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kaseifu to papa
敏腕家政夫として働いている受けは、子持ちのシングルパパである漫画家の元に派遣されることに。訪問してみるとその漫画家が中学時代の初恋の相手だったことが判明。父子と共に過ごすうち、恋心が再燃して戸惑う受けだったが…。
漫画家の父親攻めと幼稚園児、家政夫受けのほのぼのハートフルコメディです。
受けはゲイで、中学時代の片想いの相手に家政夫の派遣先で偶然再会。初恋の人が顧客で、笑顔を見たり距離が近くて心は揺れますが、そのことで仕事がおざなりになることはないプロフェッショナルな家政夫です。
攻めは離婚して幼稚園年少の男児を1人で育てながら在宅で漫画家をしています。連載作がヒットして一気に忙しくなったことで、アシスタントの助言もあり家政夫を雇うことに。子供を可愛がっている子煩悩なパパで、子供が人見知りなので他人を家に入れるのはなぁ…と思っていたら、やって来たのが偶然にも元同級生で大喜び。
プロフェッショナルな受けも、子煩悩で仕事を頑張っている攻めも大変好感の持てるキャラクターで、それに加えてちみっこも可愛く、読んでいてニコニコしちゃうような作品でした。
ちみっこは小さいのにとてもいじらしく、受けにも攻めにもとても懐いていて可愛らしい。しょっちゅう「きゃー♡」って言いながら受けに抱きつくのに悶絶。たまのわがままさえ可愛らしい。まあ少々物わかりが良すぎる気はするけれど、BLファンタジーだからいいですよね。
ラブの面では、受けがプロフェッショナルすぎて仕事と恋愛をきっちり分けるためなかなか進展せず、ノンケの攻めの方から事を起こす展開。それもなかなかヘタレな攻めなので、「毎日この家に通うの大変じゃないか?(=一緒に暮らしたい)」「全然大変じゃないよ!」とか、ヘタレ×ニブニブならではの噛み合わないやり取りがおかしかったです。
くっついたあと、本懐を遂げるまでがかなり長いのも、焦れ焦れながら萌えました。
微笑ましく可愛らしい、癒し系小説でした。
Cielさんの描くちみっこもとっても可愛くて堪能しました。
一箇所、子供の名前が間違って受けの名前になっているところがあり、それはちょっと冷めちゃいました。校正大事。
栗城さんのほのぼのBL大好きです。
初恋の2人が大人になってから再び出会い、恋をします。
攻めの昴はバツイチでノンケ。子連れの漫画家さん。
受けの千尋は仕事熱心なスーパー家政婦さん。
序盤で千尋の淡い思い出が綴られていますが、恋を恋と認識していない頃の理由が分からずドキドキする感じがたまらず…思わず初恋を思い出しちゃいました。
千尋の仕事に対するプライドや昴の子供に対する愛情など、2人の恋路以外の要素もしっかりあって楽しませていただきました!!
昴の元嫁がとんでもないクレイジーな女です。こんな母親絶対嫌だ。別れてよかったね。
歪な形で、しかししっかりと家族になっていく3人を応援したくなる。
本当に盛りだくさんで楽しいお話なので色んな人におすすめしたいです!!
表紙やタイトルで前面に子持ちパパを押し出されてて
BL部分がが薄くなるのかなぁ?と躊躇してしまったのですが杞憂でした♪
初恋の人との再会ものなので
初恋のやり直しをしているような感覚があって
とても甘酸っぱくて、どこかむず痒いw
萌えをたっぷり堪能出来ましたヾ(*´∀`*)ノ
ラブ面でモダモダモジモジしてる2人を楽しみつつ、
とってもキュートな子供ちゃんに癒され、
思春期かっ!ってツッコミたい焦ったさに萌え、
とっても面白かったです(∩´///`∩)
「やだなにそれときめく」
脇に出てくる友人セリフなのですが全面同意!!!
