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強引な虎ヤクザ×うさぎ保育士のもふもふ保育園ウェディング!
mofumofuhoikuen to usagi no hanaoyome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「もふもふ保育園とはらぺこ狼」のスピンオフで、前作攻め様・迅の弟分の楓実のお話です。
とはいえ。時系列的には本作の方が先で、終幕までの間に「はらぺこ狼」のエピソードが挟まっている形になります。ので、前作が未読でも大丈夫だと思います。「はらぺこ狼」での楓実の行動の裏がわかって、順番逆でもいいかもしれないくらいです。
瀕死の重症を負ったうさぎの楓実(受け)はお山の神様に人型になれるケモとしての生を与えられました。その後、お山の神様の眷属である狐とたぬきのケモである綿貫に育てられ、今は彼らが園長・副園長を務める保育園の保育士として働いています。楓実が25才の誕生日、虎のケモでヤクザの大牙組組長の孫・大牙恒毅が突然プロポーズにやってきます。楓実は記憶がないのですが、大牙は楓実がケモになった元凶で、20年(本当は10年だったが勘違いしていた)会ってはいけないが楓実のことを一途に想っているようにとお山の神様と約束をしたらしいのです。これから口説くと宣言する大牙にしぶしぶ友達になることを承知します。
初めは、「はらぺこ狼」の中での楓実の態度で、副園長の綿貫とのロマンスだとばっかり思っていたので、相手が新キャラで驚きました。
「はらぺこ狼」の時にはもう楓実の周りをうろついていたはずなのに、全く存在感がなかったことに違和感を覚えながら読んでいて、もしかして平行世界?とか思ってしまいました。タイミング的に丁度顔を出せない時期だったということで、前作に顔出ししていなかった理由には納得しました。実際には、あの時の!というシーンがありましたが。
大牙はカリスマ性が高く、部下にも慕われ、いずれ大牙組を継ぐに相応しい胆力を持った男です。初めは電波な人かと思われる行動を取るのですが、自分が原因で襲われるかもしれない楓実や保育園の人たちを守るため迅速に行動し、自分の責に対しても潔くて、信用に足る男だと思われます。楓実が綿貫のことが好きであることをいち早く見抜き、自分のことは置いておいて、そのことで罪悪感の塊になっている楓実に「恋は理屈じゃない」と説くのです。それでも口説くのはやめないという図太いところもあります。
楓実は成り行きで保育士になりますが、今では天職だと思っています。が、同時に罪悪感のようなものも持っています。ケモは保育園で耳尻尾を隠せるようになると社会へ出ていきますが、自分だけケモに囲まれたぬくぬくした生活を送っているからです。でも、この平穏な生活が変わらずに続くことを願っています。育ての親である綿貫のことが好きで、嫌われたくないばかりに猫を被っています
が、大牙には別に好かれたいと思っていないので素で相手をしています。
それでも、大牙に綿貫への恋心を肯定してもらい、ケモに囲まれた生活も適材適所で生きていけば良いと肯定してもらいすごく楽になるのです。
人との交流を極力避けてきた楓実の大牙との友人関係はちょっと感覚がおかしくて笑いを誘います。普通友達は、意味もなくメールを送ったり、声が聞きたいからと電話したり、どうしてるかなと気になったりしない。それは恋人同士のやりとりだ。
それはともかく、初めての友達付き合いで、大牙に会いたいと初めて自分の箱庭から出て、ビビりながらも電車やタクシーに乗ろうとするくらい成長するのです。
それでも、意地っ張りうさぎは全然素直になれません。大牙は律儀なため最初の条件がクリアできないと強く出られないと思い込んでいて、このままではタイミングが合わなくてだめになってしまうんじゃないかとはらはらしました。
そんな中、時期外れの発情期がきて、本能のままに動いてしまい、やっといつものツンが空の彼方に飛んでいき、盛大にデレてやっと素直になることができます。本当に発情期さまさまでした。
大牙しか頼る人がいない中、遠く九州まで嫁にいくなんて今までの楓実からしたらすごい勇気がいることだと思うのですが、楓実命の大牙がいればきっと大丈夫でしょう。婚家にも祝福されて幸せになって欲しいです。
こんぽこ園という名前の由来も出てきました。私はてっきり某アニメをもじったものだとばかり思っていたのですが、園長と副園長からとったんですね。納得。
