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slavers nude
この本の前にスレイヴァーズラヴァを読んだので、ちょっと???でしたが。
冴木視点の裏話が読めたのは良かったかな。
ちょっと構成が特殊?で短編番外集みたいな作りになっているんですが、ラヴァの前に読むという形なら、最後にクルーザーの冴木視点があるのはイケてないし、やっぱりラヴァを先に読んで正解だったのかな???
でも発行時期はこっちが先???
ま、お話としては矛盾していないのですが、やっぱりネタバレになりそうな気もするのでラヴァから読む方がいいような気がします。
で、内容的には、裏話系なので、萌えポイント、盛り上がりが無いので中立にしています。
次に期待。
使用人の冴木に会社を奪われ、奴隷になることを強いられた美貌の社長令息・柊一。
母親譲りの艶麗な美貌を持つ彼は、冴木の逞しい体躯や優秀な頭脳に自尊心を傷つけられ、打ち解けることができず、屈辱的な日々を送っていたが、幾多の危機を命をかけて冴木に救われて、次第に柊一の冴木に対する気持ちに変化がおこり、冴木に歩み寄ろうとし始めていた。
ところが、柊一は冴木について何も知らない事に気付き、柊一は冴木を意識しはじめるのだった。
そんな中、再び柊一の美貌を狙った男に連れ去られてしまう。
ようやくちょっとずつ、柊一の気持ちに変化が起こり始めたこの巻。
多分、柊一はきれいすぎて幼かったんだよね。
大人になるってことは同時に、汚れて行くっていうことでもあって。
でも、柊一にはそれがなかったんだよね、多分。
だからこそ、まずは柊一が「恋」を知れるようになるまで待たなきゃいけなかった。でも、待っても待っても、多分、あのままでは絶対目覚めなかっただろうと思うから、ある意味、冴木がやったのは荒療治……
おかげで、ようやく柊一が成長し始めました。
でも多分、柊一があんな風になったのは冴木も悪いよ。
だって、汚いものを見せないように、見せないようにって守っちゃってたんだから。だったら現実なんて見えないから、いつでもそうやって子供でいられるんだ。
でもまぁ、そこに頼りない雛がいたら、しかもそれが自分にとって一番大事なものだったら、守りたくなるんだろうね、きっと。
冴木は自業自得とはいえ、ちょっとかわいそう。
でも、ようやくちょっとだけ、光明が見えてきたね。
意識されないよりは、意識される方がきっと全然いいに違いない。