と激しく頭を縦に振ってしまいますw
初恋の相手との再会で距離を計りかねる受け。
頭なでなでしたり、子供と一緒にクッキーお口アーンで指先に唇が触れたり。
攻めの寝起きの顔や、ふと漏らす弱さ。…etc.
その度に激しく動揺してて、その描写がすごく甘酸っぱくて痒い!!!(訳:萌える)
萌えツボにズキュンときてキュンキュンしました///
攻めは口下手でちょっぴりヘタレた部分があり、
受けはゲイであることを自虐的に捉えてるせいか言葉を曲解して受け取る。
些細な嫉妬がどんどん悪い方へ転がって拗れる時は泣きました(;ω;)
側から見てると受けの言葉の受け取り方は卑屈だなぁと思わなくもないけど、
それだけ嫌な思いをしてきたのかな…。
信用されてなかったと深く傷つく姿が萌える←
攻めは攻めでムキになった子供みたいでフォローが遅くモヤっとしたけど、
攻めも受けもガッツリ傷ついて落ち込む姿は良いスパイスでした(∩´///`∩)
ただ、2人の喧嘩に子供が巻き込まれるのは絶対に良くない!
お気に入りのおもちゃ抱えて泣き疲れて…胸が痛かったです。
でも恋人になった後は2人でめいっぱい愛情を注いで、守って。
笑顔溢れる幸せな家族になれてジンワリ暖かくなりました。
青春の甘酸っぱさとほのぼのファミリーが同時に楽しめて大満足です(﹡´◡`﹡ )
初恋相手との再会ものです。更に、二人でほのぼの子育て(*´ω`*)
あらすじは、家政夫として新しい職場に出向いた千尋(受け)が、そこで中学の頃の初恋相手・昴(攻め)と再会します。人気漫画家になっていた昴は離婚しており、3才の息子がいて…というものです。受け視点です。
受けの千尋は調理師免許とベビーシッターの資格を持つスーパー家政夫さん。仕事に責任とプライドを持って務めているのが好印象です。しっかり者なのに、微妙にネガティブで鈍い所があるのもご愛嬌。
攻めの昴はちょっと頼りない部分がありつつも、息子にいっぱいの愛情を注ぐいいパパ。やや嫉妬深くもあります。
仕事で忙しい昴に代わり、千尋が家事や子育てを引き受け…という流れですが、ここがとてもほのぼの。一応、家政夫と依頼人とその息子…という体なのですが、なんかもう仲良し3人家族にしか見えてこないのです!
しっかりものの奥さんと、ちょっと頼りないながらも愛情いっぱいのパパ、そしてかわいいちみっこが、子どもの病気や行き違い、ちょっとしたトラブルなんかを乗り越えて、絆を深くしていく…といった感じでしょうか。
子育ての現実がしっかり書かれているのも面白いし、何より初恋相手と綿密に接しなければならず、ドキドキしっぱなしの受け…という展開に萌えます。
そして千尋に甲斐甲斐しく世話を焼かれ、朗らかな彼に癒される昴…というシーンも素敵なのです。
後半では、別れた奥さんが「息子を引き取る」と出ばってきて…という展開。この母親がびっくりするくらい嫌な女です。現実でもまれに、子どもに対する愛情が欠如している母親って存在しますが…。
この母親の出現で、千尋が男同士という現実や、母親にはなれない…と悩む事に。
父と息子のダブルで、そんな千尋の不安をぬぐいさってくれるのが素敵です。
絡みは2回。今回はちみっこが居るので、いい所で邪魔されてなかなか本懐をとげられず…という展開。
この作者さんの書かれるちょっとネチっこい感じのエロシーンが大好きなんですが、こう、快感でグズグズになっている受けに、攻めが煽られて更に猛追する感じの。
それが今回は控えめで、ちょっとアッサリ。ノンケの攻めが、元々ゲイで経験のある受けに教えを請うという体で、恥ずかしい言葉攻め…という展開には萌えました(//∇//)
本当に個人的な好みの問題で、攻めが受けを好きで好きで…という設定が好きなのです。今回は逆で受けが攻めを好きで…というもの。逆パターンなら更に萌えたと思うのですが…。そんな訳で、評価は『萌』です。
