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帯『癖になりそうなピュアな快楽』
↑快楽には(よろこび)ってフリガナふってあるですよ。
汚部屋モノです、BLでは大抵汚部屋に住んでる住人は外では出来る男ってのが定番ですが、この作品もその例にもれず仕事の出来る憧れの上司、辻井[攻]は実はプライベートではとんでもない汚部屋の住人。
部下の藤浪[受]はマメな性格で世話焼きタイプ。
飲み会の帰り、酔った辻井を送って行った藤浪はその汚部屋状態に呆れます、行きがかり上休暇の一週間をその掃除に費やし、部屋を綺麗にしたご褒美とばかりに辻井に抱かれちゃいます。
結局、藤浪は辻井と同居する事になるんですが、いくら言っても改善されないその辻井の散らかしっぷりと、仕事はまだ出来ない自分がまるで家政婦みたいな気がして藤浪はイライラしちゃったり。
でもこの作品って辻井が読んでる内にそのヘタレっぷりが分かってきて段々と可愛くなってくるんですよ。
それに辻井は自分が片付けられないのをちゃんといけないと思ってるしコンプレックスにも感じてる、その辺の根っこの部分はちゃんとしてるんですね、ただどうしても片付けられないだけで。
最初は計画して藤浪を同居に持ち込んだと思ってたんですが実は他意は全く無かったって事も分かるし、あと藤浪に惚れちゃっててセックスやりたがりなのもラブゆえなのですなー。
攻の辻井主任がかわいい作品でした。
あと藤浪がやたら主任主任と呼ぶのがリーマンモノっぽくってよろしかったです、はい。
流石バーバラさんでエロもたっぷり、ラブ系で陵辱とかはないです。
お風呂エロで洗顔ネットでの泡を使った泡プレイには、こんな物まで使うかーーって感じでホント色々考え付くものだなあと感心しちゃったです。
バーバラ片桐さんのエロエロ凌辱路線は時に疲れるほどなんですが、これは甘くてかわいらしい系(あくまでもバーバラ片桐比)でした。
汚し屋さんと整理整頓上手なカップルです。
強引な辻井の気持ちが見えてこない間は落ち込んだり戸惑ったりイライラしたりもしたけれど、できる上司のかっこいい外での姿と家でのしょうもない現状にギャップ萌でしょうか。
憧れのいい男が自分だけに見せる弱みにかわいらしさを感じてしまって堕ちてしまったのが藤浪の運のつき?
あまりに酷い汚部屋が気になって萌にまでは至りませんでした。