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過去の記憶を封印するために数学の世界へ逃げ込んだ氷見。パニック状態になると数学に救いを求めるのが面白かったです。
数学に人生を捧げ、他人と関わりを持つのも極力避けてきた氷見が影山に翻弄され、必死に自分を正当化しようと葛藤する姿が萌えました。しかも自他ともに認める変人なだけあって、ややずれている思考回路で肝心なところが空回りしてしまうのが可愛らしい。
攻めの影山はヒモ歴長い百戦錬磨の男で「バージンは面倒だ、雌ブタ、オカマ」とストレートな言葉責めで初心(うぶ)な氷見を追い込んでいきます。
なのに氷見が自分自身を卑下すると「そんなふうに自分を貶めるな」とか言うんですこの男は。くぅー!ずるい!
しかし、決して素直な性格ではないので言葉が足りず氷見にもきちんと想いは伝えられていません。本人は一生懸命伝えているつもりなのでしょうが、その程度ではあの氷見には届かない(笑)
ハッピーエンドですが、互いに二人の想いを確認してからのエンディングではないのがなんともこの二人らしいなぁーと思いました。