初恋相手との再会や、子育てものがお好きな方におすすめです。
家政夫の中村千尋(受け)は新しい仕事先として友人の智也からアシスタント先の漫画家を紹介されます。顔合わせで訪ねてみるとそこにいたのは中学の時の初恋の相手昴(攻め)でした。離婚して3歳の息子、尊を育てながら漫画家をしている昴は、尊が成長して目が離せなくなってきたため、家政夫兼シッターとして千尋に来てもらうことにします。尊はすぐに懐いてくれて仕事も順調なのですが、すっかり思い出になったと思っていたのに、仕事をしながらいいお父さんをしている昴を見ているうちに再び恋に落ちてしまいます。
千尋は調理師免許を持ち、ベビーシッターの資格も持っている優秀な家政夫です。
仕事にプライドをもって向き合う姿は好感が持てますが、他人には臨機応変に融通をきかせられるのに自分には厳しく、雇用主と一線を引くようにしていて真面目な人物だと思われます。
昴が当時から幸せな家庭を築きたいという夢を持っているのを知っているので自分の恋はかなわないと思っています。
昴は漫画家になってまだ売れていないうちにできちゃった結婚をしてしまったせいで、生活に余裕がないことに嫌気がさした妻に出ていかれ、仕事に子育てに大変ですが、息子の尊には愛情をいっぱい注いでいます。とはいえ、売れてきたため忙しくなり、子供のために仕事をしているのに、仕事のために面倒が見れないというジレンマに陥っています。尊を保育園ではなく幼稚園に通わせているのが気になりましたが、待機児童とかの問題でしょうか。保育園だったらもう少し楽だったろうと思われるのですが。
千尋視点なので、どこで昴が千尋のことを好きになったのかはよくわかりません。
毎日の繰り返しで少しずつ好きになっていったのかな。
千尋はかなり鈍感なようで、ヘタレな昴が恥ずかしいからと言葉を暈して言っても、ほぼわからず、違う風に解釈するので、千尋が誤解して傷ついたり、昴ががっかりしたりします。それで千尋が傷つくのは切ないですが、昴がわかってもらえなくてがっかりするところのほうは面白かったです。
尊は初めは早生まれの年少さんの最後の方だったのが、最後の方は年長の最初のころになっています。この子がとってもかわいくて癒されました。
小さいのに、母親がいないせいでいろいろと我慢することもあるだろうに我慢している姿がけなげです。でも、お父さんからも千尋からも愛情いっぱいもらっているからきっと大丈夫でしょう。
昴の元妻は女としてというよりは人間として最低な人でした。子供をさらおうとするのも愛情からではなく慰謝料やら養育費やらが目的で、こんな人に引き取られたら絶対ネグレクトなんかの虐待に走られると思います。貧乏だからって浮気して子供を置いて出ていっておきながら、子供と慰謝料よこせってバカなんだろうかと思いました。この場合、自分が払わないといけない案件なのに。こういうおバカな人は子供を産むのはやめてほしいものです。
あらすじ通りの内容で、ハウスキーパーの新しい赴任先が初恋の相手で、子持ちシングルになってたというやつです。
なんといっても、ちびっこ(年少さん)がかわいいに尽きる。
二人の恋愛模様は、うーん…モダモダしてるなぁって感じ。
在宅の漫画家&ハウスキーパー、後半からは恋人同士として、一週間に9時間×5日間過ごしているくせに、下手な遠距離恋愛よりも距離感があるような気がする。
結構受けがハウスキーパーものとか、受けが子供の面倒を見るものを読んでるつもりだけど、それらの作品と比べて「勤務時間管理がきっちりしてるなぁ」という変な感想を抱きました。
受けは定時になると割とあっさり帰るんですね。
「(名残惜しそうに)もう帰る?」「うん。約束の時間過ぎてるからね。」みたいな。
まぁでも、「事務所へ戻って業務終了の報告をしてから、再度戻ってくることもままあった」とあるので、お金にならないならとっとと帰るってわけでもないんだけど。
