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孤独な魔人×優しい少年、二人だけの箱庭で少年は咲き狂う――。
majin no hakoniwa
切ない想いを抱えながら、受けを凌辱する攻めー
という序盤のとても印象的なシーンから、グイグイと作品世界に引き込まれました。
2017年刊行のかわい恋先生のこちらの作品、Kindleアンリミにて拝読。
魔人ハディール×人間の少年ロロ、というカプです。
瀕死の父親を救うため、どんな病気も治してくれるという夢の薬草を摘みに、
こっそりと魔人の庭を訪れたロロ(受け)。
そこで番人のドワーフに見つかり殺されかけたところをハディール(攻め)に救われたことがきっかけで
交流が始まり、いつしかお互い心を寄せ合うようになるもー
と続く、異種族間ラブストーリーです。
人間と魔人・魔物との対立関係、
ロロの母親がハディールに殺されていた?という因縁、
ロロに裏切られ(正確には裏切ったわけではないのですが;)怒り狂った
ハディールによる監禁と、冷たくも激しい情事…
と、物語を盛り上げてくれる要素盛りだくさん!
プラス、えち要素もてんこ盛り。
魔界の植物による触手プレイ、ハディールの翼を絨毯にして乗っかって騎乗位プレイ、
翼で全身をさわさわしながらのプレイ…
と、体位もシチュもプレイもてんこ盛り。回数も多い。
あまりにエロ寄りの作品だと一歩引いて読んでしまうこともあるのですが;
こちらの作品ではそうならずにのめり込めたのは、ひとえに
攻め・ハディールの溺愛、切ないほどの思い、献身があったから・:*+.
受けのことを愛して愛して…という攻め、大好きです。
最初に体を繋げた時には「魔人などと体を繋げさせてすまなかった」と
謝り命を絶とうとするなど、ヘタレなのか?と思うぐらいの態度だった
ハディールですが、中盤〜後半にかけて激変。
途中、誤解からロロに冷たく当たったりもしますが…
「ロロを守り愛し、慈しみたい」という気持ちが伝わってくる情事や
終盤の”炎事件”からの救出など、グッと萌えツボを押されるポイント多々、でした。
特に、炎で翼が半分燃えてしまっても
必死にロロを火から守ろうとする姿に胸打たれる( ; ; )
そしてラスト、
うお〜、そうきたか!という、自分的にはちょっと驚きの展開がありました。
確かに心が通じ合っても、魔人と人間では、
”寿命の違い”という問題があるものね。。
「翼、額に美しい石持ち」というハディールのビジュに爆萌えだったのですが、
同じ姿になったロロ、その覚悟と愛が刺さりました。
人間界との訣別を選んででも、愛する相手と共に過ごしたいー
健気なロロの一途な気持ち。たまらないなあ。。
そして忘れちゃいけない、可愛い脇キャラ!!
ロロの手作り・木彫り猫人形がハディールに命を注ぎ込まれ、
猫に変身したメランとアビーノ。(この二人(2匹?)くっついてくれないかな…❤︎)
特に弟分のアビーノの「ロロたま」「おくちゅり」という
舌足らずな話し方に萌え、萌え、萌え…!!!(๑˃̵ᴗ˂̵)・:*+.
物語にほんわか癒しの風を吹かせてくれる存在でした。
エロエロだけど、確かな純愛。
糖度100%の異種族間ラブストーリー、堪能しました☺︎
溺愛モノがすごく読みたくなってこちらを購入しました。
人間のロロと魔人のハディールのお話です。
プロローグはハディール目線から始まります。
内容がすごく切なくてなぜこうなっているのか何もわからなくて辛かったです。
そこから二人の出会いからのお話が始まります。
途中でランドルフという最低な人間が出てくるのですが
このランドフルという人間のせいで
ふたりの歯車が狂ってしまいます。
ここのハディールとロロのそれぞれの気持ちのすれ違いがすごく辛かったです。
愛ゆえに…というやつですね。
最後はちゃんとハッピーエンドだし
溺愛攻めなので読んでいて幸福感がすごかったです。
かわい恋先生の作品は溺愛攻めが多く心が疲れた時にとても染みます。
エロが多めなので苦手な方もいるかもしれないのですが
私はとても好きな作家様で、今回の作品もとても好きだなぁと思いました。
2017年刊。
かわい恋さんについては、エロエロでドキツそうなデビュー作が気になるところだが(でもいつかは読んでみたい)、エロスキーな自分でもいきなりハードルの高すぎるものよりはと思い、この話を初読みにしたのだった。
ルビー文庫というのもあって、エロ度はそれほどキツくはないと思う。
ファンタジーだけど、複雑な設定はないから読み易い。
ただ、作中に出てくる木彫り人形のメランとアビーノ以外の動物や植物は一部人面を掛け合わせたような見た目らしく、可愛いとは言い難いかな。
希少価値のある薬草が多数生えている魔人の庭を管理して、容易く人間が入り込めないように管理しているハディールだが、過去に瀕死の父親を助けようと忍び込んできた少年・ロロには庭を自由に行き来できる鍵を渡して彼の事を慈しんでいる。
庭内の触手樹に襲われて、媚薬のような毒にやられたロロを助ける成り行きで身体の関係が出来て以来、毎月の逢瀬の際に性交を重ねる関係になった。
う~ん、ハディールにとっては大切に慈しんでいた花を手折ってしまった感があるだろうってのに、結構エッチしているんだよな…
この話の場合、ラブシーンならばクライマックスまで引っ張ってもらったほうが切なさが増したのでは?なんて思ってしまった。
ロロが危険な魔人の庭に忍び込む行動にいい顔をしなかった育ての親である神父に監視されるようになり、絶対に他人に口外しないと約束していた鍵を奪われ、当て馬との関係を誤解されてハディールの怒りを買った…
目まぐるしい展開の辺りから一気に面白くなった。
魔人と交わるのを断固として認めない神父とのすれ違い、富も色欲も欲する当て馬の狡猾さ、ロロ自身が秘密を漏らして浮気を誤解されたと後悔する様とか、人間の黒さってのが浮き彫りになっているなぁ…とは感じた。
結果としては丸く収まるものの、二人が早いうちから情を交わすようになった分、切なさが目減りした気がするのだった。
わー……なんだろうなぁ……ざっくりいってしまうと、
「お花畑できゃっきゃうふふ」な、ほんわりイメージとでも申しましょうか。
しかしその中に、触手あり、空中での衆人(魔物)環視ありと、
きゃっきゃうふふでは済まない場面も多く、BL的には結構ハードな展開にも。
とにかく魔人様が受けを溺愛していて、とろとろです。
途中、ご無体もなさいますがそれも愛の裏返し。
全体のほんわりイメージは、物語が受けのロロ視点で語られるからでしょう。
とにかく純粋でいい人なんです!