今回も子どもたちはとても可愛かったです。「こんぽこ園のお歌」も今回もたくさん登場します。今作ででてきた「しっぽじゃんけん」。しっぽふりふりしながら「しっぽー、しっぽー、しっぽっぽ~」とじゃんけんするなんて、絶対かわいいに決まってる。イラストで見たかった。「こーん!ぽっこぽっこ、こーん!ぽこっ」とおなじように自分で節つけて歌ってました。
前作攻め様の迅は、前作では楓実に頭が上がらない感じでしたが、大牙のことで楓実の相談に乗ったり、大牙が動きやすいようにバックアップしたりと大活躍でした。時系列的に、番になりたい初音との仲がなかなか進展しない中での行動の時もあり、同じ親代わりに育てられた兄としての愛情が確かにあったんだなぁと思いました。
園長の人型のイラストが見られると思ったのに、今回も見られなかったのはちょっと残念でした。でも、前作でも思いましたが、やっぱり楓実のうさぎ耳尻尾は最強にかわいいです。
既刊『もふもふ保育園とはらぺこ狼』のスピンオフ作です。主役カプを入れ替えての続編になります。
作者さんによると、こちら1冊で読めるように書かれているそうです。ですが、前作を読まれている方が断然楽しめるとは思います。
と言うわけで、こんぽこ園シリーズ第2弾。今回はこんぽこ園の保育士・ウサギの楓実先生と、虎のヤクザ攻めというカップリングのお話です。
いやー…もう、もふもふ好き+ちみっこ好きにはたまらんシリーズです。ケモノが人間化した生き物(作中ではケモと呼ばれています)たちが主役のシリーズで、攻めが虎のケモ、受けがウサギのケモという、食物連鎖的にヤバいカップリングなのですが、そのエッチがもー萌えすぎて萌えすぎて息が苦しい…。ツンデレの受けの発情期のデレと、それに煽られまくる攻めという個人的萌えシチュで、どちらも経験なしなカプなのにすんごいエロエロ。そして甘々。事後はお互いの歯型がすごそう。
保育園に通うちみっこケモたちも相変わらず凄まじい可愛らしさでした。舌足らずな「ふみ、しぇんしぇ」には受けならずとも撃沈です。前作とはページ数の半分くらいが時期的に重なっているのですが、前作攻めの息子のまーくんがちょびっと出てきたのがうれしかったな。
こーん、ぽっこぽっこの歌や、今回新しく編み出されたしっぽじゃんけんなど、思わず笑ってしまうパートも盛り沢山でした。しっぽじゃんけんゲキ強な受けに大ウケしました。
受けが攻めとは別のキャラにずっと片想いしている設定で、それがかなり長い間続くので、恋愛的にはすごく焦れ焦れでした。でも、それに怒ったりしない攻めが男前でかなり好感度アップ。
受けも、こんなに一途に想ってくれる攻めに早くなびいてやれよと思ったけど、エッチの時の誘い受けっぷりに大満足したのでそちらも無問題。
萌えともふが詰まった神ファンタジーでした。
前作が悶絶ものの愛らしさでしたが、このスピンオフも絶好調★
最近もふが多めで、ちょっと飽きたかも と思いながら読み始めましたが
またもや悶絶、抱腹絶倒。電車の中で肩震わせてました。
先生、まじですごいです。もしや保育園に勤務された事があるのでしょうか。
前作はおこちゃま好きと けも好きに・・・と思いましたが
今回は、色艶部分も増量!という気がします。
なので 可愛いだけじゃ物足りないーという方にも、いいと思うのですが
どうでしょうか。いや けも と ちみっこ好きな方には前作同様
超絶オススメです!癒されるー 神に近い萌2でお願いします。
本編230P弱、後日談的なもの6P。
攻め受け以外の登場人物?は
園長:狐。常に綿貫のエリマキになってる。人型にはならず。
綿貫:たぬき。大き目?でお父さん的印象。楓実の育ての親。
雪:まっ白ほわほわ、臆病な子。すぐうさぎに変身。そして舌足らず♡
黒美:大牙の側近。クール。
迅:前作の攻め。楓実の幼馴染。
その他、保育園のおこちゃまたち、攻めの弟等が出てきます。
おこちゃま萌え部分。
前作のこーんぽこ歌は絶賛継続中♪
それに加えて 今回はじゃんけんが出てきます。
その子供にしか分からないルールのじゃんけん やめてーと大爆笑。
けも萌え部分。
ちびっこうさぎが臆病ちゃんなので、しょっちゅう変身。
加えて受けも 表情見せたくないとかいってうさぎに変身したり
みみしっぽを出したり で、今回もふ増量。
特に受けの まるしっぽが萌えるー
色艶部分。
受けが発情期で苦しむタイプ。苦しんでるんだけど
おお、前作よりエッチさがパワーアップしてるで という気分。
うさぎの性欲強し?
カプの雰囲気は、攻めが最初 電波男(笑)、強烈ポジティブ人間。
受けはツンだけど、発情期の舌ったらずな甘やかさとのギャップに萌え萌え。
ケンカップルぽく感じました。
色々記載しましたが、一番のオススメは 謎のじゃんけんです!
先生、めっちゃ面白かったです!