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Sommelier no kuchizuke
帯『恋を知ったソムリエのくちびるは甘くなる。』
陽[受]はワインをこよなく愛し、一度飲んだワインの味は忘れないというソムリエ見習い。
金持ちの社長槌谷[攻]が若いソムリエ見習いの才能と人柄に惚れて一人前のソムリエにしようと協力してくれるんですが、そこに陽の先輩ソムリエと槌谷の関係が微妙に絡んでくるので、誤解やぐるぐるがあってお互いの気持ちを知るのは最後になってから。
ともかくワインの蘊蓄が沢山出て来ます。
これもある意味お仕事BLになるのかな~?
かなりワインの蘊蓄や描写がてんこもり。
ワインや料理の描写は楽しいんですけど、恋愛部分はイマイチかなあ。
陽が実光と槌谷の中を誤解するくだりは分かるんだけど、その誤解が解けるシーンがこうイマイチすっきりしないというか。
ワイン蘊蓄BLって感じです。槌谷も陽も好きなタイプの攻と受なんですがあんまうまく絡んでなかった気がします。
ワインと料理描写でちょいオマケで萌ですが、恋愛部分は中立で。
一見意地悪そうな社長で攻の槌谷は好みですが、
小生意気なかわい子ちゃんなソムリエ見習いの陽は好みでなくて、
と言う事もあって今一つ萌え感上がらなかったです。
でも、陽のようなタイプが好きな方にはお勧め。
デキるうえに美人さんな先輩実光と、
槌谷の仲を陽が誤解するのはすごくわかるのですが、
誤解が解けた時があっさりし過ぎ?
あとワイン会の事件がちょっと気になります。
実光のような人がついていてああはならないように思います。
話の展開上なのはわかるのですがどうしても引っかかるので、
もう少しキレイな展開にして頂けないだろうかと思います。
ワインに関するアレコレは色々と楽しかったです。
BL初心者にはお勧めの一冊でもあります。