そのロロが魔人の秘密を守るため、辛い目にあっちゃったりするのですが、
その辺の健気さがなんとも胸が痛い。
かわい恋さんは初読みだったのですが、溺愛とか花嫁とか、
愛され系が好きなのかなと。
健気な受けがとろとろに愛されるお話はいいものです。
物語に素直に入り込めれば、充分面白く読めると思います。
ただ私は、憎まれ役でしたがランドルフのお父さんと、
神父さんのその後が気になってしまい……
いや、要らぬこととは思いつつ……
フェアリーテイルとしてさらりと溺愛を楽しむには充分なのですが、
BLとしてがつんとくるものが足りなくて、ちょっとTLっぽいイメージに。
完全に私の好みとして、BL萌えしませんでした。
なので、評価的には「中立」で。
蛇足ですが、先の皆様の仰る通り、
メランの嫁はアビーノでお願いします!
アマミヤさんのカットのメランが可愛かったので、
ぜひアビーノも見てみたいv
冒頭をサンプルで読んで、攻め視点の切ない鬼畜エロが気に入って購入。
でも本編は、確かに切ないしエロいんだけど、鬼畜シーン1割溺愛シーン9割といった感じで、あれ?と思いました。
内容は、父を助けるために薬草摘みに禁断の地へ足を踏み入れた少年が、魔人と出会ってしまう……というストーリー。
攻めはひたすら穏やかで、受けを溺愛してくれる人。一方の受けは、素直でおっとりしてて優しいタイプ。
攻め・受け以外のサブキャラも愛嬌があって可愛かったです。
猫の執事さん、たまらなく可愛い。
今度また、溺愛ものが読みたい気分のときに再読したいなと思います。
何もかもがハッピーエンド!
と、綺麗に収まるお話が最近多い中での、勧善懲悪が蔓延る人と魔物との身分差?的な悲しくもある内容で。
だからこそ綺麗ごとばかりじゃないこの本は、すぐに内容に入り込めたし、感情移入も自然にしちゃってたし、気付いたら読み終わっていたし、面白くて読み足りないくらいだし…と、
魅力要素を挙げたらキリがないです。
父親の病気を治す為に魔人の庭に忍び込んだことがきっかけで出会ったハディール(攻)とロロ(受)。
それからも月1での交流を繰り返し、徐々にじわじわと愛情をお互いに育んで遂に両想いに!
までは、割と早い段階できます。
それからが特にロロにとっては、波瀾万丈というかやり切れないというか。
神父さんが本当にヤだ!
亡くなった父親に頼まれた責任から厳しく言ってしまうのは分かります。
だけど、育ての親としてロロの幸せを奪うなんて、なんかもう泣きそうになりました。
心神深いって、一歩間違うと怖いってこういう事なのかなあ…と。
あとは、間男最低ランドルフ。
こいつに限っては救いようがないというか、思い出すだけでイライラします笑。
でも、実際にこういう奴って居るんですよね。
そういう、現実でもありそうな(実際あるだろう的な)話を盛り込みながら進められる展開に
一喜一憂させられたお話でした。
ここまで喜怒哀楽が出てしまう本というのも私にとっては珍しく、それだけ入り込んでいたんだなあ…とつくづく思います。
ファンタジーだからって綺麗なことばかりじゃないよ!
みたいな、リアルに読めるこの1冊は本当にオススメです。
父を治す薬草を求めて、恐ろしい魔人ハディールの庭に入ったロロ。だが、魔人ハディールは、周りが噂するのとは違い優しい一面もあった。ハディールとの出会い日から三年、薬師となったロロは、月に一度ハディールの庭を訪れるうちにやがて彼に好意を寄せるようになる。ある日、迷宮近くで魔物に襲われそうになったところをハディールに助けられ、それをきっかけにして二人は恋人同士となる。だが、幸せだった二人は突然引き裂かれてしまう。
ベースは美女と野獣っぽい感じですかね。
魔人とはいえ純粋で、優しくて、傷つきやすいハディールにとても心揺さぶられました。ロロも優しい性格だけど、自分の信念はきちんと貫く健気な子で、好感が持てました。二人とも、自分の痛みより相手の痛みの方が辛いと感じるお人好しさんです。
ストーリーはとても好みで、途中何度も泣きました。ただ、エロがちょっと多すぎかな、と。せっかくロマンチックで感動的なお話なのに、心の結びつきより身体の結びつきが強調されていたのはもったいない気がしてなりません。
ところで、メランの嫁はハディールの魔法とかで成長させたアビーノじゃあかんのん?