激愛フェティシズム

gekiai fetishism

激愛フェティシズム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
69
評価数
17
平均
4.1 / 5
神率
41.2%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
中田アキラ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784775527030

あらすじ

実家の企業を継ぐことになり、退職が決まった営業本部長のラドリー。
アメリカに帰国する彼に失恋した乃蒼は、送別会で彼と酒を飲んでいるうちに
泥酔して、気づいたときには家に帰っていた。それも、ラドリーとともに。
フランス貴族の血を引き、常に完璧な紳士のラドリーだったが、乃蒼の部屋では態度を豹変させた。
平然といやらしい言葉を口にして乃蒼を辱めようとする彼に、なすすべもなく翻弄されてしまい──。

表題作激愛フェティシズム

退職が決まった営業本部長
厳格な里親宅で育った会社員

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

激愛攻めに萌えた!

釘宮さんの作品を知ってから過去作を漁っていますが、こんなに面白くて完成度も高いのに、レビューが少なかったり評価がそんなにされてなくて寂しいです。

アメリカ人の父とフランス人と日本人のハーフの母を持つ営業本部長のラドリー。
彼に助けられ恋をしてしまう乃蒼(のあ)。
何度も書き直し助けられたお礼と食事のお誘いのメールを送るも返事はなく、失恋したのだと傷ついた乃蒼。

ラドリーの送別会で話す機会に恵まれ緊張して飲みすぎてしまう乃蒼。ラドリーは紳士的で気遣いができて本当に素敵で…。これでもう二度と会うことはないのだと。

うーん。激愛!まさにぴったりな言葉選びですね。
個人的に長いすれ違いは苦手なのです。なぜ気持ちを言わないのか?聞かないのか?話し合わないのか?余計に苦しむ時間が延びて辛いのに…。といつも思って苦痛なんですよね。

今作も挫けそうになりつつも頑張って最期まで読んだらとっても素敵なお話でした!

すれ違いものに対する自分の考え方も変わったり、すれ違いにジレジレしながら気持ちが通じた時の幸福感に萌えるのがわかった!気がする。

ラドリーが激愛すぎたんですね。
そりゃあこんなことされたら乃蒼は怖くて言えないよ。ラドリーも乃蒼が他の男に失恋して泣いてると思って。絶対に手に入れてやると思ってるから必死で。

鈍感な主人公にもいつもなぜ気が付かない?とモヤモヤしてたんですよね。いやわかるでしょ!と。
でもこの作品で、ラドリーの傲慢さにコミュ障乃蒼の土壌が豊かに耕されすぎて、まさかラドリーが自分を愛してるとは思えないのが説得力がありました。

ラドリーのえげつない躾やお仕置きなどなど酷かったな。でもなぜいつも臨戦態勢なのか、あんなに求めてくるのか、口づけてくるのか、読んでる方はラドリーが本気で乃蒼を好きなんだとわかる〜!萌える〜!

やっとやっと最後の最後にお互い思っていたことを話し合って。やっとだよ!もうあと20ページくらい前にやってよ!通じ合ってからをもっと読みたいよ!

自分の苦手なパターンを超えてきた作品でした。説得力がありました。

1

横暴な攻めと気弱な受け

海外に転勤する自分の都合に合わせて受けのことも強引に連れて行く、というか脅して拉致していく攻めのギリギリアウトな行動力がとても好みでした。BLの拉致監禁が好きです。
接点はありましたが特にそれまで交流のあった二人ではないので受けは攻めの意図がわからず困惑します。
外国に突然連れて来られ現金なども持たず逃げ場のない軟禁状態の受けがかわいそうでかわいかったです。
整った顔の受けですがそのせいでいい思いをしたことはなく、里親からも虐待を受け、過酷な人生を送っていると思います。欲を言えばもっとそこら辺の設定に触れて欲しかったかな……。
結構卑猥な格好を要求される受けですがそこまでマニアックというわけではない?かもしれません。行為の回数は多いです。
一番最後のシーンは個人的に軽くホラーのような気がしました。

1

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