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優也(サラリーマン トラウマが元で消極的な性格)×葵(ヤクザの跡取り息子 優也を見染め口説き落とそうとする)
※この作品にはシリーズ1作目「東京ミッドナイト」のキャラが登場しています。
シリーズ1、2作目が不調気味で読んでいてキツイな…と感じていたところ、3作目(前作)でようやくこのシリーズを楽しむコツみたいなものを掴み、この4作目に到っては色々とエライ事になっていてかなり笑わせてもらいました(笑)。とは言えかなり突っ込みどころは満載ですし、ちょっと頭を切り替えて読まない限りは[萌]評価なんてとんでもないと思うのですが(苦笑)、こんなにもふっ切れたトンデモ話が読めたのはある意味貴重で、かなり笑わせてもらったしまぁいいか!ということでこの評価にしました。(でも甘過ぎるかな!?という気がなきにしもあらず…)
ちょっと気弱な感じのサラリーマン・優也が不良に絡まれていると、偶然通りかかったヤクザの跡取り息子・葵に助けられます。その際、見返りをよこせと強引に優也のナニを引っ張り出しいきなり咥えられてしまうのですが、その後も優也を見染めた葵は自分の情人にしようと押せ押せで迫ってきます。
前半は完全に葵が優位(誘い受け)という関係なのですが、ヤクザの跡取りという立場にビビり葵から逃げ出そうとした優也に対し、薬で眠らせている間に刺青を入れる(しかも桜吹雪)という無茶な行動がありつつも、ここまでは序章といった感じで(後半から比べれば)それ程驚くような展開ではありませんでした。
でも刺青を勝手に入れられた優也が葵の元から隙を見て逃げ出し(シリーズ1作目の主役カップル)藤堂×真琴カップルに助けられる辺りからちょっと話がおかしな方向に流れ始めます。ちなみに藤堂×真琴カップルは前作でも恋に悩んでいる者を匿った際、自分たちのHをただ見せつけるだけで悩みを解消させたという、スゴイんだか何だかよく分からないながらも結果的にキューピッド役になっていたのですが、今作でも同様の方法で優也の目を覚まさせることに成功します(爆)。(もうこの辺からは完全におかしい展開に…)
自分の秘めていた気質・能力に目覚めてしまった優也は、気弱で消極的だった前半のキャラから一転、ヤクザはぶっ飛ばすわいきなり俺様な性格になってるわ(もちろんHでも主導権を握る)ありえないくらい人格が変わってしまいます。もうこうなったら笑うしかないでしょーっ!!てことでそのトンデモなさを楽しむことにしましたが、頭の片隅では常に「さすがに無茶だから!!」と突っ込みまくってました。本来の楽しみ方とはかなりずれていますが、かなり笑わせてもらったし楽しめたのでまぁ良かったです。でもあまりオススメはできません(苦笑)。