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koibito waegoisut
図書館員同士のBL小説ということで、期待して購入しました。冷戦状態にある東側図書館(通称本館)の館長代理・郡司と、西側図書館(通称チビ館)勤務の新米司書・遠矢。館種でいえば、大学図書館と学校図書館になるようです。
しかし、お仕事ものとしては、突っ込み所満載でした。一例をあげますと、『渋谷駅五十年の歴史』という資料を学術情報センターのデータベースを使って検索した結果、この本館と国立国会図書館にしかないというのです。なぜ、その題名なら確実に持っていそうな、渋谷区立図書館をあたってみないんでしょうか?この書名は架空ですが、元ネタと推定される『渋谷駅100年史』は渋谷区立図書館にありました。
東館と西館とが仲が悪い理由も不明で、利用者への奉仕そっちのけで争っているシーンばかりが印象に残っています。
某巨大掲示板では、「リーフなのでアホアホ系」と書かれておりましたので、アホコメディとして読まれることをお勧めします。