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souju rengoku
めちゃくちゃ、えっちだった……!
偶には〝強引レ●パー攻〟が読みたいな〜と探していたところ、偶然見つけたこちらの作品。
やはり〝レ●パー攻〟という事もあり、某レビューサイトでは賛否両論で少し構えていましたが、優しく兄のように慕っていた攻めの豹変っぷりにドキドキが止まらず、一気読み不可避でした!
また、初めての両性具有受けが新鮮でドエロでした…びっくり笑
何より、受け君の「男なのに、ここで感じるなんて…」と言う混乱&背徳感が最高でしたね!
両性具有でも性自認が〝男〟なので、豹変した攻めに襲われた時の葛藤と混乱状態がノンケっぽくて萌えました(酷)
そして、なんと言っても双子の攻め二人。
主人公・シンに会う度に嫌味や意地悪ばかりするオスカーと、そんなオスカーを宥めてシンを優しく慰めるエリオット。
この構図が、中盤以降でまさかの逆転……!
エリオットの笑顔に潜む闇深さがサイコ(最高)◎
腹黒通り越して最早サイコパス攻めで、途中何度も「シン逃げて…っ」となりましたし、オスカーが怖すぎてゾワゾワ鳥肌ものでした。
そんな、サイコ攻め……ぶっちゃけ大好きです‼︎
一方の虐めっ子オスカーは、そんなサイコパスな兄からシンを守ろうとしますが、結局エリオットの狂気に圧倒されてしまい、若干ヘタレキャラに…笑
初めにエリオットの策略に嵌り、シンをレ●プした負目をずっと感じていて、シンには甘く、オスカーには反抗できない…そんな、雁字搦めの状況のオスカーも大変美味しかったです。
基本的には高評価ですが、シンを取り巻く環境が最悪すぎて〝萌×2〟評価に。
ラストは何となくオスカーに丸め込まれた印象で、両想いハッピーエンドの筈なのにスッキリ「良かったね〜」とは思えない読後感でした。
シンの生い立ちが酷すぎて、もっと良い環境なら別の人生があったのかな…と思わずにはいられない。
でも、鳥籠の中で双子に囲われて溺愛されるシンは、とってもエロ可愛いかったです♡
いとう由貴先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
複数プレイ 3
仄暗い 3
エロ 3
不憫 3
な感じだと思います。
双子のエリオットとオスカー×シンの3Pカプです。
リンウッド伯爵のマナーハウスで、祖父母と住み込みの庭師をしているシン。しかしある日、シンがリンウッド伯爵の弟、クリフトンの息子であることが判明する。シン本人も知らなかった事実に動揺する中、親族として正式にお披露目する前に、従兄弟となった双子のエリオットとオスカーに上流階級の立ち振る舞いを教えてもらうことになるが…。
まず最初に、攻めが双子の3P物とは別で、あらすじにも書いているので分かるのですが、受けのシンが両生具有です。その為、絡みではどちらにも挿入されることが書かれています。因みに後ろはともかく、女性の方での挿入はちょっと痛い感じで書かれています。
子供の頃から可愛がってくれた優しいエリオットと意地悪なオスカー。急に従兄弟となったことに戸惑いながらも普段通りに接してくれる2人。しかし、シンが知らない内にあることが行われていて…。
エリオットの内に秘めた想いが明かされた後から、エリオットとオスカーの立場が若干変わるのに新鮮さと普段とのギャップで読むのが楽しかったです。シンとオスカーさえも翻弄する、優しいエリオットの仄暗い執着を垣間見せるシーンにはゾクゾクしました。
不憫で健気なシンを愛するエリオットとオスカー。歪で甘い3人の関係や絡み描写が凄艶なので、是非とも読んでほしいです。
作家さんがいとう由貴さん、そしてこの表紙とタイトル。
なんとなく痛くてエロきつめな内容を想像していました。
そしたら、予想外に甘くて……。
甘々溺愛もののお話として、すごく面白かったです。
単純にラブラブと表現するには少し重いのですが、それでも痛くて救いのない話では全くありません。
閉じ込められるように愛される……そんなお話が好きな人には合うと思います。
そして一つだけ注意点。
出版社から紹介されているあらすじを読めば分かることですが、主人公は両性です。
単に両性というだけでなく、その部分の描写がしっかりとあります。