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yagate seiyaku no kiss
二人の付き合いもそれなりに長くなり(1年くらい)、柴賀は相変わらずしゃべらないし、木崎もまぁ相変わらずなのですが、付き合い方も一時よりは随分と落ち着いてきています。
作品のトーンも、最初の頃に比べると痛々しさが弱まり甘い雰囲気を漂わせたり、コミカルに描かれるようになりました。
柴賀の酷いアパートから引っ越しをするエピソードなど、二人の性格的な違いが際立って面白く読めました。得体のしれない虫が湧く畳に組み敷かれたり、ダニで痒くなるお布団は嫌だよね…。考えただけできーーーッとなります。(木崎が必死になるのもわかるよ…)
柴賀視点のエピソードもあって、普段しゃべらない柴賀の胸の内がわかるのも面白いです。
前作・前々作を読んだ人にはこちらまで読むことをオススメしたいです。