりエディはアーニーの思惑通り、ロニーの勧誘を受けて元の事務所に戻ることになる…というのがはじめの2編。
3編目は、同じ事務所の日本人弁護士・聡一とニックのCPについて。
この聡一はとってもクールで、エディが助手時代にロニーと割り切ったセフレで楽しんでて、今は実家が金持ちのボンボン弁護士ニックを手玉に取っています。
これは複数巻で続くことが前提なのでしょう。まだストーリーは途中の感じで一冊が終わっています。全体では3巻の構成のようなので、次の「クロージング」が楽しみ。