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zingi naki yome
今回は作中の情報量が凄くて何を書こうか迷います。
それだけストーリーに動きがあって面白かったという事でもあります。ページ数も300ページを超えていてとってもボリューミー。
副題の乱雲に、波乱や不安定さを感じさせられ読む前から何が起こるのかと、ちょっとドキドキ。
初登場キャラが2人いて、その2人ともが今回のお話に大きく絡み、今後も出番は多そう。
1人が周平の右腕といわれる「支倉」。
もう1人が佐和紀と昔に何やらあった「悠護」。
支倉がとにかく辛辣で、初見から佐和紀を侮辱する侮辱する(`_´)周平と佐和紀を離れさそうと画策し、そのせいでとんでもない展開になったりするのですが…。でも、結果的に、支倉は悪いヤツか?と聞かれるとそうだとは言えない。
全てが周平のためだっただけなんですよね。
かと言って好きなキャラクターと言えるほどの働きを本作では見せてくれていないので、今後に期待!
悠護は良いところも悪いところも特盛で、魅力的なキャラクターでした。
大滝組組長の息子でありながら、ヤクザにはならずヤクザより汚いことをして稼ぎ、正体不明の後ろ盾を持つ。ジェット機まで持っているそう。…チートだわ(°▽°)
ところで、悠護は昔の佐和紀といろいろあったそうなのですが、周平とも昔からの知り合いだったようで。
今回、周平佐和紀ともに悠護との過去の事は詳しくは出てこず、あとがきによると電子書籍の短編集(続・仁義なき嫁6〜短編集〜)に載っているそうです。
短編集は今のところ電子書籍のみなのです!シリーズ物は媒体を統一させたいのですが、でも読みたいな…と、困ってしまい白目むいてます。
♡..回を追うごとに、岡村(舎弟)の魅力が増していきますね〜。(比例して岡崎(若頭)の萌えシーンが減している気が)
正直なところ私は、岡村がたとえ攻めになったとしても、ここまで萌えないと思うのです。今の周平×佐和紀の関係があった上での岡村に激しく萌えるのです。
岡村が静かに燃やす佐和紀への想い。想いが叶う、叶わないは岡村にとって重要ではないのだろうな。
♡..あとは、悠護にまつわる周平の嫉妬も見逃せないし、それに付随するえろも、嫉妬の分、言葉責めなどに卑猥さが増していました。
負傷した佐和紀を案じて周平が『無精髭を剃っていない疲れきった風情』になるのも良い萌えどころでした。
話は変わって。
私は、佐和紀の大モテ描写がとても好きですし、もっとモテて周平や岡村や岡崎、石垣(舎弟)その他もろもろをブンブン振り回して欲しいとも思う。
しかし、今回はちょっと複雑に思うことも。佐和紀はあくまで遠因であって、悪いのは本郷(こおろぎ組若頭)本人なのだけれど、男一人の人生が変わってしまったのは、やっぱり複雑。
佐和紀はとても優しい人だけれど、時に残酷。
それにしても、本郷のことをここまで気にする私は、少しおかしいのかも知れない…。笑
最後に。
終盤で周平と佐和紀、舎弟3人組で温泉に行くのですが、最高に癒されました!
佐和紀に一緒にお風呂に入ろうと誘われて、タジタジになる石垣は可愛いし、濁り湯にみんなで入ればどうにか…と言う岡村は絶対大丈夫じゃないだろうし、ギャーギャー騒ぐ三井の明るさが楽しいし。
さて、次巻も舎弟3人組を愛でながら、周平×佐和紀に萌えてきます〜♬
このシリーズの面白い所はよくわからない2人が夫婦になった所から物語が始まりキャラクターが馴染んだ所でそれぞれの過去が少しずつ明かされていくこと。上手い手法だと思います。それぞれのエピソードが全部知りたくなっちゃう。
今回は海外にいてなぜかヤクザになっていない大滝組組長の息子・悠護と同じく海外にいた周平の右腕・支倉が初登場。両方大滝組に必要な人物で味方サイドの筈なのに佐和紀と周平の仲を揃って引き裂こうとしてくる展開に。結末が気になりページをめくる手が止まりません。
佐和紀に執着しすぎる男はたくさん登場するけど(ていうかほとんどの男がそう)今回はそれが行き過ぎて破滅へと向かった男が1人。でも佐和紀はBLの型にはまらない破天荒な性格がいいなあ。それでいてエロシーンではちゃんと良い仕事するし。
いつもセクハラかます若頭の岡崎が今回はちょっとかっこよく見えました。イラストでも大人の魅力があるし。支倉は周平に男惚れしすぎてるので受け属性。オールバックとスリーピース素敵。佐和紀の小姑的男でした。
世話係の長男的ポジのシンも存在感を出してきています。あんなに濃厚な夫婦生活を側で見せつけられても佐和紀への横恋慕が止まらないって真性ドMかと思います。愉快なキャラクター達からまだまだ目が離せません。次巻にも期待!