いるいる
kuroneko to kareshi to ouji
ディアプラさん恒例のミニドラマCD。
今回は特典プチコミックスの内容ではなく、
あふれ方(3)に収録されている『クロネコと彼氏と王子』の音声化です。
収録時間:約16分
出演は近藤さん・前野さん・半場さんのみ。
・・・そうです。
原作では入れ替わり立ち代り登場するユージンたちが一切居ません。
要所だけを掻い摘んだ内容で、原作と比べるまでなく
バッサバッサとストーリーカットしまくりな内容です(;ω;)
3人のみというのはコスト的に仕方ないとして、
脚本はもう少し何とかならなかったのかなぁ?というのが本音。
原作ファンとしては全てが中途半端な印象でした。
クロネコ未読でこのCDを聴いた人には原作を読んでほしいです。
このお話はリオがちょっぴり成長する切なさもあるんです。
公園で真悟と賀神の後ろ姿を遠くから見てるシーンがまさかのバッサリカット…!
これがないとリオがただのわがまま王子じゃないですか(;ω;)
確かにこのシーンはリオのセリフなかったけど、もう少し表現が欲しかった(;ω;)
一番の山場だと思ってたんだけどな…。
あとは撮影所に現れて正やんが賀神の豹を知る下りもカット。
これはまぁ、風呂場や公園での賀神と真悟の会話で何となく分かるけど…。
ユージンにしろ正やんにしろ声がないと流れの不自然さが目立ってイマイチ。
原作は、リオの成長や真悟だけが全てだった賀神が家族を受け入れる素敵なストーリーだっただけに
付録の16分で終わらせてしまって残念な気分になる音声化でした。ちなみにエロシーンも少ないです。
演者さんたちは安定して聴けるのは長期シリーズの強み。
この点だけは良いので評価は中立。
今回の前野さんは残念賀神声の率が高かったです。