(そして事務所に業務終了の報告がメールとかじゃないなんて、昭和か??と思った)
最大の山場である攻めの元妻襲来によるトラブル発生時。
16時過ぎても攻めが帰ってこず、ちびちゃんを一人にさせておくわけにもいかないので家に居続ける受けの元へ、「遅くなるから延長して欲しい。」という連絡が入る。
恋人だからと、契約がなぁなぁにならない点は美点なのかもしれないけど、「なんでさっさと住み込み契約に切り替えないのか?」という疑問が終始つきまといました。
だって、攻めは超売れっ子漫画家でお金には困ってない。
「くっそー契約時間終了でも返したく無いし、16時以降は仕事はしなくていいから一緒にいて欲しい。他の客の所にもやりたくない」→「そうだ!住み込み契約に切り替えればいいんだ!」って普通の攻めなら秒で浮かぶ発想だと思うんだけど、この攻めはこれを申し出るのに一年間かかった。(おまけにぐずぐずしてたせいで他の客との兼ね合いがあり住み込みNGになってた)
私が攻めなら、それなりのお金を事務所に払って受けを引き抜いて、受けを永久専属にするのに!!
そんなんだから、恋人同士になった後でも1年間合体できないんだよーー!!
(攻めが超〜多忙な売れっ子漫画家&子持ちなので、そんな時間ないらしいんだけど、それにしても1年間もマジで??としか思えなくて。)
残業とか延長とか、そんなんじゃなくて、「今日は帰るなよ」ってふつーに言えばいいだけじゃん!!
攻めはなにやってんだよーー!!としか思えませんでした。
そして受けもさー、木曜日が定休日なら水曜日の定時後はそのまま恋人として残ってお泊まりすればいいじゃん。
「お泊まり」という選択肢が、一年間経っても湧いてこない二人には、ただただ変なの……としか思えませんでした。
初恋の人との再会もの。
Ciel先生のカバーイラストから受ける印象通りの、ぽかぽかとしたあたたかい雰囲気の中で育まれる、大人のむずがゆい恋のお話でした。
ハウスキーパーとして偶然にも初恋の相手・昴の元で勤務することになった千尋。
まず、千尋のハウスキーパー…家政夫さんの仕事っぷりが読んでいて気持ちが良かったですね!
お仕事なので当たり前と言えば当たり前なのですが、細やかな心配りが見られる丁寧な働き方で好感が持てます。
ハウスキーパーものの中でも、仕事とプライベートの線引きをきっちりしているタイプの受けだなあと思いました。
そして攻めの昴も、漫画の執筆で忙しい中でも息子に対して愛情深くしっかりと向き合おうとしているのが見えてこちらも好感度大。
でもちょっとヘタレな部分というか、父親として完璧ではない部分もちらほらと見え隠れするんです。ここが良かった。
受けに自分の弱い部分を見せる攻めからしか得られない栄養素ってありますよね。
昴と、昴の息子・尊、千尋が繰り広げる、ごく普通の日常風景がすごく平和であたたかくて、読んでいて心安らぐかわいらしさでホッとしてしまう。
なんといってもちびっ子の尊がとっても良い子。いじらしいやらかわいいやらで、この作品のあたたかい雰囲気は尊のキャラクターがあってこそかなと思います。
そんな疑似家族めいた雰囲気の中、大人2人の恋はというと…
なんて焦ったいの!と思ってしまうほど初心なもの。
なかなかストレートにものが言えず、遠回しにしかアプローチが出来ない攻めと、遠回しな物言いの裏側が読めない受けの図にクスッと笑えちゃいます。
ちょっと焦ったいかなあと思いつつ、あまり性急に事が進んでも作品の雰囲気には合わないかも…とも思うので、これくらいゆっくりな大人のもだついた恋というのもありかなあと感じました。
初恋の相手との再会からのときめきがじわじわ広がっていく様子が甘酸っぱく、子育てものになりすぎないちょうど良いバランスの読みやすい1冊でした。