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恋人になるまでと、その後の二人の話に構成されていました。
前者は早くに読み終えていたのですが、なんというか二人気持ちの流れが今ひとつ不鮮明で今ひとつ面白さを感じられなかったので、後者を読むのを棚上げ状態にしてましたが、今日やっと読み終えました。
前者よりも千央の気持ちが細やかに表現され、感情移入ができました。なぜそんなに雷を恐れるのか、なぜ恋人になりながらも啓吾に甘えることができないのか、その辺のことが書かれウルウルしました。
この人の話はやっぱり泣かせられるな・・・。
大人な年上攻めと、ヤンチャな年下受けの、王道的なお話です。
姉の結婚によって甥と叔父になり、同居することになった二人。年上攻めの過剰な束縛に反発する受け。そこはじまった関係に、愛が生まれます。
丁寧な描写は好感でしたが、地味でドラマ性の薄いストーリーだったので、途中から飽きてきてしまいました。とくに後半、やたらくどい。心理描写は丁寧すぎると行間がなくなっちゃう。あえて書かないことによってできる余韻みたいなものが欲しかったし、ストーリーそのものももうちょい密度が欲しかったです。
でも、大人攻めとヤンチャ受けの年の差カップルが好きな方にはオススメです。
攻めは、「傲岸不遜な態度なのに不器用で、受けのことになると判断力をなくす」というタイプだから、ツボつかれる人がたくさんいそうな気がします。
しかしレイプの扱いが軽いなー。
レイプってかなりの大事件だと思うんだけどw