奪われたシークの花嫁

んんー

伯爵様の花嫁選びがわりと好みだったので、同じ花嫁縛りのこちらも手に取ってみました。

が、正直期待してたのとはちょっと違いました。

二人のテンポの良い掛け合いとか、あさぎり先生の見識の広さを感じる場面は好ましいんですが、カップルがどちらも子供っぽい印象が強くて、話自体の感じもなんだか軽く感じてしまいました。

二人それぞれの生い立ちや境遇は丁寧に描かれているので、どうしてそういう性格や振る舞いをしているのかの描写は丁寧にありますが、わたしにはいまいち腑に落ちませんでした。

特に攻めが王様で33歳のわりには夢とかロマンスの中で生きている人なので、この人を非現実的なシークとして受け止められるか、ちょっと大人げないよ、となるかが分かれ道な気がします。。。。